先日、新宿御苑の大温室に行ってきました。
ネペンテス(ウツボカズラ)のコーナーも含めて、これが都会のど真ん中にある温室なのか？というくらい見所満載でした。
新宿御苑は園内も非常に広いので、都会にいながら、都会の喧騒を忘れられる場所だと思います。
人混みや都会に疲れた方にぜひオススメです。
そうだ、新宿御苑に行こう
夏の暑さも和らいできた初秋、最近は台風もチラホラ来ていますが、天気の良い日はカラッとしていて気持ちが良い。
どこか植物園に行こうかな、と探していたところ、忘れてました。
新宿に大きな温室があることを。
ということでイベントなどは開催されていなかったですが、早速行ってきました。
事前予約
事前予約は不要です。
大温室含めて、新宿御苑に入場するのにお金がかかります。
入園料：一般500円
休演日：毎週月曜日（休日の場合は翌平日）
アクセス
住所：〒160-0014
東京都新宿区内藤町11番地
駅徒歩：JR・京王・小田急線「新宿駅」南口より徒歩10分
東京メトロ丸の内線「新宿御苑駅」より徒歩5分
東京メトロ副都心線「新宿三丁目」より徒歩5分
①新宿御苑に向かう
この日はわりと曇ってて、ちょっと雨が降ってきそうな日でした。笑
「新宿駅」は仕事でもプライベートでも都内在住の方であれば避けては通れない駅なはずです。
でもせっかくの休みに人混みにまみれたくなかったので、「新宿御苑駅」から」から行ってみることにしました。
最寄り駅「新宿御苑駅」に到着
正直、なんの感動もありません。
ああ、新宿に着いたんだな、という気持ちです。
新宿御苑「大木戸門」に向かう
実はこの新宿御苑さん、入園料が必要なだけあって、入場門が３つあります。
「大木戸門」「新宿門」「千駄ヶ谷門」です。
「新宿門」はJR新宿駅に近いだけあって、いつも入り口は混雑するので、そこは避けるのがオススメです。
入り口まで歩きます。
ここが本当に新宿か？（二度目）と突っ込まずにはいられないくらい巨大な木が生い茂っていて、
小川も流れてて癒されます。
夏は蝉が沢山鳴いていることでしょう。今はちょっと銀杏臭がします。
新宿御苑園内MAP
とにかくめちゃくちゃ広いです。
上野公園とどっちか広いのだろうか、、とはいえ、入園料がかかるだけあって、園内は整備がしっかりされていてゴミも全く落ちていません。
新宿御苑を本気で楽しもうと思ったら一日では足りないくらい広いです。
特に新宿のような商業エリアでここまで広大な自然が残っているのは奇跡なんじゃないかと思います。
②新宿御苑の大温室
大温室というからにはそれは大きいです。
この大温室の入館料はかかりません。
新宿御苑の入園料のみで楽しめます。
入り口かと思ったところが出口だったので、遠回りして入館します。
新宿御苑・大温室MAP
そう、実はここには食虫植物コーナーがあるのです。
そして、四季によって観れるところが変わるため、導線も行く時期によって変わります。
ちなみに入館すると目の前にデジタルMAPがあります。
こんな感じで、大温室内の情報が色々みることができます。
それでは大温室を見ていきます。
人と熱帯の植物
入ってすぐ、巨大なジャングルの中に来たかのような空間に。
早速、ネペンテス(ウツボカズラ)がいました。
特に表記がなく、詳細は不明なのですが、赤味が綺麗なネペンテス(ウツボカズラ)です。
下向きに咲く綺麗な花は、花弁の近くまでいくと良い香りがします。
「美味しい実のなる木」として、アボカド、パパイア、ゴレシンというスターフルーツが紹介されていました。
咲くやこの花館で気になった、ベニヒモノキは黄色形と赤色形の２種類。夏に見た時ほど鮮やかではないのは季節的な影響でしょうか。
咲くやこの花館は下記記事にて常設展、イベントを紹介していますので、気になった方はぜひ。
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大阪の植物園 咲くやこの花館 イベント「虫を食べる植物展2021」②
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熱帯沼地の植物
ここでは暖かい水に育つ植物、睡蓮などが紹介されていました。
先ほどの植物とは印象が変わり、個性的な植物が多い印象です。
2階から流れ出る大きな滝です。
こんな大自然あふれる滝が自宅にあったら良いですよね、と思ったら下記記事をぜひ読んでください。
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ネペンテス×滝が流れる本格アクアテラリウムを作る（まとめ）
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水の上に配置された植物もとても素敵です。
沖縄コーナー
以前は大陸に属していたという沖縄の地形図から、大陸に由来する植物が紹介されていました。
また、絶滅危惧種の説明も。
熱帯低地の植物
マングローブの紹介がありました。
熱帯の木といえばマングローブは代名詞的な存在ですね。
