他のネペンテス(ウツボカズラ)ではあまり見られない色味を持ち、
高価な食虫植物としてマニアに人気なのがバービッジアエです。
今回はそんなネペンテス・バービッジアエを紹介していきます。
ネペンテス・バービッジアエってどんな食虫植物?
分類から生息場所など
バービッジアエの特徴を紹介します。
オススメ度 | ★★★★★ |
栽培しやすさ | ★★★ |
入手しやすさ | ★★ |
価格の手頃さ | ★ |
見た目の良さ | ★★★★★ |
※見た目の良さは完全に主観です
分類
分類 | 被子植物 | angiosperms |
真正双子葉類 | eudicots | |
コア真正双子葉類 | core eudicots | |
目 | ナデシコ目 | Caryophyllales |
科 | ウツボカズラ科 | Nepenthesceae |
属 | ネペンテス属 | Nepenthes |
種 | ネペンテス・バービッジアエ | Nepenthes.boschiana |
1858年にキナバル山で発見されましたが、
正式に名付けられたのは1892年です。
古くから見つけられてはいましたが、
近年までほとんど栽培されていなかったようです。
名前の由来
フレデリック・バービッジ氏の名から付けられました。
捕虫袋の大きさ
サイズは最大で25cmほどで、
中型サイズです。
捕虫袋の特徴
ほとんど白に近いグリーン系に、
赤紫の斑点模様が入ります。
袋のフォルムはくびれはなく、
少し丸いです。
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ネペンテス・バービッジアエの生息域
参考程度ですが、バービッジアエの生息域の環境です。
最低 | 最高 | |
標高 | 1200m | 1800m |
日中の気温 | 23℃ | 29℃ |
夜間の気温 | 13℃ | 19℃ |
生息場所
キナバル山の中腹から標高の高い地域の
ごく一部に生息しています。
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ネペンテス・バービッジアエの価格
国内、海外問わずとても人気の種ですが、
普及はそこまでしていません。
ネペンテス・バービッジアエの相場
原種は比較的高価で、
価格は30000円から50000円ほどします。
ネペンテス・バービッジアエが購入できるお店
ネットであれば、原種・交配種ともに、
購入することができます。
食虫植物の専門ショップで探すのが良いです。
ネペンテス・バービッジアエの交配種
バービッジアエは原種が比較的栽培しやすく、見た目も美しいことから、
あまり交配種は作られていませんが、
グランドルフィアとの交配種は見たことがあります。
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ネペンテス・バービッジアエを育ててみよう
個性的なネペンテス(ウツボカズラ)の中でも、
バービッジアエには食虫植物特有の毒々しさは一切感じず、
僕はとても芸術的な印象を受けました。
原種は中々に高価ですが、、気になる方はぜひ育ててみてください。
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