ネペンテスの育て方

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ネペンテスの育て方

ネペンテス(ウツボカズラ)の育て方-How to grow Nepenthes-

ネペンテス(ウツボカズラ)の主な育て方を紹介していきます。

生育環境によって異なる育て方

ネペンテス(ウツボカズラ)は東南アジアを中心に幅広い地域で生息しており、

一言にネペンテスといっても、人工交配種を含めると100種類以上もいると言われています。

自分が育てている、もしくはこれから育てようとしている種がどの地域の種なのかによって育て方は異なります。

まずは大きく2つに分けられる分類を紹介します。

ローランド種

標高0mから1000未満の低地に生息するネペンテス(ウツボカズラ)のことを指します。

ジャングルのような木々が生い茂った、高温多湿の熱帯雨林の環境。

日本で一般的に出回っているネペンテスはほとんどがローランド種。

主なネペンテス(ウツボカズラ)の種

など

特別な環境を用意する必要はなく、家庭菜園やインテリアとしても楽しめます。

ハイランド種

標高1000m以上の山間部に生息している種です。

四季のある日本で育てるのは難しく、あまり出回っていません。

その為、値段も高価に。

主なネペンテス(ウツボカズラ)の種は

  • ネペンテス・アリストロキオイデス
  • ネペンテス・クリペアタ

気温を一定に保てる冷蔵設備が必要です。

ローランド種と比較すると育てるのは難しいが、ネペンテスの中でも更に特殊な見た目をしている種も多く、魅力的に感じる方も多いです。

ネペンテス(ウツボカズラ)ローランド種の育て方

難しい印象を抱く方もいるかもしれないが、ローランド種のネペンテスであれば育てるのは難しくはありません。

育て方のポイント

ネペンテスは光合成により生長します。

一年を通して日光もしくは人口光線により光に当たる環境が望ましいです。

また、湿度は70%以上を保てると、捕虫袋が大きくなりやすくなります。

飼育方法①鉢で育てる

鉢で育てるのが一般的な飼育方法。

他にお金がかかったりしないので、最もコスパが良いです。

鉢の置く場所

春から秋にかけては戸外で光の当たりやすい環境に置きます。

真夏の炎天下の直射日光では逆に弱ってしまう場合もあるため、その際は間接的に日が当たる場所などに移しましょう。

気温30度以上は望ましくない種もあるため、事前に調べておき、どの気温が適正なのか把握しておきます。

冬は室内で光の当たる場所かつ、乾燥に弱いので透明の袋やケースに入れることが望ましいです。

水やり

春から秋にかけての水やりは鉢土を乾かさないように頻繁にあげます。

冬は気温が低いため、頻繁に水やりはせず、土が乾いたら水やりをする程度に。

適宜、葉水をあげると空中湿度を保ちやすくなります。

用土

水苔のみがオススメです。

ネペンテスは元々栄養の少ない土地で生息しているため、肥料の入った土だと、捕虫袋をつけなくなってしまう場合もあります。

害虫・病気

春から秋はアブラムシやカイガラムシが付くことがよくあります。

特にアブラムシは新しく生えてきた葉につくため、生長を阻害しかねません。

また、斑点病にも気をつける必要があります。

植え替えのタイミング

株が大きくなってきたら、一年の中でも夏場の6月から8月がオススメです。

もともとネペンテスは根が弱く細いため、傷つけないように注意しながら、土などを取り除き、

根が常に乾燥しないようにしながら作業をしましょう。

飼育方法②水槽で育てる

インテリアとしても楽しめる飼育方法。水槽の中で育てるため、湿度や光調の管理が楽。

テラリウムやアクアテラリウムとして上手く作ることができれば、オシャレなインテリアにもなり、近年は人気が急上昇中です。

必要な設備を整えるまで少し費用はかかります。

水槽の大きさ

ネペンテスは種によって生長が早いです。

購入時にちょうどのサイズを選んでしまうと生長に追い付かず、窮屈な空間になってしまいます。

45cm以上の水槽がオススメです。

水槽の置く場所

主に人口ライトによって光合成を促すことになるため、日の当たらない場所でも問題ありません。

アクアテラリウムにする場合は水を入れるため、かなりの重量になる。安定感のある台に設置するのが望ましいです。

水やり

常時湿度を70%に保つことが理想。湿度計を見ながら、週に一回程度の水やりをして下さい。

湿度が高いため、カビには要注意。植物専用のカビを抑えるスプレーがあると良いです。

用土・土台

鉢と同様に水苔のみがオススメです。

根を水苔で包み、流木などの上に設置します。

害虫・病気

室内の水槽であれば、害虫はほぼつくことはありません。

カビによって根が傷んだりしないように気をつけましょう。

リセットのタイミング

鉢と同様に6月から8月が良いです。

水槽を洗浄したり、新しくテラリウムを作る際は特に根が乾かないように注意を払います。

ネペンテス(ウツボカズラ)ハイランド種の育て方

ハイランド種は標高1000m以上に生息している種の総称です。

ローランド種と比較すると難易度は上がるが、その育てる難しさと独特な見た目から人気も高い。

個体によって差はあるが、価格帯はそれなりにする種が多く、市場にも出回っていないため、専門店や育てている方から直接購入することが多いです。

飼育方法③温室ケースで育てる

夏はクーラー設備、冬はヒーター設備を備えた温室ケースを作成します。

スペースの確保が室内だと難しいことから室外に設置する場合が多いが、専用の部屋を確保するなどし、室内で育てている方も。

初期費用、維持費共にかかるが、ネペンテスの各個体にとっては生息している環境に最も近づけることができ、理想的な生育環境でもあります。

もっと詳しくネペンテス(ウツボカズラ)の情報を知りたい方はコチラ

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