近年ホームセンターでよく販売されている人工交配種のガヤ。
他の種と違って、交配種をさらに掛け合わせて作られたもので、 鮮やかな赤みにグリーンの斑模様が付いた特徴的な見た目です。
強健な種を掛け合わせて作られただけあって、とても育てやすく、見た目も美しいと、
初心者にもオススメできる種です。
そんなガヤの特徴や育て方、オススメの栽培方法をご紹介していきます。
ネペンテス・ガヤの基本情報
オススメ度 | ★★★★★ |
栽培しやすさ | ★★★★★ |
入手しやすさ | ★★★★★ |
価格の手頃さ | ★★★★★ |
見た目の良さ | ★★★★ |
※見た目は完全な主観です
分類
分類 | 被子植物 | angiosperms |
真正双子葉類 | eudicots | |
コア真正双子葉類 | core eudicots | |
目 | ナデシコ目 | Caryophyllales |
科 | ウツボカズラ科 | Nepenthesceae |
属 | ウツボカズラ属 | Nepenthes |
種 | ネペンテス’ガヤ’ | Nepenthes 'gaya' |
ガヤの交配親はカーシアナとベントリコーサ×マキシマです。
この3種は様々な交配に用いられていて、とても育ちの良い種の掛け合わせです。
生息場所
交配種のため、生息場所は存在しません。
捕虫袋の特徴
蓋から、翼の毛まで鮮やかな赤色に、マキシマのような斑模様が入ります。
ガヤの赤みは、ネペンテス(ウツボカズラ)を色々知ってくると特に特徴的な色だとわかると思います。
レディラックのような赤みが強い訳でもなく、まるで鉛筆で書いたような赤みが印象的です。
葉の特徴
少し波打った、葉を付けるのが特徴です。
葉自体の幅はあまりなく、ベントリコーサの葉の特徴に似ています。
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ネペンテス・ガヤの育て方
参考程度ですが、ガヤは交配種なので、その両親を元に算出した理想の環境です。
※ベントリコーサ×マキシマの交配の推定標高を算出し、そこにカーシアナを掛け合わせています
最低 | 最高 | |
標高 | 510m | 1750m |
日中の気温 | 22℃ | 27℃ |
夜間の気温 | 12℃ | 17℃ |
比較的暑さに強く、多湿の環境下を好みます。
マキシマが標高2600mまで生息しているため、計算上は気温が低い方がよさそうに見えますが、
実際は低地系の栽培環境で問題なく育ちます。
交配種ですし個体差もあるので、様子を見つつ適正な環境を探してあげるのが良いです。
ネペンテス・ガヤの栽培表
日照度合い | 50%程度の遮光 |
水やり頻度 | 頻繁に与える |
乾燥 | 比較的強い |
日当たり
ネペンテス(ウツボカズラ)は日の当たる場所を好みますが、強すぎる日光はNGです。
遮光できるくらいの陽の光で十分に育ちます。 特に夏は直射日光と温度に注意しましょう。
水やり
気温の高い夏は用土が乾いたら与えるように、通常は一日1回〜2回程度に頻繁に水やりをしてください。
冬は空中湿度が下がりすぎないように、葉水を適度に与えると良いです。
用土
水苔もしくは鹿沼土などの保水性が良いものがオススメです。
栽培環境によって相性はありますが、 水苔で育てれば間違いないでしょう。
オススメの栽培方法
ガヤは寒さに比較的強いですが、しっかりと生長を促すのであれば最低12度以上は必要です。
冬場は戸外で育てず室内に移しましょう。
成長が早いので、鉢で育てるのがオススメです。
ネペンテス・ガヤの価格
ネペンテス(ウツボカズラ)の中では比較的入手しやすく、育てやすい種の1つと言えるでしょう。
価格帯、サイズ、見た目から入門種として育てる方も多いです。
ネペンテス・ガヤの相場
ガヤはお手頃に入手できる種で、
小さいサイズであれば500円から2000円ほどで販売されています。
ネペンテス・ガヤが購入できるお店
ガヤはホームセンターでもよく販売されています。
園芸店やお花屋さんで売られていることはありますが、ネットでも販売されているため入手しやすい経路で選ぶのが良いです。
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ネペンテス・ガヤを育ててみよう
ネペンテス(ウツボカズラ)の中でも鮮やかな捕食袋のガヤ。
赤い捕虫袋をつける種かつ育てやすいのはとても魅力的ではないでしょうか。
この鮮やかさは観葉植物や苔などと一緒に栽培しても、とても綺麗に映ります。
ぜひこの機会にガヤの栽培に挑戦してみてはどうでしょうか。
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