【観葉植物】インドの巨木！？フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)の育て方、特徴、生息域、種類、花言葉などを紹介！

フィカス・エラスティカの育て方って？

フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)は東南アジアの植物です。

ゴムの木(フィカス)は大きさ、色、形など種類は豊富で、

洗練された見た目はおしゃれな雰囲気を演出してくれます。

ポイントさえ押さえれば栽培は難しくないため、初心者の方にもオススメですが、

この種はかなり大きくなるため、自宅で栽培する際は大きくなるのを理解してから購入するのが良いです。

フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)って？

オススメ度	★★★★★
栽培のしやすさ	★★★★★
入手のしやすさ	★★★★★
価格の手頃さ	★★★
見た目の良さ	★★★★★

フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)の基本情報

ゴムの木(フィカス)はクワ科のフィカス属です。

分類	被子植物	Angiosperms
	真正双子葉類	Eudicots
目	バラ目	Rosales
科	クワ科	Moraceae
属	イチジク属	Ficus
種	フィカス・エラスティカ	Ficus.elastica

温帯から熱帯の広範囲に分布し、世界で800種類以上が生息していて、

フィカスは学名、イチジク属は和名として呼ばれています。

フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)は園芸品種として人気が高く、

バーガンディーやアポロなど亜種の多い代表種です。

ゴムの木(フィカス)の中ではとても育てやすく、和名はインドゴムの木と呼ばれていています

フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)の生息地と気候

フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)は、

インドやマレー半島、スマトラ島など東南アジア周辺に自生しています。

自生地の平均気温は25度前後で、年間を通して高温多湿の環境です。

雨季があり、スコール時には一気にたくさんの雨が降ることもあるとか。

フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)は、

ゴムの木(フィカス)の中では寒さに比較的強く、年間を通して5度以上が保てる環境が理想です。

もっと知りたい

【観葉植物】ゴムの木(フィカス)の種類16選！ウンベラータやアルテシーマなど人気種から珍しい品種も紹介！

続きを見る

フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)の種類

フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)はいくつかの園芸品種があります。

その中でも代表種を紹介します。

フィカス・エラスティカ'バーガンディー'

新芽が赤く、次第に黒っぽくなっていく人気種。

シックな色味が大人な印象のフィカス・エラスティカで、

市販ではフィカス・バンーガンディーとして流通しています。

もっと知りたい

【観葉植物】シックな見た目が人気！？フィカス・バーガンディ(アカサヤネムノキ)の育て方、特徴、生息域、花言葉などを紹介！

続きを見る

フィカス・エラスティカ'ジン'

新芽が赤っぽく、白っぽい葉っぱが徐々に緑に移り変わる、

散り班のある希少種です。

もっと知りたい

【観葉植物】散り班の葉っぱを持つ希少種フィカス・ジンの育て方、特徴、生息域、花言葉などを紹介！

続きを見る

フィカス・エラスティカ'ロブスタ'

深緑色のエラスティカで、

葉っぱが斜め上に生えます。

フィカス・エラスティカ'アサヒ'

エラスティカの中では明るめの葉っぱで、

白っぽい班入り種のことを呼びます。

フィカス・エラスティカ'アポロ'

少し小さめのエラスティカで、

深みのある緑色の葉っぱが特徴です。

フィカス・エラスティカ'デコラ'

葉っぱが丸くなったエラスティカの突然変異種が普及した種で、

トリカラーなどもデコラの一種です。

フィカス・エラスティカ'ルビー'

葉っぱにピンク色っぽい班が入る種で、

宝石のルビーの名が付けられています。

フィカス・エラスティカ'ソフィア'

