コーヒーの木(コーヒーノキ)の種類って?
この記事はこのような方にオススメ
- コーヒーの木(コーヒーノキ)にどんな種類があるか知りたい
- コーヒーの木(コーヒーノキ)の特徴を知りたい
- コーヒーの木(コーヒーノキ)の人気な種類を知りたい
最後まで読んでね~
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コーヒーの木(コーヒーノキ)って?
季節を問わず年中、緑色の葉っぱでぬくぬく育つ常良樹として、
観葉植物の中でも人気のコーヒーの木(コーヒーノキ)。
鮮やかな実も楽しめるため、生活に彩りを与えてくれます。
コーヒーの木(コーヒーノキ)の基本情報
コーヒーの木(コーヒーノキ)はアカネ科ユコーヒーノキ属です。
分類 |
被子植物 | angiosperms |
真正双子葉類 | eudicots | |
キク類 | asterids | |
目 | リンドウ目 | gentianales |
科 | アカネ科 | rubiaceae |
属 | コーヒーノキ属 | Coffea |
亜属 | エウコフィア亜属 | Eucoffea |
コーヒーの木(コーヒーノキ)は4亜属66種類が確認されていて、
その中で栽培種と呼ばれるのはエウコフィア亜属24種のうちの数種類となっています。
その名の通り、コーヒーの原料として知られているコーヒー豆が採れ、
商品作物として熱帯地方で大規模に栽培されています。
実は観葉植物としても人気があり、
育てやすいのが特徴です。
コーヒーの木(コーヒーノキ)の生息地と気候
コーヒーの木(コーヒーノキ)は主にアフリカのエチオピアやコンゴ、
マダガスカルなどの熱帯気候に生息しています。
平均気温20〜25度ほどで、
夏は暑く、乾季と雨季のある環境です。
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コーヒーの実
その名の通り、コーヒーの原料となる豆を実らせます。
約2日ほどしか咲かないと言われる花は咲かせるとすぐ散り、
そこから緑の実がなります。
次第に黄色っぽくなり、成熟すると鮮やかな赤い実となり、
コーヒー豆の収穫ができるのです。
コーヒー好きの中には、コーヒーの木(コーヒーノキ)から育てる方もいるようです。
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コーヒーの木(コーヒーノキ)は3原種
コーヒーの木(コーヒーノキ)は、大きく分けると3つの種類に分類されます。
アラビカ、カネフォーラ、リベリカを3原種と呼び、
この中でもコーヒー豆として流通している多くはアラビカ種が多くを占めます。
最も人気のコーヒーの木(コーヒーノキ):アラビカ種
スペシャルティコーヒーと呼ばれる、
コーヒーの木(コーヒーノキ)の栽培、生産処理、焙煎過程において厳格な管理のもとで生まれたコーヒー豆のことを言います。
原産国はブラジル、エチオピア、ケニアなど、様々な地域で栽培されていて、
アラビカ種の中でも様々な味わいが楽しめます。
苦味が特徴のコーヒーの木(コーヒーノキ):カネフォーラ種(ロブスタ種)
カネフォーラ種として流通しているほとんどがロブスタ種と呼ばれ、
ほとんど同種として扱われています。
主な産地はベトナムやコンゴ、ブラジル、インドなどで、
強い苦味と酸味の少なさが特徴のコーヒー豆です。
安価なことから、インスタントコーヒーや缶コーヒーとして流通しています。
流通の少ないコーヒーの木(コーヒーノキ):リベリカ種
原産国はリベリアで、世界中でも流通数がとても少ない、珍しい種類です。
主な産地はフィリピンやマレーシアで、
栽培が難しく、収穫量も少ないため、限られた地域でなければ入手が難しいと言われています。
3原種の比較表
アラビカ種 | カネフォーラ種
(ロブスタ種) |
リベリカ種 | |
流通数 | 全体の70%前後 | 全体の15%前後 | 非常に少ない |
収穫量 | 多め | 多い | 少なめ |
味 | 美味しい | 苦味が強い | 苦味が強い |
栽培標高 | 高め | 低め | 低め |
主な産地 | ブラジル、エチオピア | ベトナム、コンゴ | フィリピン、マレーシア |
アラビカ種、ロブスタ種は種類が豊富で、
ブルーマウンテンやブルボン、ティピカなどはアラビカ種、
アイスコーヒーや缶コーヒーはカネフォーラ種(ロブスタ種)がほとんどです。
コーヒーを飲むときに、サラッとこの話をするのもオシャレですね。
コーヒーの木(コーヒーノキ)を観葉植物として楽しむなら
観葉植物として流通しているコーヒーの木(コーヒーノキ)のほとんどは、
アラビカ種です。
深緑色の葉っぱに、小さな花を咲かせ、鮮やかな赤色のコーヒー豆をつける姿は、
一年中楽しめる植物でもあります。
ぜひ気になったら栽培に挑戦してみてくださいね。
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