観葉植物の育て方

【観葉植物】初心者にも人気のアンスリウム(オオベニウチワ) の育て方って?日当たりや水やり、花の咲かせ方、オススメの管理など栽培のポイント、植え替え方法を紹介!

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【観葉植物】初心者にも人気のアンスリウム(オオベニウチワ) の育て方って?日当たりや水やり、花の咲かせ方、オススメの管理など栽培のポイント、植え替え方法を紹介!

アンスリウム(オオベニウチワ)の育て方って?

この記事はこのような方にオススメ

  • アンスリウムの育て方を知りたい
  • 用土や植え替え方法を知りたい
  • 管理方法を知りたい
ネぺ吉
アンスリウムの育て方を紹介するよ

最後まで読んでね~

観葉植物のアンスリウム(オオベニウチワ)は主にアメリカ大陸の熱帯雨林に生息する植物です。

葉っぱや花のようなハート型の仏炎苞(読み:ブツエンホウ)が美しく、

観葉植物の中でも人気があります。

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アンスリウム(オオベニウチワ)って?

アンスリウム(オオベニウチワ)の基本情報

アンスリウム(オオベニウチワ)はアンスリウム属です。

分類 被子植物 angiosperms
単子葉類 monocots
オモダカ目 Alismatales
サトイモ科 Araceae
アンスリウム属 Anthurium

