セファロタス(フクロユキノシタ) 食虫植物

セファロタス・フォリキュラリス(和名:フクロユキノシタ)の育て方や水やり、管理方法って?用土や植え替えの時期、オススメの栽培方法までご紹介

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セファロタス・フォリキュラリス(和名:フクロユキノシタ)の育て方や水やり、管理方法って?用土や植え替えの時期、オススメの栽培方法までご紹介

セファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)の育て方って?

セフォ郎
ぼくらセファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)の育て方を紹介するよ
最後まで読んでね~
ネぺ吉

食虫植物の中でも特に珍しいと言われているセファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)ですが、

近年は非常に人気がでてきています。

それもそのはず、他の食虫植物と比較しても

・コンパクトなサイズ感

・特徴的な見た目

・育てやすい

といった良い点が沢山あります。

実はしっかりと基本を抑えて育てればそこまで難しくはありません。

難点としては本やネットでしっかりと育て方を解説している媒体が非常に少ないところでしょうか。

セファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)含む食虫植物は虫を食べて生長すると誤解されがちですが、光合成と水のみで生長します。

一年を通して光が当たり、湿度50%~70%ほどを保てる環境が理想です。

すでに購入し育てている方も、これから育てようと検討している方も、育て方や栽培環境の参考にして頂けると嬉しいです。

セファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)を育てる

セファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)は

オーストラリア南西部の主に海岸付近に生息している一科一属一種の食虫植物です。

比較的暑さにも寒さにも強く、日本の真夏でも耐えられることが多いため、

温室などの設備は基本的に必要ありません。

市場で出回っている個体が少ないため、手に入れるのはちょっと大変です。

セフォ郎
暑いのも寒いのも余裕
すごい
ネぺ吉

セファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)は根を育てる食虫植物とよく耳にします。

栽培していると捕食袋や葉など土から上にでている部分に目がいきがちですが、

いかに強い根を作ることができるかが、この種の栽培ポイントになります。

室内で育てるメリット・デメリット

メリット

・日によっての天候や気温を気にする必要があまりない

・専用ライトを用いることで安定した光を供給できる

・害虫がつくことがほぼない

・インテリアとしても活用できる

デメリット

・水槽や温室の場合は費用がかかる

・室内のスペース確保が必要

・通気を保つのにファンなど追加費用がかかる

戸外で育てるメリット・デメリット

メリット

・春から秋にかけて自然光の日照は大きく生長を促すことができる

・費用がほとんどかからない

・庭やベランダがオシャレな雰囲気になる

デメリット

・スペース確保が必要

・害虫がつく可能性がある

・屋根がない場合は天候によっては避難させる必要がある

セファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)の日当たり・飼育場所

セファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)は暖かく日の当たる場所を好みますが、直射日光には強くありません

季節によって適切な日当たりの環境を作ることで、捕食袋は大きくなりやすくなります。

セフォ郎
光合成さいこう
わかる
ネぺ吉

ただし、水槽などで専用ライトを使用する場合は適切なライトを選べば特に気にする必要はありません。

春、秋

気温が15度から20度後半の春、秋は直射日光に当てても問題ありません。

飼育方法によってですが、存分に陽の光りが当たるようにしましょう。

30度を超える真夏は直射日光が直接当たる環境は避けます。

間接的に光が当たるようにするかスダレなどで陰を作ると良いでしょう。

冬は戸外であっても陽の光が弱く、生長が止まる種が多いです。

ただし、凍結さえしなければ越冬はなんなくできるので、

そのまま日差しの入る場所で管理します。

もし冬の間も安全に栽培したい方は15度以上を目安に管理できる場所に移すのも手です。

セファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)の水やり

セファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)の生命線である水やりは日光と同じくらい重要です。

