ネペンテス(ウツボカズラ) 食虫植物

ネペンテス(ウツボカズラ)にはどんな種類がある?定番のアラータや人気のレディラックなどオススメ13種をご紹介

2022年2月6日

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ネペンテス(ウツボカズラ)にはどんな種類がある?定番のアラータや人気のレディラックなどオススメ13種をご紹介

2022年2月6日

ネペンテス(ウツボカズラ)は150種以上!

ネペンテス(ウツボカズラ)は150種以上もいると言われており、様々な種が存在します。

初心者にも栽培しやすい定番人気のアラータやベントラータ、赤みが綺麗なレディラック、捕食袋が個性的なミランダなどを紹介します。

ここで紹介している種を知れば、あなたも明日からネペンテス(ウツボカズラ)博士に?

生息地域によって形や色、大きさまで全然違う

ネペンテス(ウツボカズラ)は生息域が広大に分布している食虫植物です。

ネペンテス 生息分布図

植物種全体で見ても、ここまで広域に一つの種が繁栄していることは珍しく、それが多様性に繋がっています。

ほとんどの方がネペンテス(ウツボカズラ)と聞くと、ネペンテス・アラータ(別名:ヒョウタンウツボカズラ)もしくはミランダの見た目を思い浮かべるでしょう。

色々な種類を知り、好みの種を探すのも楽しいですよ。

定番種から、人気種、希少種までさまざま

定番と言われているのは前述したネペンテス・アラータやベントラータです。

他にも、赤みが綺麗なレディラックや個性的なミランダ、丸いフォルムが可愛いアンプラリア、スキーなどがあります。

また、近年は食虫植物ブームも相まって、交配種(ハイブリット)といわれる種も次々に生み出されていっています。

ネペンテス(ウツボカズラ)は東南アジアを原種としている食虫植物なので、日本国内で同様の栽培環境を作るのって中々難しいんですよね。

そこで見た目が良く、日本の環境に比較的適した種を混交することで、日本でも育てやすい種が作られるわけです。

でも、150種以上もいるなら尚更どれを選べば良いかわからなくなりますよね。

そこで、3つのカテゴリーに分けてお勧めのネペンテス(ウツボカズラ)を紹介していきます。

初心者におすすめ!まず育ててみるならこの種!

日本国内で最も栽培している方が多いと言われている二種を紹介します。

比較的育てやすく、見た目も誰もがイメージするネペンテス(ウツボカズラ)であり、価格帯もお手頃です。

ホームセンターやネットなど様々なお店で入手できるのもポイントです。

ネペンテス・アラータ(別名:ヒョウタンウツボカズラ)

最も栽培されている方が多いと言われている種です。

ヒョウタンウツボカズラやネペンテス・アラタも同じです。

たまにウツボカズラ・アラータ(正しい表記ではない)として売られていることもあります。

このネペンテス・アラータ(ヒョウタンウツボカズラ)は捕食袋が緑色で先端部分(フタの方)が綺麗な赤味になります。

個体差があり、別の個体をネペンテス・アラータと表記して販売されていることもあるので、注意が必要です。

比較的育てやすいので初めて栽培する方にオススメの種です。

ちなみによく販売されている交配種ネペンテス・レッドアラータ(アカネと販売されていることもあり)は全くの別種なのでご注意ください。

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ネペンテス・ベントラータ

アラータと同様に国内で多く育てられている種です。

アラータ以上に環境に強いと言われ、ネペンテス(ウツボカズラ)の中では最も育てやすい種とも言われています。

見た目は一見、アラータと見分けがつきづらいですが、ベントラータは葉が細長く少しヨレているのが特徴です。

ベンテコリーサとアラータの人工交配種(Nepenthesalata × Nepenthes ventricosa)で、葉の特徴はベンテコリーサから受け継いでいます。

アラータは少し丸みを帯びている葉なので、そこで見分けると良いでしょう。

販売価格も小さな鉢であれば500円から1000円くらいで、最もお手頃なのです。

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人気のあるネペンテス(和名:ウツボカズラ)って?