仏教の三大聖樹のようです。初めて知りました。
ムユウジュは聞いた事なかったです。
インドボダイジュはゲームかなんかで、サラソウジュは詩で読んだことがあった気がします。
小笠原コーナー
心なしか、沖縄コーナーと比べると看板がチープな印象です。
これも味があっていいってことにします。
と思ったらちゃんとした看板ありました。
さっきの看板はなんだったんだ、、
でも、小笠原諸島の成り立ちや絶海の島で進化した植物の紹介がありました。
植物と地形の成り立ちには密接な関係があることがよくわかります。
さあ、次は乾燥地帯の植物、、と思ったら、、
おっ！？
いました！ネペンテス(ウツボカズラ)！
それも３つ、めちゃくちゃよく育っています。
右２つは表記がなく、どの種類かわかりませんでした。
このネペンテス(ウツボカズラ)は
Nepenthes Glaring Kotoという種類のようです。
奥にもネペンテス(ウツボカズラ)がわさわさいそうなのはきっとあそこが食虫植物コーナーなんでしょうか。
楽しみにしつつ、乾燥地帯の植物へ。
乾燥地帯の植物
同じ温室内に熱帯と乾燥地の植物が混在しているのは不思議な気持ちになりますが、
どうやって空調や温度管理をしているのでしょうか。
サボテンはやっぱり可愛い。
ソテツも乾燥地帯で代表的な植物ですね。
ここからうねうねする坂道を登っていきます。
あっという間に2階へ到着。
先ほどまで同じ高さで見ていた水面も上から見るとまた違った印象です。
滝も2階からの落差のある作りになっているため、間近で見ると結構迫力あります。
滝の部分は橋になっていて、温室全体を見渡せます。
2階にいても全く追いつかない高さの植物。
熱帯山地の植物
熱帯山地の涼しい森をイメージしたエリアです。
やっぱり好きになれそうにない「ヘリコニア・ロストラタ」
さあ、いよいよ食虫植物エリアです。
（館内MAPでは食虫植物だったはずがウツボカヅラ/ネペンテスコーナーになっているのは良い意味で嬉しいのでツッコミません）
食虫植物観察（ウツボカヅラ/ネペンテス）エリア
このネペンテス(ウツボカズラ)は初めて見ました。
表記がないので詳細は不明ですが、丸くて可愛いです。
続けて、ヒョウタンウツボカヅラと表記のあるネペンテス(ウツボカズラ)です。
ヒョウタンウツボカヅラといえば、ネペンテス・アラータ（Nepenthes Alata）ですが、
Npenethes × Hybridaと表記されています。
見た目的にはネペンテス・アラータっぽいです。
こちらも表記がなかったのですが、おそらく、ネペンテス・アラータ（Nepenthes Alata）ですね。
ネペンテス・マキシマ（Nepenthes maxima）です。
口のところがめちゃくちゃ赤くて、見た目がとても綺麗です。
なかなか温室だからこそ出せそうな色です。
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【ネペンテス・マキシマ(ムラサキウツボカズラ)】紫色の斑点が人気のネペンテス(ウツボカズラ)。基本情報から育て方、オススメの栽培方法など【ローランド種】
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めちゃくちゃわさわさしてます。
これは先ほど見た、Nepenthes Glaring Kotoと同じ種のようです。
頭の上にもネペンテス(ウツボカズラ)がぶら下がっていました。
これも３つとも表記なしでしたが、赤味がかかっていて綺麗です。
こちらも表記なしのネペンテス(ウツボカズラ)でした。
表記がなかったのがちょっと残念でしたが、、
沢山育っているネペンテス(ウツボカズラ)が沢山いたので、色々な種類を見れて満足でした！
特にネペンテス・マキシマのあのカラーは本当に憧れます。
出口付近にバナナの花ができていました。
写真だとわかりづらいかもですが、めちゃくちゃでかいです。40cmくらい、、？
ここまでで大温室の紹介は以上です。
植物園は毎回行く度色々な発見があって面白い。
入園料はかかりますが、大温室は無料で入れてこのクオリティはすごかった。
ちなみに11月に「洋ラン展」が開催されるようです。
③新宿御苑は他にも楽しめるところが沢山ある
冒頭でお伝えした通り、新宿御苑はとにかく広いので、
歴史的な建造物を巡ったり、芝生で寝転んだり、お花見や紅葉を楽しんだり、色々できます。
楓がちょっとだけ紅葉していました。
芝生で寝る
この日は数ある選択肢の中で、芝生で寝ることを選びました。
気温もちょうど良く、曇っているので、寝るのにはうってつけの日でした。
芝生がふさふさしてて気持ちよかっです。
新宿近辺で遊ぶなら新宿御苑は本当にオススメ
おそらく都会に住んでいる人は皆、新宿御苑は知っているとは思うんですけど、
意外と出かける時に選択肢に入らないのが「新宿御苑」な気がします。
新宿や渋谷で飲み行ったり、映画みたり、買い物したりするのも良いですが、
たまにはこういった自然の中でゆっくりするのも良いのではないでしょうか。
ぜひ今の時期は特にオススメです！
