赤い斑点と黄色みがかった色に、
細身のフォルムが特徴的なグラブラタ。
日本でも人気のハイランド種です。
そんな、ネペンテス・グラブラタを紹介していきます。
ネペンテス・グラブラタってどんな食虫植物?
ハイランド種の中でも人気が高く、
栽培は比較的難しいと言われているグラブラタ。
分類から生息場所などグラブラタの特徴を紹介します。
オススメ度 | ★★★★★ |
栽培しやすさ | ★★ |
入手しやすさ | ★★ |
価格の手頃さ | ★★★ |
見た目の良さ | ★★★★★ |
※見た目の良さは完全に主観です
分類
分類 | 被子植物 | angiosperms |
真正双子葉類 | eudicots | |
コア真正双子葉類 | core eudicots | |
目 | ナデシコ目 | Caryophyllales |
科 | ウツボカズラ科 | Nepenthesceae |
属 | ネペンテス属 | Nepenthes |
種 | ネペンテス・グラブラタ | Nepenthes.glabrata |
グラブラタと発表されたのは
1984年になります。
名前の由来
ラテン語で「無毛」を意味するglaberから名付けられました。
ほとんど毛のないグラブラタの特徴から取られました。
捕虫袋の大きさ
サイズは最大で12cmほどで
ハイランドの中では小型サイズです。
捕虫袋の特徴
グラブラタで注目される、赤い斑点に黄色みがかった捕食袋は、
アッパーに見られる特徴です。
下位袋は赤味が強く、口の部分は黄緑っぽくなり、
フォルムは丸く、印象が大分変わります。
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ネペンテス・グラブラタの生息域
参考程度ですが、グラブラタの生息域の環境です。
最低 | 最高 | |
標高 | 1600m | 2100m |
日中の気温 | 22℃ | 27℃ |
夜間の気温 | 12℃ | 17℃ |
生長に時間がかかりますが、
高山に生息している種の中では挑戦しやすい種です。
生息場所
スラウェシの固有種で、
標高の高い所で発見されることが多いです。
ネペンテス・グラブラタの価格
ネペンテス(ウツボカズラ)の中ではそこまで高価でなく、
挑戦しやすい種です。
ネペンテス・グラブラタの相場
流通数は少ないですが、
子株であれば5000円から10000円くらいで購入できます。
ネペンテス・グラブラタが購入できるお店
国内でもネットで購入できることがあります。
流通数は少ないので、見つけたら即購入をオススメします。
ネペンテス・グラブラタの交配種
少ないですが交配種も作られていて、
ソーマと呼ばれる人工交配種があります。
原種よりも育てやすく、綺麗な赤みが出ることが多いので、
人気があります。
価格は子株で5000円から10000円くらいです。
ネペンテス・グラブラタを育ててみよう
高山系のネペンテス(ウツボカズラ)はどれも個性的な種ばかりですが、
頑張ってアッパーの袋を付けたくなる魅力的な種です。
ぜひ機会があれば育ててみてください。
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