観葉植物の育て方

【観葉植物】サンスベリア(トラノオ)の育て方って?水やりの注意点やオススメの管理など栽培ポイント、植え替え方法など

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【観葉植物】サンスベリア(トラノオ)の育て方って?水やりの注意点やオススメの管理など栽培ポイント、植え替え方法など

サンスベリア(トラノオ)の育て方って?

この記事はこのような方にオススメ

  • サンスベリア(トラノオ)の育て方を知りたい
  • 用土や植え替え方法を知りたい
  • 管理方法を知りたい
ユカ緒
サンスベリアの育て方を紹介するよ

最後まで読んでね~

サンスベリア(トラノオ)はアフリカなどの熱帯地域、亜熱帯地域の乾燥地に生息する植物です。

肉厚で、鮮やかなグリーンの葉っぱは観葉植物としての人気がとても高く、

丈夫で育てやすいことから、初心者の方にもオススメです。

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サンスベリア(トラノオ)って?

サンスベリア(トラノオ)は、乾燥に強く毎日お水をあげる手間がないため、

観葉植物を育てたい、でも毎日の管理は面倒、という方にもオススメです。

サンスベリア(トラノオ)の葉っぱは空気清浄効果がある観葉植物として、

一時期、脚光を浴びたことがあります。

光合成により夜に酸素を多く放出するため、ワークスペースや寝室にも向いている植物です。

サンスベリア(トラノオ)の基本情報

サンスベリア(トラノオ)はスズラン亜科のドラセナ属です。

分類 被子植物 angiosperms
単子葉類 monocots
キジカクシ目 Asparagales
キジカクシ科 Asparagaceae
亜科 スズラン亜科 Nolinoideae
ドラセナ属 Dracaena

