パキラとサンスベリア、どっちが育てやすい?
この記事はこのような方にオススメ
- パキラとサンスベリアのどちらにするか悩んでる
- パキラとサンスベリアのどちらが育てやすいか知りたい
- 観葉植物、お花のギフトを探している
最後まで読んでね~
パキラ、サンスベリアはともに
観葉植物の代表種で、見た目も似ていて人気の種類です。
育て方のポイントさえ抑えておけば、
元気に育ってくれるので、初心者の方にもオススメですが、
どちらが育てやすいのでしょうか?
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パキラとサンスベリア、どっちが育てやすい?見た目の違いは?
パキラとサンスベリアってどんな観葉植物?
まずはパキラとサンスベリアの基本情報、生息地を紹介していきます。
パキラの基本情報
パキラはパンヤ亜科の一つです。
分類 |
被子植物 | angiosperms |
真正双子葉類 | eudicots | |
バラ類 | rosids | |
目 | アオイ目 | Malvales |
科 | アオイ科 | Malvaceae |
亜科 | パンヤ亜科 | Bombacoideae |
属 | パキラ属 | Pachira |
中南米が原産の植物で、
70種類以上が生息しています。
幹が太く、大きな葉っぱを生やし、水に非常に強いと言われています。
パキラの生息地と気候
パキラは亜熱帯地域と呼ばれる
中南米の広域に生息しています。
平均気温は25〜30度の常夏で、
夏は暑く雨が少ない一方、冬はそこまで寒くありません。
11月から4月は乾季、5月から10月は雨季があるのが特徴です。
主に河岸など水辺に生息していることから、
数ヶ月、根っこが水に浸かった状態でも腐ることがない種も存在します。
パキラの特徴
観葉植物の中でも生長スピードは早く、
一年間で20〜30cmくらい伸びることもあります。
自生地では10m以上にもなるパキラですが、
種から発芽させた実生株と挿し木株で生長速度に違いがあります。
インテリアのシンボルツリーとして育てるのであれば、実生株の方が向いています。
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サンスベリア(トラノオ)の基本情報
サンスベリア(トラノオ)はスズラン亜科のドラセナ属です。
分類 | 被子植物 | angiosperms |
単子葉類 | monocots | |
目 | キジカクシ目 | Asparagales |
科 | キジカクシ科 | Asparagaceae |
亜科 | スズラン亜科 | Nolinoideae |
属 | ドラセナ属 | Dracaena |
実はドラセナ属に分類される種で、
以前はチトセラン属(Sanseveria)として認識されていました。
その名残りで、今はサンスベリアと呼ばれる本種ですが正式にはサンセベリアと呼ばれ、
サンセベリア・トリファスキアータのことを指します。
園芸品種が数多く流通していて、地中に茎を横に伸ばし、
地上には葉っぱだけを出すのが特徴です。
肉厚の葉っぱには水を溜める器官が備わっています。
日本では縞々の模様が虎の尻尾に似ていることから、虎の尾として親しまれてもいます。
サンスベリア(トラノオ)の生息地と気候
サンスベリア・トリファスキアータの原産地はアフリカのナイジェリア、コンゴ民主共和国の乾燥地帯に生息していて、
乾燥にとても強いです。
サバンナ気候と呼ばれ、年間を通して雨量は少なく、1日の気温差が17℃を超える日も。
サンスベリア(トラノオ)は乾燥に強い反面、
低温と過湿には弱く、水のあげすぎによる根腐れに気をつけて栽培すると、
元気に育ちます。
サンスベリア(トラノオ)は生長が早く、地面から上に出ているのは葉っぱのみのため、
適度に植え替えが必要になります。
茎と根っこが土の中でいっぱいになってくると、通気性が悪くなり、
蒸れてしまうと徐々に弱ってきます。
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パキラとサンスベリア、どっちが育てやすい?
パキラ | サンスベリア | |
乾燥への強さ | × | ⚪︎ |
耐陰性 | △ | ⚪︎ |
耐暑性 | ⚪︎ | ⚪︎ |
耐寒性 | × | × |
乾燥に強いのは?
