この記事では初心者の方でも作れるアクアテラリウムをベースに書いています
1.初めに
このブログを作成するきっかけにもなったのですが、僕はアクアテラリウムの初心者です。
2021年5月にネペンテスを買いに池袋のイベントに行き、
元々は鉢で育てようと考えていたのですが、池袋の東急ハンズでとあるネペンテスのアクアテラリウム水槽を見つけました。
これめちゃくちゃ良いな、、と思い、自宅で同じような水槽でネペンテスを育てたい、と思うようになりました。
プロに依頼するとなると数万〜かかりそうだったのでしっかり知識があれば自分で作れるんじゃないかな、と。
僕のように、アクアテラリウムやテラリウム、アクアリウムを家に作りたい、という方はコロナ禍での外出自粛も重なってか年々増えています。
下記記事にてデータを紹介しています。
ただ、実際に自分で調べてみて、ハードルはあまり低くはないとも感じました。
要因として
- そもそも手法が確立されていない
- アバウトな説明のブログが多い
- 必要な素材、機材がまとめられていない
という点が挙げられます。
一部プロの方がYouTubeで作成手順をアップされているものも拝見しましたが、
どこで購入できるのか、どのように加工するのか、などは説明がありませんでした。
恐らくは「既にアクアテラリウム、テラリウム、アクアリウムを知っている人」もしくは「作成過程をただ楽しみたい人」をターゲットにしているのでしょう。
そこで、「初心者でもおしゃれな水槽は作れる」という仮説の元、
自分で作ってみることにしました。
最初に作ったアクアテラリウムは下記記事にて紹介しています。
これで最初は満足していたのですが、想像以上にネペンテスの生長が早く、二週間もしないうちに水槽から葉っぱが飛びててくるまでになってしまいました。
この水槽サイズではネペンテスの生長には適していない、と判断し、
本格的なアクアテラリウムを作ろうと決めました。
そこでまず滝のイメージをインプットするために日本、海外の滝にどんなものがあるのか探しました。
どんなものが作れるか、だと制約を設けてしまうことになるので、どんな滝が作りたいかをベースに進めていくことにしました。
2.日本の滝を参考にしてみる
日本にある名滝を探し、アクアテラリウムの滝を作る際の参考にしてみました。
詳細は下記記事にて。
水槽で作る滝では自然の様な形状は難しいですが、
「落差のある滝」よりも「段々となっているなだらかな滝」の方が良いです。
「自然の中に囲まれた滝」をイメージすると、「吐竜の滝」「金引の滝」がしっくりきました。
山梨県 吐竜の滝
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京都府 金引の滝
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3.東南アジアの滝を参考にしてみる
メインの植物はネペンテスと決めているので、やはり自生している環境にある滝も見る必要があります。
インドネシア、マレーシア、フィリピンの滝をピックアップしてみました。
詳細は下記記事にて。
日本の大瀑布と呼ばれる滝と比較すると、東南アジアの滝はなだらかな滝が多い印象です。
特に「テラガドゥジュの滝」と「テムルン滝」が良いと感じました。
ランカウイ島 テラガドゥジュの滝(Telaga Tujuh Waterfall)
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ランカウイ島 テムルン滝(Temurun Waterfall)
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ある程度の作りたい滝のイメージは確定しました。
次ページでは実際にイメージ図を設計していきます。