セフォ郎
お水うまし
わかる
ネぺ吉

季節によって水やりの頻度が変わってきます。

春、秋

春や秋はカラっとした日が多いです。

用土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えましょう。

その日によって湿度や気温は変わりますが、一日一回以上を目安にすると良いです。

真夏は湿度は高いですが、気温も高くなり水が蒸発しやすくもなります。

栽培方法にもよりますが、一日に2、3回は水を与えるのが望ましいです。

冬は乾燥した日が多いため、水やりを頻繁にする方もいるようですが、それはあまりよくはありません。

気温も低いため、水を与えすぎると根が腐ってしまうこともあります。

用土が乾いたタイミングで水を与えるようにし、霧吹きなどで葉水を行い湿度を保ちましょう。

セファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)の用土

セファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)は他の観葉植物などと比較すると、根っこが強いです。

太く短い根を張るのが特徴で、植え替えなどをする時に見てみるとよくわかるのですが、

茎や葉、捕食袋など表に出ている大きさの1/4か1/5程度しかありません。

それもそのはず、セファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)は肥えた土壌ではなく、栄養素の少ない所で生きています。

通常の植物のように根からの養分には期待せず、陽の光と水分で光合成をし、不足分を補うために進化の過程で捕食袋ができるようになったのです。

なので、セファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)を育てるポイントは養分がほとんどない用土で育てることです。

セフォ郎
土に栄養があると

袋をつけなくなっちゃうんだよ

そうなの、、?
ネぺ吉

ミズゴケ

セファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)の栽培において、最も一般的な用土が水苔です。

非常に扱いやすく元気に育ち、失敗が少ないと言われています。

初めて栽培される方は水苔を使用するのがオススメです。

鹿沼土

観葉植物によく用いられる鹿沼土は、保水性が良いのが特徴です。

また、植え替え時に用土と根が張り付きにくく、古い土を落としやすいため、

根に与えるダメージが少ない点もメリットです。

ピートモス

水苔などの蘇苔類、ヨシ、スゲ、ヌマガヤなどの植物が堆積し、腐植化した泥炭を脱水し細かくした用土です。

園芸用にもよく用いられており、ホームセンターなどで販売されている食虫植物にはよく使われていたりもします。

保水性に優れているので、決して悪いわけではないのですが根腐れするという声をよく耳にするので、あまりオススメしません。

肥料

栽培家によって肥料を与えるかどうかは賛否が分かれるのですが、

水苔や鹿沼土でセファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)は十分に育つので不要です。

セファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)の植え替え

用土の状態を清潔に保つためには植え替えが必要です。

新しい用土にすると、今まで以上にスクスクと育ってくれるようになります。

水苔などの有機質の用土は毎年、鹿沼土などの用土は2、3年に一度植え替えするのが良いです。

セフォ郎
ずっと同じ鉢だと窮屈になってくる
植え替え大事
ネぺ吉

適切な時期

最高気温が20度以下の時期が適切といわれています。

状態が悪く、どうしても植え替えをしたい場合でも極力夏場は避けるのが賢明です。

方法

植え替え自体は他の観葉植物と同様の手順で行います。

・移しかえる容器を準備する

・水苔の場合は事前に水を差し、フカフカの状態にする

・セファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)本体を根を傷つけないように底から持ち上げる

・古い水苔を取り除く

・腐っている根の部分をハサミで切り取る

・新しい水苔で根を包み、容器に入れる

気を付けること

古い用土を覗く際は細心の注意を払いましょう。

乾燥に弱いので、植え替えの際には長時間放置することがないようにスムーズに行ってください。

セファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)の温度・湿度管理

セファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)の生育環境はオーストラリアの中でも温帯気候に分類される地域です。

