少しボリュームのある襟に、
くびれのある袋を付けるスパスラタ。
ネペンテス(ウツボカズラ)随一の広範囲に生息する種です。
今回はそんなネペンテス・スパスラタを紹介していきます。
ネペンテス・スパスラタってどんな食虫植物?
分類から生息場所など
スパスラタの特徴を紹介します。
オススメ度 | ★★★★★ |
栽培しやすさ | ★★★★ |
入手しやすさ | ★★★ |
価格の手頃さ | ★★ |
見た目の良さ | ★★★★★ |
※見た目の良さは完全に主観です
分類
分類 | 被子植物 | angiosperms |
真正双子葉類 | eudicots | |
コア真正双子葉類 | core eudicots | |
目 | ナデシコ目 | Caryophyllales |
科 | ウツボカズラ科 | Nepenthesceae |
属 | ネペンテス属 | Nepenthes |
種 | ネペンテス・スパスラタ | Nepenthes.spathulata |
1935年にスマトラ島にて発見され、
同じ年に公表されました。
名前の由来
ラテン語で「へら状」を意味する「spathulatus」から
名付けられました。
葉っぱがへら状になることが由来です。
捕虫袋の大きさ
サイズは最大で30cmほどで、
大型サイズです。
スマトラ島では最大の大きさと言われています。
捕虫袋の特徴
後述する生息域の広さから、
個体差がかなり大きく、
襟に少しボリュームのあるものから、少しすっきりしたもの、
色味もグリーン系からレッド系など様々で、
共通しているのはくびれのある袋という点です。
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ネペンテス・スパスラタの生息域
参考程度ですが、スパスラタの生息域の環境です。
最低 | 最高 | |
標高 | 1100m | 2900m |
日中の気温 | 18℃ | 30℃ |
夜間の気温 | 8℃ | 20℃ |
以前は他の種(ボンゴソやシンガラナ)などと混同されることもありました。
生息場所
スマトラ島の山腹から頂上付近まで、
広域に生息しています。
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ネペンテス・スパスラタの価格
国内、海外問わずとても人気の種で、
栽培もしやすいです。
ネペンテス・スパスラタの相場
原種はそこまで高くはなく、
価格は5000円から100000円くらいです。
ネペンテス・スパスラタが購入できるお店
ネットであれば、原種・交配種ともに、
購入することができます。
本種は交配によく用いられているため、
交配種の方が数は多いですが、
食虫植物の専門ショップで探すと見つかるはずです。
ネペンテス・スパスラタの交配種
スパスラタはさまざまな交配が行われていて、
タランジェンシスやベントリコーサ、
ビーチ―、グランデュリフォラなど多くの種類が楽しめます。
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ネペンテス・スパスラタを育ててみよう
様々な環境に適応しやすいため、
交配種で色味や雰囲気が気になって栽培し始めた方が多いのではないでしょうか。
原種はあんまり出回っていないのですが、
気になる方はぜひ育ててみてください。
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