パキラは中南米の河川周辺に生息しているだけあって、
水が大好きな植物です。
サンスベリアはアフリカの乾燥地帯に生息しているため、
少しの水でも効率よく栄養に繋げられるような構造になっています。
そのため、乾燥に強いのはサンスベリアとなります。
毎日お水をあげるのがちょっとめんどくさい、、という方には
サンスベリアが向いています。
耐陰性があるのは?
植物なので、日光があるのに越したことはないですが、
サンスベリアは観葉植物の中でも特に耐陰性が強いです。
パキラも多少の耐陰性はあるものの、日照不足で枯れることもあり、
日照が少なくなりがちな室内での栽培には、
サンスベリアが向いています。
暑さに強いのは?
パキラ、サンスベリアともに赤道付近にも生息している種です。
どちらも暑さには比較的強く、
耐暑性という点では甲乙つけ難いです。
寒さに強いのは?
パキラ、サンスベリアともに寒さには弱いです。
若干サンスベリアの方が耐寒性があるような気もしますが、
他の観葉植物と比較すると寒さには弱い方なので、
ここもはっきりとどちらの方が耐寒性があるとは言えません。
パキラとサンスベリアの見分け方って?
パキラとサンスベリアの見分け方を紹介していきます。
太い幹があるか
パキラの多くは幹があります。
販売状況によっては幹が隠れてしまっている可能性もありますが、
子株であってもはっきりと幹がある場合がほとんどです。
サンスベリアは地中に茎を伸ばすため、地表に幹のようなものが見えることは稀です。
幹上がりの品種も存在しますが、幹があるかないかでおおよその判断は付くのではないでしょうか。
葉っぱどのような形をしているか
パキラは手のひらのような葉っぱを生やします。
サンスベリアは用土から上向きにまっすぐの葉っぱを伸ばすため、
違いが明確にわかるはずです。
パキラとサンスベリアの風水効果って?
観葉植物を選ぶ上で風水も気になりますよね。
パキラの風水効果
パキラのような尖った葉には「邪気除け」の効果があるとされています。
金運や健康運アップが期待でき、トイレに置くと良いと言われることも。
サンスベリアの風水効果
サンスベリアは、
風水において「幸運・健康運・邪気払い・集中力を高める」などの効果があるとされています。
また、サンスベリアは空気を清浄化する植物なため、
寝室や玄関に置くと良いと言われています。
パキラとサンスベリア、どっちを選ぶ?
ここまでパキラとサンスベリアの育てやすさや、
風水などを紹介してきました。
そろそろどちらを選ぶか決まりましたか?
置く場所で選ぶなら
パキラは風水的にはトイレがオススメとも言われますが、
日照不足によって枯れる可能性が高いです。
バルコニーやベランダ、日の当たりやすいリビングなどにパキラは向いています。
サンスベリアは耐陰性が強いので、寝室や書斎で栽培されることも多く、
玄関などでも育ってくれるでしょう。
見た目で選ぶなら
見た目で選ぶとしたら完全に自分の好みの一言に尽きちゃいますよね。
木っぽい観葉植物のが好きならパキラ、
ネギっぽい方が好きならサンスベリアでしょうか。
僕はパキラ派ですね。
サイズで選ぶなら
パキラは種から発芽された実性株の場合、
相当に大きくなる可能性があります。
サンスベリアは大きくなっても1mほどなので、
パキラほどの巨木になることはないです。
とはいえ、どちらも子鉢から幅広いサイズが販売されているので、
置きたい場所に応じて選ぶのが良いですね。
パキラとサンスベリア、どちらにするか悩んだら
ここまでパキラとサンスベリアを色々と比較てしきました。
どちらも魅力的で、甲乙つけ難い観葉植物ですよね?
どちらか決めきれないあなたには、
どっちも買って育ててみることをおすすめします。
ちょうどパキラとサンスベリアのお得なセットがネットだと販売されているんですよね。
サイズも選び放題です。
観葉植物は一期一会だと思うので、
ぜひこの機会にパキラ、サンスベリア、どちらも栽培してみてください。
きっと生活が今より豊かになりますよ。