観葉植物の育て方

【観葉植物】青年の木ユッカの育て方って?水やりやオススメの管理など栽培のポイント、植え替え方法など

  1. HOME >
  2. 観葉植物 >
  3. 観葉植物の育て方 >

【観葉植物】青年の木ユッカの育て方って?水やりやオススメの管理など栽培のポイント、植え替え方法など

ユッカの育て方って?

この記事はこのような方にオススメ

  • ユッカの育て方を知りたい
  • 用土や植え替え方法を知りたい
  • 管理方法を知りたい
ネぺ吉
ユッカの育て方を紹介するよ

最後まで読んでね~

観葉植物のユッカはメキシコやアメリカ南西部の乾燥地帯に生息する植物です。

大きさ、色、形など種類は豊富で、

トゲトゲした葉っぱともさもさの幹が可愛く、

とても丈夫で育てやすいことから、初心者の方にもオススメです。

本ページはプロモーションが含まれています

青年の木ユッカって?

季節を問わず年中、緑色の葉っぱでぬくぬく育つ常良樹として、

観葉植物の中でも人気のユッカ。

大きく育つとシンボルツリーとしても楽しめるため、インテリアやお庭の雰囲気を演出してくれます。

青年の木ユッカの基本情報

ユッカはリュウゼツラン科ユッカ属(イトラン属)です。

分類 被子植物 angiosperms
単子葉類 monocots
キジカクシ目 Asparagales
キジカクシ科 Asparagaceae
亜科 リュウゼツラン亜科 Agavoideae
ユッカ属(イトラン属) Yucca

