食虫植物の中でも特に人気のサラセニア(ヘイシソウ)。
今では数多くの種が人工交配などにより作られていますが、実は元々は1属8種の食虫植物です。
綺麗な見た目と、他の植物にはない独特な雰囲気が人気の要因ではないでしょうか。 食虫植物の中では女性の栽培家も多くいるのがこのサラセニア(ヘイシソウ)の特徴であるとも言えます。
そんなサラセニア(ヘイシソウ)のサラセニア・アラバメンシスの育て方やオススメの栽培方法などをご紹介していきます。
サラセニア・アラバメンシスの基本情報
オススメ度 | ★★★ |
栽培しやすさ | ★★★★ |
入手しやすさ | ★★★★ |
価格の手頃さ | ★★★ |
見た目の良さ | ★★★ |
※見た目は完全な主観です
分類
分類 | 被子植物 | angiosperms |
真正双子葉類 | eudicots | |
キク類 | asterids | |
目 | ツツジ目 | Ericales |
科 | サラセニア科 | Sarraceniaceae |
属 | サラセニア属 | Sarracenia |
種 | サラセニア・アラバメンシス | Sarracenia・alabamensis |
サラセニア(ヘイシソウ)の原種は8種と言われており、
そこから派生した亜種や交配種が多数存在します。
高さ20cmから65cmほどの小型〜中型の綺麗な緑色のサラセニア(ヘイシソウ)です。
生息場所
サラセニア(ヘイシソウ)はアメリカ合衆国アラバマ州にのみ生息していますが、
亜種はミシシッピ州やフロリダ州でも確認されています。
ルブラと近い種と言われています。
捕虫葉の特徴
筒状の捕虫葉が長く縦に伸び、綺麗な緑色の捕虫葉が特徴です。
ルブラのような赤色の網目状の模様が入りる個体も多いです。
アラータやフラバなど上にまっすぐ伸びていく大型種に近い生長の仕方をしますが、
ルブラは小型のため、室内栽培にも向いています。
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サラセニア・アラバメンシスの育て方
サラセニア(ヘイシソウ)の中では比較的コンパクトな種で、 室内での栽培も可能です。
ただし、サラセニア(ヘイシソウ)を生長させるためには強い光が必要なため、
室内栽培の場合は光量の強いライトが必須です。
サラセニア・アラバメンシスの栽培表
日照度合い | 直射もしくは強い光 |
水やり頻度 | 頻繁に与える |
乾燥 | あまり強くない |
サラセニア(ヘイシソウ)は非常に水を好む種です。
適度な気温と水やりを行えば問題なく育ちます。
日当たり
日の当たる場所を好み、直射と同等の日光が向いています。
ですが、真夏の直射は葉焼けに繋がるため、適度な光になるように調整する必要があります。
水やり
アラバメンシスは高頻度な水やりを好むと言われていて、特に夏場は用土が乾いたらあげるくらいがちょうど良いです。
水を枯らすと枯れてしまうので、常に注意をしましょう。
冬は休眠期になるので、乾燥しない程度に与えると良いです。
用土
水苔もしくは鹿沼土などの保水性が良いものがオススメです。 栽
培環境によって相性はありますが、 水苔で育てれば間違いないでしょう。
オススメの栽培方法
暑さには比較的強いですが、暑すぎたり、湿度が高すぎるのも良くありません。
冬場は休眠のために、気温が低い場所に移しましょう。
氷点下にならない地域であれば戸外で問題ないですが、気温が下がる場合は室内で暖房の効かない部屋に移す必要があります。
水槽でのテラリウム栽培がオススメです。
見た目が綺麗なため、テラリウムのメイン植物として育ててみてはどうでしょうか。
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サラセニア・アラバメンシスの価格
サラセニア(ヘイシソウ)の中では個体や販売元によって多少の差ある種ですが、
比較的お手頃な価格帯です。
サラセニア・アラバメンシスの相場
1000円から3000円ほどで販売されています。
サラセニア・アラバメンシスが購入できるお店
市場に出回っている数は多いので、購入時期さえ気を付ければホームセンターやお花屋さんなどで見つけることもできます。
食虫植物専門のお店でも販売されているのでネットで購入することもできます。
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サラセニア・アラバメンシスを育ててみよう
縦に高く伸びていく補虫葉と綺麗な緑色のサラセニア(ヘイシソウ)が象徴的な種の一つです。
比較的手頃な価格で、日本での栽培に向いているのもサラセニア(ヘイシソウ)が人気の理由でもあります。
ぜひこの機会に栽培に挑戦してみてはどうでしょうか。
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