続いて、人気なネペンテス(ウツボカズラ)を5種紹介していきます。

認知度や販売しているお店は限られますが、アラータやベントラータに引けをとらない人気種です。

実店舗で販売されているお店はかなり限られてくるため、ピンポイントでこの種が欲しい、という時はネットショップで探すことをお勧めします。

ネペンテス・ベントリコーサ

ヒョウタンのような真ん中あたりでくびれた捕虫袋をつけるネペンテス(ウツボカズラ)です。

個体によって、口の部分が赤みが強いものから、グリーンの部分まで少し色味の薄いものまで存在します。

毛はなく、光沢感があるので、他のネペンテスよりもスッキリした印象です。

ベントラータと価格帯が近く、小さいサイズであれば1000円から2000円ほどで販売されています。

原種の中ではアラータに次いで人気な種なのではないでしょうか。

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ネペンテス・ダイエリアーナ

Nepenthes-Dyeriana ネペンテスダイエリアーナ-2

鮮やかな緑色の袋に、赤いエンジの色が綺麗な模様のネペンテス(ウツボカズラ)です。

口の部分は縞模様に、袋部分は斑点模様になります。

縦長なフォルムもマニアには人気な理由です。

ミクスタとディクソニアナの交配種(Nepentehs Mixta × Nepenthes Dicksoniana)で、

近年はネットショップではよく販売されるようになりました。

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ネペンテス・ミランダ

ミランダ以外の表記で販売されていることは見たことないです。

袋の口が赤い唇のように見えるのが特徴で、生長とともに、口が赤く変化していきます。

わさわさした袋の毛と、少し毒毒しい見た目から、コアなファンが多いのも特徴です。

デジモンのベジーモンはこのミランダをモデルにしているのではないかなと思ってます。

ミランダの捕虫袋は育つとかなり大きくなります。

僕が見た中で一番大きかったのは20cmくらいありました。

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ネペンテス・レディラック

この種も表記以外で販売されることはほとんどないです。

少し育ってくると、鮮やかな赤色の捕食袋になり、その色味から非常に人気です。

個体や栽培方法によっても赤み具合は変わってきます。

ネペンテス(ウツボカズラ)の種類をいくつか知ってくると、その魅力に気づく方も多いのではないでしょうか。

この種も人工交配種でベントコリーサとアンプラリア(Nepenthes ventricosa× Nepenthes ampuralia)の組み合わせで作られています。

育てやすいです。

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ネペンテス・マキシマ(別名:ムラサキウツボカズラ)

日本ではムラサキウツボカズラという名前で戦前から栽培されてきた、定番種のネペンテス・マキシマ。

袋は比較的大きく、赤紫ベースに緑の斑点模様と、波打つ葉が特徴です。

上位袋と下位袋で見た目が大きく変わります。

育てやすさから、人工交配種の両親として広く活用されており、ミクスタやその子のダイエリアーナなどがあります。

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個性的なネペンテス(和名:ウツボカズラ)って?

ネペンテス(ウツボカズラ)がすでに個性的な植物ですが、

その中でも更に個性的な種がいます。

こちらも実店舗ではなかなかお目にかかることはないと思うので、ネットショップで探すことをお勧めします。

ネペンテス・スキー

Nepenthes-suki-ネペンテス・スキー

長いツルに赤いエンジの丸い袋絵をつける人気のネペンテス(ウツボカズラ)です。

ツルは結構長くなるので、高いところに吊るし、上から伸びてくる袋がインテリアとしておしゃれな雰囲気を醸し出してくれたりもします。

一度ホームセンターで販売されているのを見たことがありますが、ネットで手に入れる方が多いのではないでしょうか。

葉先のツルは長いものでは30cm以上になります。

ラフレシアナとシブヤネンシス(Npenethes・Raflesiana × Nepenthes・Sibuyanensis)の交配種です。

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ネペンテス・アンプラリア(別名:ツボウツボカズラ)

和名はツボウツボカズラと呼ばれ、丸っこい捕虫袋を敷き詰めるように生やす種です。

アンプラリアは低地から標高1000mを超える地帯まで広域に分布していて、

赤色が綺麗なレッドやオールレッド(Ampullaria red)、緑色のグリーンイリアンジャヤ(Ampullaria Green irian jaya)、白っぽい袋を付けるスマトラグリーン(Ampullaria sumatra green)など、亜種が10種以上あります。