北アメリカから中央大陸の乾燥地帯が原産の植物で、

60種類以上が生息しています。

生命力が高く、勢いよくまっすぐに生長していくことから「青年の木」として流通しています。

ユッカは太い幹とトゲトゲした葉っぱが特徴で、

暑さに強く、寒さは苦手な植物です。

青年の木ユッカの生息地と気候

ユッカは乾燥帯ステップ気候、乾燥帯砂漠気候、温暖湿潤気候と呼ばれる

アメリカ大陸の中央部から南西部に生息しています。

平均気温は18度ほどで、

夏は暑く、冬は氷点下まで下がることも。

年間を通して雨量は少なく、乾燥した地域です。

もっと知りたい
観葉植物の種類

続きを見る

青年の木ユッカの育て方


幹は上にまっすぐ伸びていきますが、

生長はわりとゆっくりです。

葉は伸びるのが早く、すぐにわさわさしてきます。

鉢で栽培していても、長く育てているとどんどん大きくなり、

5mほどになることもあるので、

適度な剪定や植替えをすると良いです。

青年の木ユッカの水やり

ユッカは過酷な乾燥した地域に自生しているため、

たまに管理をサボってしまっても元気に育ってくれます。

春〜秋

気温が暖かい時期から暑い時期は、

ユッカが伸び伸び育っていきます。

土の表面が乾いたら、鉢底まで水が流れるくらいたっぷり水をあげてください。

気温が高くなると、土の渇きも早くなりやすいので、

水やりの頻度は多めにしてください。

冬はユッカの成長が鈍化する時期です。

水をあげすぎると根腐れを起こしてしまうことがあるため、

気温の低下とともに水やりの頻度を減らしていきましょう。

冬は土が少し乾燥しているくらいがちょうど良いです。

青年の木ユッカの肥料

春から秋に暖効性肥料を2、3ヶ月に一回あげると、

元気に育ってくれます。

ただ、生長は植物の健康状態や栽培環境に左右されるため、

一度にたくさんあげるのではなく、

水やりの時にちょっとあげてみて様子を見てください。

青年の木ユッカの栽培ポイント

ユッカは日当たりが良く暖かい環境を好みます。

春から秋までは風通しの良い場所にし、

冬は温度が高い所に移動してあげると元気に育ちます。

真夏は直射日光に当たると葉焼けを起こすので、

すだれなどで半日陰にすることを忘れずに。

青年の木ユッカの植え替え方法

ユッカの植え替えは1年から2年に1回が理想的。

鉢のサイズに対して窮屈そうになったら植え替えをしてあげます。

時期はユッカの生育期にあたる5月〜7月頃が良いです。

ユッカの植え替え手順

・新しい鉢に鉢底ネットを敷き、軽石を入れる

・軽石の上に新しい用土を1/3ほど入れる

・ユッカを鉢から出す

・ユッカの根をほぐし、土を落とす

・新しい鉢にユッカをまっすぐ入れる

・用土を入れ、隙間をなくす

・お水をあげる

ユッカ植え替えのポイント

新しい鉢は2回りくらい大きい鉢を選ぶと、根が広がる余裕ができます。

植え替えの頃合いとしては根詰まりが起きている状態かを見極めるのが大事です。

お水をあげても用土への吸いこみが遅かったり、

鉢の底から根っこが出ていると根詰まりしている可能性が高いです。

また、スコップやハサミ、軍手など植え替えに必要なものは

事前に揃えておくとスムーズに進められます。

青年の木ユッカの害虫

植物を育てている以上は切っても切り離せないのが、

葉っぱや幹を食べて成長を阻害してしまう虫です。

ユッカはあまり虫がつかないと言われてはいますが、

それでも気をつける必要があります。

ネぺ吉
虫はこわい

ハダニ類

ハダニは0.5mm程度ととても小さく、葉っぱの裏側にいます。

ユッカの生育期にあたる春から秋にかけて繁殖することが多く、

被害が進むと葉っぱが枯れてしまいます。

アブラムシ類

新芽につくことが多いアブラムシは、

黄色っぽい見た目をしていて、口から出す針で栄養を吸い取ります。

カイガラムシ類

ひとえにカイガラムシといっても色々な種類がいるため、

ユッカへの影響もさまざまです。

貝殻に似たようなものを被っていて、栄養を吸い取ってしまいます。

ナメクジ

屋外で栽培しているとたまについています。

うねうね動きながら、葉っぱを削りながら食べていきます。

夜行性で見つけにくいですが、白っぽい筋があったらナメクジが通った跡かもしれません。

青年の木ユッカは室内と屋外どっちで育てるのが良い?

室内、屋外、どちらで育てるのが良いか悩みますよね。

ユッカは大きく生長するので、どちらともスペースが確保できる環境出ないと起きない悩みですが、

植物にとってはどちらが良いのでしょうか。

青年の木ユッカを室内で栽培するメリット

・室内がオシャレになる

・運気が上がる

・冬の管理が楽

・害虫がつきにくい

まっすぐ伸びる植物は風水的に運気が上がると言われています。

わさわさしたユッカが室内にいるだけで、

まるで別の部屋のようなくらい、オシャレな雰囲気を演出してくれるはずです。

冬場の寒さにあまり強くないので、室内であればあまり気を使わずに育てることができるでしょう。

青年の木ユッカを屋外で栽培するメリット

・大きくなったときのスペースに困りにくい

・春から秋の生長期に大きくなりやすい

・庭がオシャレになる

ユッカが大きくなってくると、天井が高くないと室内での栽培が難しくなってきます。

その点、庭であれば高さを気にする必要はなくなります。

アメリカ大陸の乾燥地の植物なだけあって、生長期は屋外での栽培と相性が良く、

ユッカにとっても気持ちの良い環境です。

ただし、冬の寒さは苦手なので、冬も外だと弱ってしまい、

枯れてしまう可能性があります。

じゃあ、どっちが良いの?

非常に悩ましいことですが、

理想は春から秋までは屋外、冬は日光が当たりやすい室内です。

大きくなったユッカは移動するのが大変になってくるので、

腰に気をつけてください。

油断すると、ぎっくりいってしまうかもしれません。

青年の木ユッカが大きくなったらやりたいこと

生長はあまり早くないとはいえ、

ユッカは気づくと大きくなっています。

しっかりと管理してあげることで、気持ちよくぬくぬく育ってくれます。

植え替え

鉢のサイズに対して、窮屈になってきたら、

植え替えは必ずしてあげてください。

一人でやるのが難しければ、家族に手伝ってもらったり、

何か道具を使ったり、工夫しましょう。

剪定

幹の生長はあまり早くはないですが、

生長期の葉っぱはどんどん大きくなり、気づいたらわさわさしてきます。

不要な枝や葉っぱは適度に剪定してあげると良いでしょう。

挿し木で増やす

ユッカは挿し木で増やすことができます。

剪定した枝は、挿し木で増やして、友人や知人にあげても良いかもしれません。

青年の木ユッカの栽培は楽しい

アメリカ大陸原産の観葉植物ユッカは初めて育てる方にもオススメできる植物です。

気難しい性質ではないため、大きくなっていくのを日に日に楽しめると思います。

栽培にぜひ挑戦してみてください。

生活に緑が加わると、きっと毎日が幸せに過ごせますよ。

関連ページ
【観葉植物】ユッカの種類18選!青年の木エレファンティペスやグロリオサ、カルネロサーナなど人気種から、高山種・希少種も紹介!

続きを見る

関連ページ
【観葉植物】ユッカはどんな花を咲かせる?花言葉って?青年の木と呼ばれる理由も紹介

続きを見る

  • この記事を書いた人

ネペ吉

ネペンテス(ウツボカズラ)にハマった食虫植物。 柴犬を飼って、自然に囲まれた場所で生活をすることが夢。

-観葉植物の育て方
-