実はドラセナ属に分類される種で、

以前はチトセラン属(Sanseveria)として認識されていました。

その名残りで、今はサンスベリアと呼ばれる本種ですが正式にはサンセベリアと呼ばれ、

サンセベリア・トリファスキアータのことを指します。

園芸品種が数多く流通していて、地中に茎を横に伸ばし、

地上には葉っぱだけを出すのが特徴です。

肉厚の葉っぱには水を溜める器官が備わっています。

日本では縞々の模様が虎の尻尾に似ていることから、虎の尾として親しまれてもいます。

サンスベリア(トラノオ)の生息地と気候

サンスベリア・トリファスキアータの原産地はアフリカのナイジェリア、コンゴ民主共和国の乾燥地帯に生息していて、

乾燥にとても強いです。

サバンナ気候と呼ばれ、年間を通して雨量は少なく、1日の気温差が17℃を超える日も。

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サンスベリア(トラノオ)の育て方


サンスベリア(トラノオ)は乾燥に強い反面、

低温と過湿には弱く、水のあげすぎによる根腐れに気をつけて栽培すると、

元気に育ちます。

サンスベリア(トラノオ)は生長が早く、地面から上に出ているのは葉っぱのみのため、

適度に植え替えが必要になります。

茎と根っこが土の中でいっぱいになってくると、通気性が悪くなり、

蒸れてしまうと徐々に弱ってきます。

水は与えすぎず、定期的な植え替えがサンスベリア(トラノオ)を元気に栽培するポイントです。

サンスベリア(トラノオ)の水やり

サンスベリア(トラノオ)は乾燥地帯に生息する植物なので、

水やりの頻度は一年を通して少なめが良いです。

春、秋

春、秋の気温が暖かい時期は、

2日〜3日に一回お水をあげます。

土の表面が乾いたら、鉢底まで水が流れるくらいたっぷり水をあげてください。

梅雨、夏

湿度の高い梅雨や夏は4日〜5日に1回が適切です。

土が完全に乾いている状態で、早朝もしくは夕方にお水をあげてください。

お昼は気温が高く、根っこが蒸れてしまう可能性があるので極力避けるのが懸命です。

11月〜3月ごろはサンスベリア(トラノオ)の水やりはほとんど不要です。

目安は気温8℃以下になったら水やりを止めてあげましょう。

この時期はサンスベリア(トラノオ)の休眠期なため、水やりをすると根腐れを起こし枯れてしまう可能性があります。

サンスベリア(トラノオ)の肥料

春から秋に暖効性肥料を2、3ヶ月に一回あげると、

元気に育ってくれます。

ただ、生長は植物の健康状態や栽培環境に左右されるため、

一度にたくさんあげるのではなく、

水やりの時にちょっとあげてみて様子を見てください。

サンスベリア(トラノオ)の栽培ポイント

サンスベリア(トラノオ)は日当たりの良い環境を好みます。

なるべく日光の当たる環境で、春から秋までは風通しの良い場所にし、

冬はなるべく低温を避けられると元気に育ちます。

真夏は直射日光に当たると葉焼けを起こすので、

すだれなどで半日陰にすることを忘れずに。

耐陰性はありますが、植物なので日光のある環境の方が良いです。

そして水やりの頻度は他の観葉植物と同じように頻繁に与えることがないように気を付けてください。

サンスベリア(トラノオ)の植え替え方法

サンスベリア(トラノオ)の植え替えは1年に1回が理想的。

鉢のサイズに対して窮屈そうになったら植え替えをしてあげます。

時期はサンスベリア(トラノオ)の生育期にあたる5月〜7月頃が良いです。

サンスベリア(トラノオ)の植え替え手順

・新しい鉢に鉢底ネットを敷き、軽石を入れる

・軽石の上に新しい用土を1/3ほど入れる

・サンスベリア(トラノオ)を鉢から出す

・サンスベリア(トラノオ)の根をほぐし、土を落とす

・新しい鉢にサンスベリア(トラノオ)をまっすぐ入れる

・用土を入れ、隙間をなくす

・お水は1週間から2週間あげずに様子を見る

サンスベリア(トラノオ)植え替えのポイント

新しい鉢は1回り大きい鉢を選ぶと、根が広がる余裕ができます。

植え替えの頃合いとしては根詰まりが起きている状態かを見極めるのが大事です。

お水をあげても用土への吸いこみが遅かったり、

鉢の底から根っこが出ていると根詰まりしている可能性が高いです。

また、スコップやハサミ、軍手など植え替えに必要なものは

事前に揃えておくとスムーズに進められます。

サンスベリア(トラノオ)の害虫

植物を育てている以上は切っても切り離せないのが、

葉っぱや幹を食べて成長を阻害してしまう虫です。

ネぺ吉
虫はあぶないよ

ハダニ類

ハダニは0.5mm程度ととても小さく、葉っぱの裏側にいます。

サンスベリア(トラノオ)の生育期にあたる春から秋にかけて繁殖することが多く、

被害が進むと葉っぱが枯れてしまいます。

カイガラムシ類

ひとえにカイガラムシといっても色々な種類がいるため、

サンスベリア(トラノオ)への影響もさまざまです。

貝殻に似たようなものを被っていて、栄養を吸い取ってしまいます。

ナメクジ

屋外で栽培しているとたまについています。

うねうね動きながら、葉っぱを削りながら食べていきます。

夜行性で見つけにくいですが、白っぽい筋があったらナメクジが通った跡かもしれません。

サンスベリア(トラノオ)は室内と屋外どっちで育てるのが良い?

乾燥に強いサンスベリア(トラノオ)は室内、屋外、どちらで育てることもできます。

ただし、いくつかの注意点があるので、紹介していきます。

サンスベリア(トラノオ)を室内で栽培する場合

・室内がオシャレになる

・マイナスイオンと空気清浄効果

・害虫がつきにくい

鮮やかな葉っぱをもつサンスベリア(トラノオ)が室内にいるだけで、

まるで別の部屋のようなくらい、オシャレな雰囲気を演出してくれるはずです。

室内で育てる場合はなるべく日の当たる場所か、

定期的に日光浴をさせてあげましょう。

耐陰性のある植物ですが、日照不足になると葉っぱが萎れて元気がなくなってしまうので、

注意が必要です。

また、夏場は湿度が高くなりがちなので、風通しの良いところに移動すると良いでしょう。

サンスベリア(トラノオ)を屋外で栽培する場合

春から秋にかけては屋外で栽培することもできます。

・春から秋の生長期に大きくなりやすい

・庭やベランダがオシャレになる

サンスベリア(トラノオ)は暑さに強いため、屋外での栽培もできますが、

直射日光や害虫に注意してください。

日光はなるべく遮光するなどして、直接当たらないようにすると葉焼けを防げます。

サンスベリア(トラノオ)が大きくなったらやりたいこと

サンスベリア(トラノオ)は生長が早く、見た目でわかるのは葉っぱのみです。

水をあげた時に根詰まりを起こしていないか、注意深く観察してあげましょう。

しっかりと管理してあげることで、気持ちよくぬくぬく育ってくれます。

植え替え

サンスベリア(トラノオ)は生長が早いので、

できれば1年に一回、植え替えをしてあげてください。

株分で増やすことができるので、大きく育ってきたら、挑戦してみても良いかもしれません。

葉挿しで増やす

多肉植物のように葉挿しで増やすことができるのがサンスベリア(トラノオ)です。

土挿し、水挿し、どちらでも増やせますが、

葉挿しで増やすと先祖返りをし斑が消えてしまいます。

斑入りの品種の場合は株分けの方が向いています。

サンスベリア(トラノオ)の栽培は楽しい

大きな葉っぱをもつサンスベリア(トラノオ)は初めて育てる方にもオススメできる植物です。

鮮やかな見た目と手間のかからなさが人気の観葉植物としてはダントツの人気なのではないでしょうか。

水やりのコツさえ掴めれば難しくはないと思います。

栽培にぜひ挑戦してみてください。

生活に緑が加わると、きっと毎日が幸せに過ごせますよ。

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  • この記事を書いた人

ネペ吉

ネペンテス(ウツボカズラ)にハマった食虫植物。 柴犬を飼って、自然に囲まれた場所で生活をすることが夢。

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