観葉植物の育て方

【観葉植物】ゴムの木(フィカス)の育て方って?水やりやオススメの管理など栽培のポイント、植え替え方法など

  1. HOME >
  2. 観葉植物 >
  3. 観葉植物の育て方 >

【観葉植物】ゴムの木(フィカス)の育て方って?水やりやオススメの管理など栽培のポイント、植え替え方法など

ゴムの木(フィカス)の育て方って?

この記事はこのような方にオススメ

  • ゴムの木(フィカス)の育て方を知りたい
  • 用土や植え替え方法を知りたい
  • 管理方法を知りたい
ネぺ吉
ゴムの木(フィカス)の育て方を紹介するよ

最後まで読んでね~

ゴムの木(フィカス)は熱帯地域の広範囲に生息する植物です。

シンボルツリーとして、とても人気な観葉植物で、

丈夫で育てやすいことから、初心者の方にもオススメです。

本ページはプロモーションが含まれています

ゴムの木(フィカス)って?

ゴムの木(フィカス)と呼ばれることからも、

天然ゴムの原料となる樹液を分泌します。

傷をつけたりすると、白い樹液が出てきて、

ゴムアレルギーを持つ方が触れるとアレルギー症状を起こしてしまうため、

注意が必要です。

ゴムの木(フィカス)の基本情報

ゴムの木(フィカス)はクワ科のフィカス属です。

分類 被子植物 Angiosperms
真正双子葉類 Eudicots
バラ目 Rosales
クワ科 Moraceae
イチジク属 Ficus

温帯から熱帯の広範囲に分布し、

世界で800種類以上が生息していて、

フィカスは学名、イチジク属は和名として呼ばれています。

日本でも12種が生息していて、本土には5種、南西諸島には7種が見つかっています。

生命力が高く、ゴムの樹液を持つ種の総称で、

観葉植物として人気のガジュマルもイチジク属だったりします。

ゴムの木(フィカス)の生息地と気候

ゴムの木(フィカス)は温帯から熱帯の広域に生息していて、

特定の生息地はありません。

平均気温は15〜30度ほどまで、幅広い地域に順応しています。

もっと知りたい
観葉植物の種類

続きを見る

ゴムの木(フィカス)の育て方


ゴムの木(フィカス)は樹形がさまざまで、

高く伸びていく種もいれば、低木の種、ガジュマルのように蔓性の種もいます。

主にゴムの木(フィカス)として流通しているのは、

フランスゴムノキもしくはインドゴムノキを指します。

耐陰性がありますが、日光が好きで、水も多めが良いです。

鉢で栽培していても、長く育てているとどんどん大きくなっていくので、

適度な剪定や植替えをすると良いです。

ゴムの木(フィカス)の水やり

ゴムの木(フィカス)は広域に生息していますが、

インドゴムノキは熱帯地域なので、

季節によってメリハリを付けると元気に育ちやすいです。

春〜秋

気温が暖かい時期から暑い時期は、

ゴムの木(フィカス)が伸び伸び育っていきます。

土の表面が乾いたら、鉢底まで水が流れるくらいたっぷり水をあげてください。

気温が高くなると、土の渇きも早くなりやすいので、

水やりの頻度は多めにしてください。

冬はゴムの木(フィカス)の生長が鈍化する時期です。

水をあげすぎると根腐れを起こしてしまうことがあるため、

気温の低下とともに水やりの頻度を減らしていきましょう。

冬は土が少し乾燥しているくらいがちょうど良いです。

ゴムの木(フィカス)の肥料

春から秋に暖効性肥料を2、3ヶ月に一回あげると、

元気に育ってくれます。

ただ、生長は植物の健康状態や栽培環境に左右されるため、

一度にたくさんあげるのではなく、

水やりの時にちょっとあげてみて様子を見てください。

ゴムの木(フィカス)の栽培ポイント

ゴムの木(フィカス)は日当たりが良い環境を好みます。

春から秋までは風通しの良い場所にし、

冬は温度が高い所に移動してあげると元気に育ちます。

真夏は直射日光に当たると葉焼けを起こすので、

すだれなどで半日陰にすることを忘れずに。

耐陰性はありますが、植物なので日光のある環境の方が良いです。

ゴムの木(フィカス)の植え替え方法

ゴムの木(フィカス)の植え替えは1年から2年に1回が理想的。

鉢のサイズに対して窮屈そうになったら植え替えをしてあげます。

時期はゴムの木(フィカス)の生育期にあたる5月〜7月頃が良いです。

ゴムの木(フィカス)の植え替え手順

・新しい鉢に鉢底ネットを敷き、軽石を入れる

・軽石の上に新しい用土を1/3ほど入れる

・ゴムの木(フィカス)を鉢から出す

・ゴムの木(フィカス)の根をほぐし、土を落とす

・新しい鉢にゴムの木(フィカス)をまっすぐ入れる

・用土を入れ、隙間をなくす

