【観葉植物】パキラをハイドロカルチャーで育てる！水やりやオススメの管理など栽培のポイント、植え替え方法など

パキラ、ハイドロカルチャーで育ててみる？

ネぺ吉

パキラのハイドロカルチャーの育て方を紹介するよ

最後まで読んでね～

パキラは100円ショップなどでも販売されている観葉植物です。

一度や二度ならず、園芸所ショップやホームセンター以外にも

インテリアショップなどで目にしたことがあるのではないでしょうか。

今回はそんな人気のパキラを、ハイドロカルチャーで楽しむ方法を紹介していきます。

パキラって？

季節を問わず年中、緑色の葉っぱでぬくぬく育つ常良樹として、

観葉植物の中でも人気のパキラ。

自生地では10m以上にもなる大きな木です。

ずっしりとした幹と色鮮やかなグリーンはインテリアとも相性抜群です。

パキラの基本情報

パキラはパンヤ亜科の一つです。

中南米が原産の植物で、

70種類以上が生息しています。

幹が太く、大きな葉っぱを生やし、水に非常に強いと言われています。

パキラの生息地と気候

パキラは亜熱帯地域と呼ばれる

中南米の広域に生息しています。

平均気温は25〜30度の常夏で、

夏は暑く雨が少ない一方、冬はそこまで寒くありません。

11月から4月は乾季、5月から10月は雨季があるのが特徴です。

主に河岸など水辺に生息していることから、

数ヶ月、根っこが水に浸かった状態でも腐ることがない種も存在します。

パキラをハイドロカルチャーで育てるコツ

観葉植物の中でも生長スピードは早く、

一年間で20〜30cmくらい伸びることもあります。

自生地では10m以上にもなるパキラですが、

種から発芽させた実生株と挿し木株で生長速度に違いがあります。

インテリアのシンボルツリーとして育てるのであれば、実生株の方が向いています。

パキラのハイドロカルチャー、水やり

パキラは乾季と雨季のある地域に自生しているため、

季節によってメリハリを付けると元気に育ちやすいです。

ハイドロカルチャーでは乾燥よりも根腐れに気をつけて水やりをすることが大切です。

ハイドロボールの場合

ハイドロボールを使った植え込みの場合は、

一度水に浸かっている根っこを空気に触れさせて、呼吸してあげましょう。

容器の底の水がなくなってから２日くらい待ってからお水をあげてください。

水やりは一度にたっぷりあげましょう。

 セラミスグラニューの場合

保水性のある植え込みの場合、

容器の底に水を貯めないようすることが必要です。

セラミスグラニューが乾いてから、容器の１／４程度の水を与えてください。

水を多く与え過ぎてしまったら、水を捨てるようにしましょう。

 パキラの肥料

春から秋に暖効性肥料を2、3ヶ月に一回あげると、

元気に育ってくれます。

ただ、生長は植物の健康状態や栽培環境に左右されるため、

一度にたくさんあげるのではなく、

水やりの時にちょっとあげてみて様子を見てください。

パキラの置く場所

パキラは日当たりが良く、暖かい環境を好みますが、

ハイドロカルチャーの場合、

日光に直接あたる環境だと、水が蒸れて根腐れする可能性が高いです。

なるべく直射日光が当たらない場所に置き、

光量が足りない場合はLED照明などで補ってあげましょう。

パキラをハイドロカルチャーに植え替える方法

土植えのパキラをハイドロカルチャーに植え替える方法を紹介していきます。

時期はパキラの生育期にあたる5月〜7月頃が良いです。

パキラの植え替え手順

・ハイドロカルチャー用の容器を準備する

・植木鉢からパキラを取り出す

・根っこについている土を取り除く

・根腐れ防止剤を入れる

・ハイドロボールを１／３くらい入れる

・新しい鉢にパキラをまっすぐ入れる

・ハイドロボールを敷き詰める

・お水をあげる

ハイドロカルチャーに植え替えしたら、

一週間ほどは日光の当たらない環境で休ませてください。

植え替え後の管理方法

ハイドロカルチャーは通常の用土と異なり、

植物の新陳代謝で発生したゴミはそのまま底に貯まります。

１年に一回はハイドロボールの入れ替えをしましょう。

パキラをハイドロカルチャーに植え替えて楽しもう

中南米原産の観葉植物、パキラは初めて育てる方にもオススメできる植物です。

気難しい性質ではないため、大きくなっていくのを日に日に楽しめると思います。

ハイドロカルチャーにすると見た目もよりオシャレになり、インテリアとの相性も抜群です。

栽培にぜひ挑戦してみてください。

生活に緑が加わると、きっと毎日が幸せに過ごせますよ。