個性的なネペンテス(ウツボカズラ)の中でも、
恐らく最もユニークな袋を付けるのがこのアリストロキオイデス。
同意してくれる方も多いのではないでしょうか?
日本でも人気のハイランド種です、
そんな、ネペンテス・アリストロキオイデスを紹介していきます。
ネペンテス・アリストロキオイデスってどんな食虫植物?
ハイランド種の中でも人気が高く、
栽培が難しいと言われているアリストロキオイデス。
分類から生息場所などアリストロキオイデスの特徴を紹介します。
オススメ度 | ★★★★★ |
栽培しやすさ | ★ |
入手しやすさ | ★ |
価格の手頃さ | ★★ |
見た目の良さ | ★★★★★ |
※見た目の良さは完全に主観です
分類
分類 | 被子植物 | angiosperms |
真正双子葉類 | eudicots | |
コア真正双子葉類 | core eudicots | |
目 | ナデシコ目 | Caryophyllales |
科 | ウツボカズラ科 | Nepenthesceae |
属 | ネペンテス属 | Nepenthes |
種 | ネペンテス・アリストロキオイデス | Nepenthes.aristolochioides |
1956年、オランダ人植物学者のウィレム・マイヤー氏によって、
発見されました。
ですが、その後しばらくは新種として認知されず、
正式に公表されたのは1997年と最近です。
名前の由来
アリストロキアという花に似ていることから、
「Aristolochia(花の名前)」にラテン語の似ている「oides」を組み合わせて
名付けられました。
捕虫袋の大きさ
サイズは最大で15cmほどの大きさになります。
捕虫袋の特徴
口の部分が小さく、少しギザギザしていて、
ずんぐりしたフォルムがとても個性的な印象です。
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ネペンテス・アリストロキオイデスの生息域
参考程度ですが、アリストロキオイデスの生息域の環境です。
最低 | 最高 | |
標高 | 1800m | 2500m |
日中の気温 | 20℃ | 26℃ |
夜間の気温 | 10℃ | 16℃ |
生長に時間がかかりますが、
高山に生息している種の中では挑戦しやすい種です。
生息場所
スマトラ島の高山に生息しています。
ネペンテス・アリストロキオイデスの価格
ネペンテス(ウツボカズラ)の中では比較的高価ですが、
牙系のビローサなどよりは一桁安いので、挑戦しやすい種です。
ネペンテス・アリストロキオイデスの相場
流通数は少ないですが、
子株であれば10000円から30000円くらいで購入できます。
ネペンテス・アリストロキオイデスが購入できるお店
国内でもネットで購入できることがあります。
流通数は少ないので、見つけたら即購入をオススメします。
ネペンテス・アリストロキオイデスの交配種
さまざまな交配種が生み出されていて、
マキシマやベントリコーサなどのローランド種との交配は
とても育てやすいので、原種にこだわらなければ、探してみるのも手です。
価格も2500円から10000円くらいです。
ネペンテス・アリストロキオイデスを育ててみよう
高山系のネペンテス(ウツボカズラ)はどれも個性的な種ばかりですが、
僕は初めて見た時から衝撃を受けたのがこのアリストロキオイデスです。
顔というか口にしか見えない、、。
ぜひ機会があれば育ててみてください。
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