・お水をあげる

ゴムの木(フィカス)植え替えのポイント

新しい鉢は2回りくらい大きい鉢を選ぶと、根が広がる余裕ができます。

植え替えの頃合いとしては根詰まりが起きている状態かを見極めるのが大事です。

お水をあげても用土への吸いこみが遅かったり、

鉢の底から根っこが出ていると根詰まりしている可能性が高いです。

また、スコップやハサミ、軍手など植え替えに必要なものは

事前に揃えておくとスムーズに進められます。

ゴムの木(フィカス)の害虫

植物を育てている以上は切っても切り離せないのが、

葉っぱや幹を食べて成長を阻害してしまう虫です。

ネぺ吉
虫はあぶない

ハダニ類

ハダニは0.5mm程度ととても小さく、葉っぱの裏側にいます。

ゴムの木(フィカス)の生育期にあたる春から秋にかけて繁殖することが多く、

被害が進むと葉っぱが枯れてしまいます。

カイガラムシ類

ひとえにカイガラムシといっても色々な種類がいるため、

ゴムの木(フィカス)への影響もさまざまです。

貝殻に似たようなものを被っていて、栄養を吸い取ってしまいます。

ナメクジ

屋外で栽培しているとたまについています。

うねうね動きながら、葉っぱを削りながら食べていきます。

夜行性で見つけにくいですが、白っぽい筋があったらナメクジが通った跡かもしれません。

ゴムの木(フィカス)は室内と屋外どっちで育てるのが良い?

室内、屋外、どちらで育てるのが良いか悩みますよね。

ゴムの木(フィカス)は大きく生長するので、どちらともスペースが確保できる環境出ないと起きない悩みですが、

植物にとってはどちらが良いのでしょうか。

ゴムの木(フィカス)を室内で栽培するメリット

・室内がオシャレになる

・運気が上がる

・冬の管理が楽

・害虫がつきにくい

大きな葉っぱをもつゴムの木(フィカス)が室内にいるだけで、

まるで別の部屋のようなくらい、オシャレな雰囲気を演出してくれるはずです。

南国風のお店や大規模な施設のロビーなんかにもよく置かれていますよね。

冬場の寒さにあまり強くないので、室内であればあまり気を使わずに育てることができるでしょう。

ゴムの木(フィカス)を屋外で栽培するメリット

・大きくなったときのスペースに困りにくい

・春から秋の生長期に大きくなりやすい

・庭がオシャレになる

ゴムの木(フィカス)が大きくなってくると、かなりのスペースが必要になってきます。

その点、庭であれば高さを気にする必要はなくなります。

熱帯植物なだけあって、生長期は屋外での栽培と相性が良く、

ゴムの木(フィカス)にとっても気持ちの良い環境です。

そして、大きな葉っぱをもつ植物が庭にいると、

これまた庭の雰囲気が変わります。

じゃあ、どっちが良いの?

非常に悩ましいことですが、

理想は春から秋までは屋外、冬は日光が当たりやすい室内です。

大きくなったゴムの木(フィカス)は移動するのが大変になってくるので、

腰に気をつけてください。

油断すると、ぎっくりいってしまうかもしれません。

ゴムの木(フィカス)が大きくなったらやりたいこと

ゴムの木(フィカス)は気づくと大きくなっています。

しっかりと管理してあげることで、気持ちよくぬくぬく育ってくれます。

植え替え

鉢のサイズに対して、窮屈になってきたら、

植え替えは必ずしてあげてください。

一人でやるのが難しければ、家族に手伝ってもらったり、

何か道具を使ったり、工夫しましょう。

剪定

ゴムの木(フィカス)は

生長期になると葉っぱはどんどん大きくなり、気づいたらわさわさしてきます。

不要な枝や葉っぱは適度に剪定してあげると良いでしょう。

挿し木で増やす

ゴムの木(フィカス)は挿し木で増やすことができます。

剪定した枝は、挿し木で増やして、友人や知人にあげても良いかもしれません。

ゴムの木(フィカス)の栽培は楽しい

大きな葉っぱをもつゴムの木(フィカス)は初めて育てる方にもオススメできる植物です。

気難しい性質ではないため、大きくなっていくのを日に日に楽しめると思います。

栽培にぜひ挑戦してみてください。

生活に緑が加わると、きっと毎日が幸せに過ごせますよ。

関連ページ
【観葉植物】ゴムの木(フィカス)の種類16選!ウンベラータやアルテシーマなど人気種から珍しい品種も紹介!

続きを見る

関連ページ
【観葉植物】ゴムの木(フィカス)の花言葉は怖い?縁起は良いの?お祝いのプレゼントににオススメの植物

続きを見る

  • この記事を書いた人

ネペ吉

ネペンテス(ウツボカズラ)にハマった食虫植物。 柴犬を飼って、自然に囲まれた場所で生活をすることが夢。

-観葉植物の育て方
-