サラセニア(ヘイシソウ)

【サラセニア・ミノール(コウツボソウ)】中型サイズの育てやすいサラセニア(ヘイシソウ)。基本情報や育て方、オススメの栽培方法など

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【サラセニア・ミノール(コウツボソウ)】中型サイズの育てやすいサラセニア(ヘイシソウ)。基本情報や育て方、オススメの栽培方法など

食虫植物の中でも特に人気のサラセニア(ヘイシソウ)。

今では数多くの種が人工交配などにより作られていますが、実は元々は1属8種の食虫植物です。

綺麗な見た目と、他の植物にはない独特な雰囲気が人気の要因ではないでしょうか。

食虫植物の中では女性の栽培家も多くいるのがこのサラセニア(ヘイシソウ)の特徴であるとも言えます。

そんなサラセニア(ヘイシソウ)のサラセニア・ミノールの育て方やオススメの栽培方法などをご紹介していきます。

サラセニア・ミノールの基本情報

オススメ度 ★★★★
栽培しやすさ ★★
入手しやすさ ★★★★
価格の手頃さ ★★★
見た目の良さ ★★★★★

※見た目は完全な主観です

分類

分類 被子植物 angiosperms
真正双子葉類 eudicots
キク類 asterids
ツツジ目 Ericales
サラセニア科 Sarraceniaceae
サラセニア属 Sarracenia
サラセニア・ミノール Sarracenia・minor

サラセニア(ヘイシソウ)の原種は8種と言われており、そこから派生した亜種や交配種が多数存在します。

サラセニア・ミノールは草丈が20~60cmほどの中型サイズです。

ミノールの交配種も多く作られており、手頃なサイズ感から、アラータやレウコフィラなどと比較して室内でも栽培しやすいのが人気の理由です。

和名はコウツボソウと呼ばれています。

生息場所

サラセニア(ヘイシソウ)はアメリカ合衆国南部・東部を中心に、カナダを主な生息域としています。

ミノールは北米の海岸平野やアパラチア山、五大湖周辺の湿地帯に生息しています。

捕虫葉の特徴

個体差がありますが、筒状の捕虫葉は口が大きく広がります。

フタは他の種のように被さるようにはつかず、広がって背後に付けるのが特徴です。

斑模様の種が以前は多かったですが、近年は網目や無地の交配種も多数存在します。

色味も赤系から黄緑系まで様々です。

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サラセニア・ミノールの育て方

サラセニア(ヘイシソウ)の中では手ごろなサイズ感なため、室内、戸外どちらでの栽培も可能です。

ただし、サラセニア(ヘイシソウ)を生長させるためには強い光が必要なため、室内栽培の場合は光量の強いライトが必須です。

サラセニア・ミノールの栽培表

日照度合い 直射もしくは強い光
水やり頻度 頻繁に与える
乾燥 あまり強くない

サラセニア(ヘイシソウ)は非常に水を好む種です。

適度な気温と水やりを行えば問題なく育ちます。

日当たり

日の当たる場所を好み、直射と同等の日光が向いています。

ですが、真夏の直射は葉焼けに繋がるため、適度な光になるように調整する必要があります。

水やり

ミノールは高頻度な水やりを好むと言われていて、特に夏場は用土が乾いたらあげるくらいがちょうど良いです。

水を枯らすと枯れてしまうので、常に注意をしましょう。

冬は休眠期になるので、乾燥しない程度に与えると良いです。

用土

水苔もしくは鹿沼土などの保水性が良いものがオススメです。

栽培環境によって相性はありますが、 水苔で育てれば間違いないでしょう。

おススメの栽培方法

暑さには比較的強いですが、暑すぎたり、湿度が高すぎるのも良くありません。

冬場は休眠のために、気温が低い場所に移しましょう。

氷点下にならない地域であれば戸外で問題ないですが、気温が下がる場合は室内で暖房の効かない部屋に移す必要があります。

少し大きめの鉢での栽培もしくは水槽でのテラリウム栽培がオススメです。

水を張った鉢皿に鉢を置く、「腰水栽培」が向いています。

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サラセニア・ミノールの価格

サラセニア(ヘイシソウ)の中では個体や販売元によって差ある種です。

サラセニア・ミノールの相場

ノーマルタイプのミノールであれば1000円から4000円ほどで販売されています。

デザイン性の高い個体や種は20000円以上する高価なものも多数存在します。

サラセニア・ミノールが購入できるお店

市場に出回っている数は多いので、購入時期さえ気を付ければホームセンターやお花屋さんなどで見つけることもできます。

食虫植物専門のお店でも販売されているのでネットで購入することもできます

サラセニア・ミノールを育ててみよう

栽培スペースの確保が難しい方でも問題なく育てられる、コンパクトなサイズ感が人気のサラセニア(ヘイシソウ)です。

個体によっても色味が大きく異なるのも面白いですよね。

ぜひこの機会に栽培に挑戦してみてはどうでしょうか。

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  • この記事を書いた人

ネペ吉

ネペンテス(ウツボカズラ)にハマった食虫植物。 仕事はセレクトショップにて8年経験ののちWEB業界に転職した。 柴犬を飼って、自然に囲まれた場所で生活をすることが夢。

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