日本と同じように四季があり、冬は10度を下回り、夏は30度を超える日もあります。

四季のある環境なので、ある程度の暑さ、寒さに耐えられます。

セフォ郎
寒いのよゆう
すごい。ぼくは苦手、、
ネぺ吉

他の熱帯系食虫植物(ウツボカズラなど)のように気を遣わずとも育ちますが、適度な湿度・温度はあります。

適切な温度

昼間は20度から35度、夜間も15度から20度前後が最も生長する温度です。

春から秋にかけては戸外でもスクスク育つので、問題ありません。

ですが、35度を超え、無風の日などは注意が必要です。

暑すぎる日は少し涼しい環境に移してあげるなどはしましょう。

冬場は5度以下になると枯れ死してしまう可能性が出てくるので、寒すぎる日は10度以上の場所に移すなどしてみる方が良いかもしれません。

適切な湿度

昼間は60%~70%ほど、夜間は70%から80%が適切といわれています。

ただし、栽培において常に80%以上にすると枯死してしまうこともあるので湿度管理はとても重要です。

湿度は温度・日照・通気、根の状態とも密接に関係しています。

強い根が付いていれば多少の乾燥でも枯れることはありませんが、購入したばかりの場合はしっかり育つまでは湿度に気をつける必要があります。

どうやって湿度を保つ?

最も簡単な方法は鉢を囲う袋やゲージを用意することです。

完全な密封空間にはならないように通気も確保しつつ、ビニールなど用いて湿度を保てるようにします。

他にも水槽や温室で栽培する方も多いです。

通気

湿度を保つのは大事なのですが、通気も重要です。

空気が停滞しやすい水槽などは特に注意が必要で、完全な密封空間にはならないようにし、

気温が上がる夏場などはセファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)には直接風が当たらないように気をつけながらファンなどを設置しましょう。

セファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)の増やし方

ネペ花
簡単、、?
どうだろうなあ
ネぺ吉

セファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)は葉挿しや株分けで増やすことができます。

親株が以下のような状態になった時に対応するのがオススメです。

・植木鉢からあふれ出そう

・捕虫袋が枯れる

花を咲かせ、受粉させることで種ができ、そこから増やすこともできるようなのですが、

かなり難易度が高く年月もかかるため、葉挿しや株分けで増やしましょう。

増やすのに適した時期

気温が比較的低い11月から3月ごろが増やすのに向いている時期です。

特に夏場は温度や湿度の管理が思うようにいかなかったりするのであまりおススメしません。

葉挿し

セファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)には

「捕虫袋」「幼葉」「普通葉」の3種類の葉があります。

どの葉であっても葉挿しで増やすことは可能ですが、一般的には「普通葉」を用います。

発芽には数週間かかるため、植え付けたい時期から逆算して準備をします。

①元気のある若い「普通葉」を根本から切り離す

②ミズゴケに包み、生長を見守る

③数週間経つと小さな芽がでてくる

④葉挿しに使用した葉はそのまま残す

事前に準備をする必要がありますが、成功率は比較的高いようです。

株分け

大きく育ったセファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)には大きな生長点が複数できてきます。

この場合は株分けで増やすこともできます。

①生長点ごとに株を分ける

②バケツなどに水を入れ、株を水につける

③鉢を用意し水苔で挿し穂を植える

何よりも切り取った部分を乾燥させないことが成功の秘訣です。

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セファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)のオススメ栽培方法

セファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)がすくすく育つ環境を作るための

オススメ栽培方法を3つ紹介します。

①鉢で育てる

②水槽で育てる

③温室で育てる

予算や自宅の環境によって適切な栽培方法を選びましょう。

セフォ郎
ぼくは水槽でぬくぬくしたい
水槽良いよね
ネぺ吉

飼育方法①鉢で育てる

鉢で育てるのが一般的な飼育方法。

鉢や用土を揃える他にはほとんどお金がかからないので、最もコスパが良いです。

鉢の置く場所

春から秋にかけては戸外で光の当たりやすい環境に置きます。

真夏の炎天下の直射日光では逆に弱ってしまう場合もあるため、その際は間接的に日が当たる場所などに移しましょう。

気温35度以上は望ましくないた暑すぎる日は気をつけましょう。

冬は戸外で光が最も当たる場所が望ましいです。

水やり

春から秋にかけての水やりは鉢土を乾かさないように頻繁にあげます。

冬は気温が低いため、頻繁に水やりはせず、土が乾いたら水やりをする程度に。

適宜、葉水をあげると空中湿度を保ちやすくなります。

用土

水苔のみがオススメです。

セファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)は元々栄養の少ない土地で生息しているため、肥料の入った土だと、捕虫袋をつけなくなってしまう場合もあります。