主に熱帯アメリカに600種類以上が生息していて、

アンスリウムと言うとアンスリウム・アンドレアナムを指すことが多いです。

和名はオオベニウチワと呼ばれ、赤みの苞が鮮やかな品種で、日本国内でも数多く普及していますが、

サトイモ科特有の有毒物質を持つため、ペットを飼っている家庭では栽培時に注意する必要があります。

アンスリウムの意味

アンスリウムはギリシャ語で、

「花」を意味するanthosaura(アンサス)と、尾を意味するoura(オウラ)から名付けられました。

和名はオオベニウチワ

和名のオオベニウチワは漢字で大紅団扇と書き、

包がうちわのように見えることから付いたと言われています。

アンスリウム(オオベニウチワ)の生息地と気候

アンスリウム(オオベニウチワ)は熱帯雨林気候と呼ばれる、

熱帯アメリカや西インド諸島、エクアドルなどに生息しています。

アンスリウムが生息している熱帯雨林は、

年間の平均気温は20℃以上、周りの樹木などに根っこを伸ばして生育するため、

鉢植えが適しています。

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アンスリウム(オオベニウチワ)の育て方

アンスリウム(オオベニウチワ)は高温多湿に強く、耐陰性がある一方で直射日光を嫌います。

ただ、花を咲かせるには相応の光が必要なので、なるべく明るい環境の方が良いです。

アンスリウム(オオベニウチワ)の水やり

アンスリウム(オオベニウチワ)は熱帯雨林に自生しているため、

多くの水を好みます。

春〜秋

気温が暖かい時期から暑い時期は、

アンスリウム(オオベニウチワ)が伸び伸び育っていきます。

土の表面が乾いたら、鉢底まで水が流れるくらいたっぷり水をあげてください。

気温が高くなると、土の渇きも早くなりやすいので、

水やりの頻度は多めにしてください。

冬はアンスリウム(オオベニウチワ)の成長が鈍化する時期です。

水をあげすぎると根腐れを起こしてしまうことがあるため、

気温の低下とともに水やりの頻度を減らし、10度以下になったら極力控えめにしましょう。

冬は土が少し乾燥しているくらいがちょうど良いです。

アンスリウム(オオベニウチワ)の栽培ポイント

アンスリウム(オオベニウチワ)は日陰で、暖かい環境を好みます。

春から秋までは風通しの良い場所にし、

冬は温度が高い所に移動してあげると元気に育ちます。

真夏は直射日光に当たると葉焼けを起こすので、

すだれなどで半日陰にすることを忘れずに。

アンスリウム(オオベニウチワ)の植え替え方法

アンスリウム(オオベニウチワ)の植え替えは2年から3年に1回が理想的。

鉢のサイズに対して窮屈そうになったら植え替えをしてあげます。

時期は4月〜10月頃の暖かい時期が良いです。

アンスリウム(オオベニウチワ)の植え替え手順

・新しい鉢に鉢底ネットを敷き、軽石を入れる

・軽石の上に新しい用土を1/3ほど入れる

・アンスリウムを鉢から出す

・アンスリウムの根をほぐし、土を落とす

・新しい鉢にアンスリウムをまっすぐ入れる

・用土を入れ、隙間をなくす

・お水をあげる

アンスリウム(オオベニウチワ)植え替えのポイント

新しい鉢は2回りくらい大きい鉢を選ぶと、根が広がる余裕ができます。

植え替えの頃合いとしては根詰まりが起きている状態かを見極めるのが大事です。

お水をあげても用土への吸いこみが遅かったり、

鉢の底から根っこが出ていると根詰まりしている可能性が高いです。

また、スコップやハサミ、軍手など植え替えに必要なものは

事前に揃えておくとスムーズに進められます。

アンスリウム(オオベニウチワ)の害虫

植物を育てている以上は切っても切り離せないのが、

葉っぱや幹を食べて成長を阻害してしまう虫です。

アンスリウム(オオベニウチワ)は日陰を好むため、気づかないうちに害虫の被害に遭ってることも。

定期的な観察をして、葉っぱや茎が傷んでないか確認するのが良いです。

ネぺ吉
虫はこわい

ハダニ類

ハダニは0.5mm程度ととても小さく、葉っぱの裏側にいます。

アンスリウム(オオベニウチワ)の生育期にあたる春から秋にかけて繁殖することが多く、

被害が進むと葉っぱが枯れてしまいます。

カイガラムシ類

ひとえにカイガラムシといっても色々な種類がいるため、

アンスリウム(オオベニウチワ)への影響もさまざまです。

貝殻に似たようなものを被っていて、栄養を吸い取ってしまいます。

ナメクジ

屋外で栽培しているとたまについています。

うねうね動きながら、葉っぱを削りながら食べていきます。

夜行性で見つけにくいですが、白っぽい筋があったらナメクジが通った跡かもしれません。

アンスリウム(オオベニウチワ)の花を咲かせるポイント

アンスリウム(オオベニウチワ)を栽培する際、花を咲かせることを目的にする方が多いでしょう。

一方で、誤った栽培をしていると花が咲かないこともあるため、

環境を整えてあげることも大切です。

適度に肥料をあげる

春から秋に暖効性肥料を2、3ヶ月に一回あげると、

元気に育ってくれます。

ただ、生長は植物の健康状態や栽培環境に左右されるため、

一度にたくさんあげるのではなく、

水やりの時にちょっとあげてみて様子を見てください。

植え替えをして根詰まりを防ぐ

植物の根っこの部分は外からは見えないからこそ、

見落としがちな部分です。

生長して株のサイズに合っていない鉢で栽培をしていると、根詰まりを起こしてしまう可能性があります。

適度な植え替えが大切です。

日光が当たる環境に置く

アンスリウム(オオベニウチワ)含む観葉植物は花を咲かせるために、たくさんのエネルギーを使います。

水や肥料、用土も大切ですが、日光も不可欠です。

耐陰性が強いからといって、室内の暗い環境の栽培が続くと株が弱ってしまい、

花を咲かせることが難しくなります。

直射日光は避ける必要がありますが、日中は日光が当たる環境に置いてあげるのが良いでしょう。

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アンスリウム(オオベニウチワ)は室内と屋外どっちで育てるのが良い?

室内、屋外、どちらで育てるのが良いか悩みますよね。

アンスリウム(オオベニウチワ)は大きく生長するので、どちらともスペースが確保できる環境出ないと起きない悩みですが、

植物にとってはどちらが良いのでしょうか。

アンスリウム(オオベニウチワ)を室内で栽培するメリット

・室内がオシャレになる

・運気が上がる

・冬の管理が楽

・害虫がつきにくい

アンスリウム(オオベニウチワ)が室内にいるだけで、

おしゃれで艶美な雰囲気を演出してくれるはずです。

冬場の寒さにあまり強くないので、室内であればあまり気を使わずに育てることができるでしょう。

アンスリウム(オオベニウチワ)を屋外で栽培するメリット

・春から秋の生長期に大きくなりやすい

・庭がオシャレになる

アンスリウム(オオベニウチワ)の生長期は屋外での栽培もできますが、

直射日光には弱いため、気温がまだあまり高くないからといって油断せず、すだれなどで守ってあげてください。

冬の寒さは苦手なので、冬も外だと弱ってしまい枯れてしまう可能性があります。

じゃあ、どっちが良いの?

非常に悩ましいことですが、

理想は春から秋までは屋外、冬は日光が当たりやすい室内が良いです。

一年中室内で栽培する方も多いので、冬の屋外だけ避ければ問題ありません。

アンスリウム(オオベニウチワ)が大きくなったらやりたいこと

アンスリウム(オオベニウチワ)は気づくと大きくなっています。

しっかりと管理してあげることで、花を咲かせたり、すくすく育っていってくれます。

植え替え

鉢のサイズに対して、窮屈になってきたら、

植え替えは必ずしてあげてください。

剪定

生長はあまり早くはないですが、

不要な枝や葉っぱは適度に剪定してあげると良いでしょう。

挿し木で増やす

アンスリウム(オオベニウチワ)は挿し木で増やすことができます。

剪定した枝は、挿し木で増やして、友人や知人にあげても良いかもしれません。

アンスリウム(オオベニウチワ)の栽培は楽しい

鮮やかな赤色の仏炎苞と深みのある緑色の葉っぱのコントラストが非常に綺麗なアンスリウム(オオベニウチワ)。

耐陰性があり、初めて育てる方にもオススメの植物です。

気難しい性質ではないため、大きくなっていくのを日に日に楽しめると思います。

栽培にぜひ挑戦してみてください。

生活に緑が加わると、きっと毎日が幸せに過ごせますよ。

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  • この記事を書いた人

ネペ吉

ネペンテス(ウツボカズラ)にハマった食虫植物。 柴犬を飼って、自然に囲まれた場所で生活をすることが夢。

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