こじんまりした捕虫袋を沢山付けるのが可愛いという方もいます。

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ネペンテス・ラフレシアナ

Nepenthes Rafflesiana ネペンテス・ラフレシアナ

日本で人気の種は比較的捕虫袋が大きくても20cmくらいのネペンテス(ウツボカズラ)が多いですが、

ラフレシアナは1m以上のサイズの記録もある原種です。

この種も東南アジアに広く生息しており、亜種が多く、マルディ(rafflesiana mardi)や、クチン(rafflesiana kuching)、ラフレシアエレガンスと呼ばれることもあるブルネイ(rafflesiana brunei)など10種以上います。

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Nepenthes Rafflesiana ネペンテス・ラフレシアナ
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ネペンテス・フーケリアナ

アンプラリアとラフレシアナは生息域が重なっていることから生まれた天然交配種のフーケリアナ。

両親の特徴を色濃く受け継いでおり、丸っこくて硬い捕食袋の形はアンプラリアから、独特な色味はラフレシアナに見られる特徴です。

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人気の2種を両親に持つ、天然交配種のネペンテス・フーケリアナ。基本情報から特徴、育て方、オススメの栽培方法など。

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ネペンテス・トランカータ

ネペンテス・トランカータは軍配型の葉と大きな捕虫袋を付けるのが特徴のネペンテス(ウツボカズラ)です。

茎がつる状には伸びずに育ちます。

フィリピンのミンダナオ島に生息する固有種で、他のネペンテス(ウツボカズラ)とは全く異なる雰囲気がマニアに人気の種です。

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ネペンテス・アルボマギナタ

アルボマギナータ、アルボマルギナタと表記されていることもあるこの種の捕食袋は、緑色や赤色だけでなく、暗い紫色やグレー、黒色などもあり、一風変わった印象でオシャレな雰囲気がたまりません。

中々見つけるのが難しいレアな種ですが、一度は育てたい種です。

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ネペンテス(和名:ウツボカズラ)をもっと知りたい?おすすめスポット

育てる前に実物を見てみたい、興味はあるけど育てるまではいかない、という方にはネペンテス(ウツボカズラ)を直接見に行ってみてはどうでしょうか。

僕は10年程前からネペンテス(ウツボカズラ)を育ててみたいという気持ちがあったのですが、なかなか、いざ購入し育てる、というところまでには時間がかかりました。

その気持ちが高まったのがとあるお花屋さんで見かけたネペンテス(ウツボカズラ)です。

ここではネペンテス(ウツボカズラ)が数多く見られる植物園を紹介します。

既に育てている方なら尚更楽しいと思います。

東京、新宿御苑

世界一、人口密度の高い(?)新宿にある「新宿御苑の大温室」です。

立派に育ったアラータやマキシマなどが見れます。

新宿御苑自体が大きな公園になっているので、大温室以外にも原っぱでピクニックしたり、近場の飲食店に寄ったりもでき、一日中楽しめるのも良いです。

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先日、新宿御苑の大温室に行ってきました。 ネペンテスのコーナーも含めて、これが都会のど真ん中にある温室なのか?というくら ...

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大阪、 咲くやこの花館

関西きっての食虫植物を取り扱う「咲くやこの花館」では常設展でも十分に多種多様なネペンテス(ウツボカズラ)を見ることができます。

ここの特徴は亜熱帯のローランド種と高山帯のハイランド種、どちらのネペンテス(ウツボカズラ)も見れることではないでしょうか。

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食虫植物の聖地?兵庫フラワーセンター

日本国内で食虫植物好きに最も有名な植物園といえばここでしょう。

「食虫植物の聖地」と言われるくらい数多くのネペンテス(ウツボカズラ)が栽培されており、「食虫の神」と呼ばれる栽培のスペシャリストが在籍しています。

まだ僕は行ったことがないのですが、兵庫に足を運んだら必ず行きたい植物園です。

ネペンテス(和名:ウツボカズラ)を育ててみよう

ひとえにネペンテス(ウツボカズラ)といっても、他の食虫植物などと比較してもその種類の多さは圧巻です。

最初は1鉢だけだったけど気づいたら、、という栽培家の方も珍しくありません。

もしこの中でも気になった種がいたら、実店舗やネットで探してみるのはいかがでしょうか。

色々な顔が楽しめるネペンテス(ウツボカズラ)、一度その魅力に気付くと、きっとハマりますよ。

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  • この記事を書いた人

ネペ吉

ネペンテス(ウツボカズラ)にハマった食虫植物。 仕事はセレクトショップにて8年経験ののちWEB業界に転職した。 柴犬を飼って、自然に囲まれた場所で生活をすることが夢。

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