気温が30度も超えるようになってきた6月中旬、
いよいよ食虫植物のシーズン真っ只中です。
世の中が食虫植物の情報で溢れる季節は最高ですね。笑
梅雨入りもし、特にネペンテス(ウツボカズラ)など熱帯系の植物が最も生長する時期でもあります。
そんな6月某日、気温25度を超える少しだけ曇りの日に「グリーンドームねったいかん」とも呼ばれている、板橋区立熱帯環境植物館に行ってきました。
ここも都内で食虫植物が見れる植物園ということで、去年からずっと行きたかった場所の一つです。
どんな食虫植物が見れるのか、ワクワクしています。
そうだ、板橋区立熱帯植物館に行こう
夢の島熱帯植物館や新宿御苑の大温室などに行ってきた僕にとって、
都内近郊で食虫植物が見れる植物園を全て制覇したいという謎の欲が生まれてきました。
なら、板橋区立熱帯植物館にも当然行くしかないですよね?笑
事前予約
2022年6月現在では事前予約は不要でした!
状況によってはまた変わってくるかもしれません。
アクセス
住所:〒175-0082
東京都板橋区立高島平8-29-2
駅・徒歩:都営三田線「高島平駅」徒歩7分
バス:国際興業バス「高島第一中学校」徒歩1分、「板橋特別支援学校」徒歩5分
①板橋区立熱帯植物館に向かう
この日はわりと梅雨時期の中ではわりとカラっとしている日でした。
天気は晴れ時々くもり、微妙に曇ってます。
最寄り駅「高島平駅」に到着
降りてびっくり、というか電車の窓から見えていたのですが、
街中がまさにベッドタウン。
恥ずかしながら、人生で初めて板橋区に降り立ちました。
高層ビルなどはほとんどなく、低層マンションや一軒家の立ち並ぶ、住宅地エリアです。
板橋区立熱帯植物館に向かう
駅から徒歩7分ということで、バスなどは使わず歩いて向かいました。
歩いて3、4分で植物園らしき外観の建物が見えてきます。
そう、高い建物があまりないので、学校かマンション以外遮るものはありません。
②板橋区立熱帯植物館
ということでわりとすぐ着きました。
外観から良い感じ。
程よくお洒落な雰囲気が板橋っぽい?笑
植物園MAP
MAPを見てびっくり。
ここにはミニ水族館コーナーもあるんです。
斬新?な発想なのか、今まで行ってきた植物園にはなかったので、驚きを隠せません。
そして高山系のエリアになるであろう、「冷室」も。
まさか、ハイランド種のネペンテス(ウツボカズラ)が見れるのか、、?
今のところ、植物園では「咲くやこの花館」でしか見たことありません。
期待しすぎてもしなかったらショックなので、程よく楽しみにしておきます。
ミニ水族館
いや、思ってたより「ミニ水族館」のクオリティが高い。
水槽が10つ以上並び、海水魚、淡水魚、亀などがいました。
熱帯雨林のマングローブをイメージしたであろう、温室に繋がる水槽には淡水エイがいました。
3mくらいあるのかな、、めちゃくちゃデカいです。笑
温室
おお!!
かなり広域なスペースに熱帯の植物が生い茂っています。
河原側の潮間帯から低地林などを順々に見ていくことができるようになっています。
ところどころにQRコードやスタンプコーナーがあって、お子さん連れにも十分楽しめそうな要素が沢山あります。
そして徐々に上にゆるやかに登っていくと、、
突然現れたリクガメコーナー。
ビルマムツアシガメの「むっちゃん」がちょうど温浴するところでした。
リクガメかわいい、、。
そして集落景観という、人々の生活に関わり深い植物が数多くいました。
冷室
ハイランド種のネペンテス(ウツボカズラ)が見れるのか、、?
おっふ。
おっふ。
いない、、。
植物や園の職員さんが悪いわけじゃない、、。
冷室というだけでハイランド種のネペンテス(ウツボカズラ)が見れるという期待をしてしまった自分が悪いんや、、。
食虫植物コーナー①
冷室でハイランド種のネペンテス(ウツボカズラ)が見れず肩を落としていたところ、
!!
「食虫植物(しょくちゅうしょくぶつ)」
そう、これを見に、遥々?板橋に来たんですよ。
省スペースながら、育ちにそだったネペンテス(ウツボカズラ)やディオネア(ハエトリグサ)、サラセニア(ヘイシソウ)、モウセンゴケ、ムシトリスミレ、タヌキモまで、、!!
肩身が少し狭そうですが(笑)、種類は豊富、、!!
育ちに育った、ネペンテス・ミランダ(ムラサキウツボカズラ)。
いや~ここまで大きく家で育てるのは無理だろうな~
食虫植物コーナー②
あれ、これで終わりかな、、
一瞬だった、、
と思わせて、食堂の先に、、
おや、、
いるやんか。笑
上位袋と下位袋がはっきりと分かる大きさまで育った、ネペンテス・ダイエリア―ナ。
ネペンテス(ウツボカズラ)の中でも大きな補虫袋を育てることで有名なダイエリア―ナだけど、
ここまで大きく育っているのは中々見られない、、。
ネペンテス・ベントラータ。
もはやアラータよりも市場に出回っているであろうベントラータは、ホームセンターなどでも手に入る種。
小さな鉢からここまで育てるとしたら何年かかるんだろうか。
補虫袋の状態からも元気な状態が見て取れます。
ネペンテス・ボスキアナ×ミラ。
最近販売数が増えてきたミラの交配種ですね。
レディラックなどとはまた違った、少し紫がかった赤の補虫袋はミラの特徴です。
こちらもすごく元気。
板橋区立熱帯植物館は食虫植物が見れる植物園
昨年夏には食虫植物のイベントをやっていた板橋区立熱帯植物館ですが、
常設でも十分に見れました!
最後の最後に見れるという、ちょっとヒヤっと?させられるレイアウトにまんまとやられました。
食虫植物といってもネペンテス(ウツボカズラ)以外にも複数の種が見れたので、結果満足です。笑
ということで、「板橋区立熱帯植物館」、楽しかったです!!
食虫植物を見たい方にも、幅広く楽しみたい方にもおすすめ
都内に植物園は数多くありますが、食虫植物の見れるところは限られています。
食虫植物目当てでも十分に楽しめますが、
他にもミニ水族館や小ネタ看板(?)など、大人も子供も満足できる植物園なのではないでしょうか。
近くにお住まいの方には特におすすめです!
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