害虫・病気

春から秋はアブラムシやカイガラムシが付くことがよくあります。

特にアブラムシは新しく生えてきた葉につくため、生長を阻害しかねません。

植え替えのタイミング

株が大きくなってきたら、一年の中でも11月から3月がオススメです。

根に傷つけないように注意しながら、土などを取り除き、

丁寧に植え替えをしましょう。

飼育方法②水槽で育てる

インテリアとしても楽しめる飼育方法。水槽の中で育てるため、湿度や光調の管理が楽。

パルダリウムやテラリウム、アクアテラリウムとして上手く作ることができれば、オシャレなインテリアにもなり、近年は人気が急上昇中です。

必要な設備を整えるまで少し費用はかかります。

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水槽の大きさ

セファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)は高さはあまり必要としないですが、

それなりの面積がある方が元気に生長します。

購入時にちょうどのサイズを選んでしまうと生長に追い付かず、窮屈な空間になってしまいます。

30cm以上の水槽がオススメです。

水槽の置く場所

主に人口ライトによって光合成を促すことになるため、日の当たらない場所でも問題ありません。

テラリウムにする場合は安定感のある台に設置するのが望ましいです。

水やり

常時湿度を70%に保つことが理想です。

湿度計を見ながら、週に一回程度の水やりをして下さい。

湿度が高いため、カビには要注意しましょう。

植物専用のカビを抑えるスプレーがあると良いです。

用土・土台

鉢と同様に水苔のみがオススメです。

根を水苔で包み、用土の上に設置します。

害虫・病気

室内の水槽であれば、害虫はほぼつくことはありません。

カビによって根が傷んだりしないように気をつけましょう。

リセットのタイミング

鉢と同様に11月から3月が良いです。

水槽を洗浄したり、新しくテラリウムを作る際は特に根が乾かないように注意を払います。

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飼育方法③温室ケースで育てる

夏は必要に応じてクーラー設備、冬はヒーター設備を備えた温室ケースを作成します。

スペースの確保が室内だと難しいことから室外に設置する場合が多いですが、専用の部屋を確保するなどし、室内で育てている方もいます。

初期費用・維持費共にかかりますが、環境をコントロールしやすいので、元気に育てることができると思います。

温室もしくはゲージを用意する

室内専用の温室ケースであれば小さいものであれば数万円で購入で来ます。

戸外に設置する場合は庭などのスペース確保と、大きさによっては数十万円から数百万円かけて業者に依頼する方もいます。

最近はDIYブームも相まって、温室を自作する人も増えてきているので、予算を抑えたい方は挑戦してみるのも良いかもしれません。

セファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)を育ててみよう

セファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)の育て方からおすすめの育成方法までご紹介してきました。

虫を捕まえる独特な見た目と構造は一度ハマると、とても愛着のわく植物だと思います。

栽培は難しそうな印象があるかもしれないですが、初めて育てる方はそこまで気にする必要はないと思います。

個体によっても適切な環境は違います。

少し栽培環境を変えてみたら以前より捕虫袋がつきやすくなった、とか、

フタが開くようになった、とか、植物というよりペットのような感覚になります。

ぜひこの機会にセファロタス・フォリキュラリス(フクロユキノシタ)を育ててみてはいかがですか。

セフォ郎
最後まで読んでくれてありがとね
気になったら他のページも読んでね~
ネぺ吉
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  • この記事を書いた人

ネペ吉

ネペンテス(ウツボカズラ)にハマった食虫植物。 仕事はセレクトショップにて8年経験ののちWEB業界に転職した。 柴犬を飼って、自然に囲まれた場所で生活をすることが夢。

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