【ピンギキュラ・ラモサ(コウシンソウ)】天然記念物に指定されている日本在来のムシトリスミレ(ピンギキュラ)。基本情報や特徴など

多年草の食虫植物である、

ムシトリスミレ(ピンギキュラ)ですが、

近年は世界各国のさまざまな種が栽培されるようになりました。

ここではピンギキュラ・ラモサ(コウシンソウ)の紹介をしていきます。

ピンギキュラ・ラモサ(コウシンソウ)の基本情報

※見た目は完全な主観です

分類

綺麗な薄紫色の花を咲かせる種です。

日本ではコウシンソウと呼ばれ、1890年に発見されました。

レッドリストに登録されています。

大きさ

サイズは小さく、葉の直径は3cmほど。

表面は粘液を付けた細かい腺毛で覆われています。

花の特徴

高さ5cmほどの花茎を伸ばし、薄紫色の花を咲かせます。

岸壁に育つことが多いことから、下向きに成長している姿が見かけられます。

生息場所

日本在来種で、 栃木の庚申山、男体山、

群馬の袈裟丸山など、限られた地域にのみ生息しています。

庚申山では天然記念物に指定されています。

ピンギキュラ・ラモサ(コウシンソウ)の価格

国内在来種で、販売はおそらくされていません。

高山系なので育てるのが難しいです。

ピンギキュラ・ラモサ(コウシンソウ)の相場、購入できるお店

不明です。

天然に生育している個体はレッドリストに登録されているため、

採取してはいけません。

ピンギキュラ・ラモサ(コウシンソウ)を育ててみたい？

日本在来種のピンギキュラ・ラモサ(コウシンソウ)は

限られた地域にのみ生息しているため、育てるのは非常に難しいでしょう。

寒地性として、夏は冷房環境が必須になります。

入手できるのか不明ですが綺麗な花はとても素敵ですよね。

機会があればいつか栽培してみたいです。