深緑色の丸く幅のある葉っぱが特徴で、

密生して付ける種です。

もっと知りたい

観葉植物の種類

続きを見る

フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)の育て方

草丈・樹高	0.3～10m以上
耐寒性	普通
耐暑性	強め
耐陰性	強め

寒さに強く、耐陰性に優れていることから

とても育てやすいです。

ただ、植物なので、

日の光が当たり、暖かい環境で育ててあげると元気に育ちます。

夏は風通しの良い場所が好まれます。

もっと知りたい

【観葉植物】ゴムの木(フィカス)の育て方って？水やりやオススメの管理など栽培のポイント、植え替え方法など

続きを見る

フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)の水やり

フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)は東南アジア周辺を生息地としているため、

気温が高めの方が元気に育ちやすいです。

春〜秋

気温が暖かい時期から暑い時期は、

伸び伸び育っていきます。

土の表面が乾いたら、鉢底まで水が流れるくらいたっぷり水をあげてください。

気温が高くなると、土の渇きも早くなりやすいので、

水やりの頻度は多めにしてください。

冬

冬は生長が鈍化する時期です。

水をあげすぎると根腐れを起こしてしまうことがあるため、

気温の低下とともに水やりの頻度を減らしていきましょう。

冬は土が少し乾燥しているくらいがちょうど良いです。

フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)の肥料

フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)は、

肥料がなくても問題なく育ちますが、

肥料があると生長スピードが早くなります。

春～秋の生長期に与えるのが良いです。

肥料は化成肥料の方が害虫やコバエが発生しにく、オススメです。

フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)の用土

フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)は、水はけの良い用土を好みます。

ホームセンターやネットで販売されている、

観葉植物用の土などで問題ありません。

自分で用土を作る場合は、赤玉土をメインにピートモスなどを加えてあげてください。

フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)の害虫

フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)は

カイガラムシやハダニ、アブラムシには気を付ける必要があります。

特に屋外で栽培する際は定期的に葉っぱや幹などを観察するように心がけてください。

フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)の植え替え

フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)の植え替えは1年から2年に1回が理想的です。

水やりをしたときに水の流れが悪くなってきたら、

根詰まりを起こしている可能性があります。

植え替えは5月から7月上旬くらいが最も向いています。

冬場は極力植え替えはしないようにしましょう。

関連ページ

【観葉植物】ゴムの木(フィカス)の育て方って？水やりやオススメの管理など栽培のポイント、植え替え方法など

続きを見る

フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)の置き場所

室内

フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)は室内に向いている観葉植物です。

耐陰性に優れているので、少し日の光が弱い部屋でも育っていく可能性はありますが、

なるべく日光が当たる環境にしてあげてください。

特に冬は室内で10度以上を保てると大きく生長していきます。

温度の確保が難しい場合は植物用のパネルヒーターか、

温室で栽培してあげると良いです。

室内で栽培する場合は極力日の当たる場所か、

観葉植物用のLEDライトなどを充ててあげると良いです。

また、エアコンや扇風機の風はゴムの木(フィカス)に限らず、

植物を枯らしてしまう可能性があるため、気をつけてください。

屋外

夏は葉焼けと害虫に気を付けてください。

冬場は沖縄などの温帯地域もしくは亜熱帯地域を除くと、

寒さで枯れてしまうため、秋になり気温が下がってきたら室内に移してあげましょう。

フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)はどれくらい大きくなるの？

フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)は、かなり大きくなる種で、

自生地では30mにもなる巨木です。

生長も比較的早いので、購入検討時には生長しても育てられる栽培スペースを確保しておくのが良いです。

フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)の花と花言葉

ゴムの木(フィカス)は花嚢という特殊な袋状の内側に、

雄花と雌花を付けます。

そのため、見た目ではほとんど花が咲いているかは分からず、

気づいたらイチジクのような実ができます。

フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)の花言葉

ゴムの木(フィカス)には種全体で共通して「永遠の幸せ」という花言葉があります。

フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)には固有の花言葉はありませんが、

様々な種類が選べること、「永遠の幸せ」という種全体の花言葉から、

結婚式や新居のお祝い、友人へのギフトとしての人気もあります。

関連ページ

【観葉植物】ゴムの木(フィカス)の花言葉は怖い？縁起は良いの？お祝いのプレゼントににオススメの植物

続きを見る

巨大な気になるフィカス・エラスティカ(インドゴムの木)

フィカス・エラスティカ(インドゴムの木)の

特徴、育て方、花言葉などを紹介しました。

縁起の良い観葉植物だからこそ大切に育てたいですよね。

栽培やプレゼント探しの参考にしてもらえたら嬉しいです。