トイレの名を持つ、
個性的な袋を付ける人気のハイランド種です、
そんな、ネペンテス・ジャンバンを紹介していきます。
ネペンテス・ジャンバンってどんな食虫植物?
ハイランド種の中でも人気が高く、
栽培が難しいと言われているジャンバン。
分類から生息場所などジャンバンの特徴を紹介します。
オススメ度 | ★★★★★ |
栽培しやすさ | ★ |
入手しやすさ | ★ |
価格の手頃さ | ★ |
見た目の良さ | ★★★★★ |
※見た目の良さは完全に主観です
分類
分類 | 被子植物 | angiosperms |
真正双子葉類 | eudicots | |
コア真正双子葉類 | core eudicots | |
目 | ナデシコ目 | Caryophyllales |
科 | ウツボカズラ科 | Nepenthesceae |
属 | ネペンテス属 | Nepenthes |
種 | ネペンテス・ジャンバン | Nepenthes.jamban |
2005年に発見され、
2006年に正式に公表されました。
名前の由来
インドネシア語でjambanは「トイレ」の意味をもち、
水差しのようなトイレのような捕虫袋から名づけられました。
捕虫袋の大きさ
サイズは最大で11cmほどです。
ハイランドの中では小型の袋を付けます。
捕虫袋の特徴
襟の部分が赤く、
袋は赤っぽい色から黄緑っぽい色まで、個体差があります。
また、アッパーの補色袋と、
下部の補色袋でもだいぶ見た目が変わるようです。
「トイレ」の名をつけられた通り
記憶に残る個性的な袋ですよね。
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ネペンテス・ジャンバンの生息域
参考程度ですが、ジャクエリネアエの生息域の環境です。
最低 | 最高 | |
標高 | 1800m | 2100m |
日中の気温 | 22℃ | 26℃ |
夜間の気温 | 12℃ | 16℃ |
生長に時間がかかりますが、
高山に生息している種の中では挑戦しやすい種です。
生息場所
スマトラ島北部の高山に生息しています。
ネペンテス・ジャンバンの価格
ネペンテス(ウツボカズラ)の中では比較的高価ですが、
牙系のビローサなどよりは一桁安いので、挑戦しやすい種です。
ネペンテス・ジャンバンの相場
流通数は少ないですが、
子株であれば10000円から30000円くらいで購入できます。
ネペンテス・ジャンバンが購入できるお店
国内でもネットで購入できることがあります。
流通数は少ないので、見つけたら即購入をオススメします。
ネペンテス・ジャンバンの交配種
交配種はあまり多くないですが、
ローウィなど、
個性的な交配がいくつか存在しています。
育てやすいので、原種にこだわらなければ探してみるのも手です。
価格は子株で10000円以上はします。
ネペンテス・ジャンバンを育ててみよう
高山系のネペンテス(ウツボカズラ)はどれも個性的な種ばかりですが、
独特なフォルムの捕虫袋で近年人気が出ているのがジャンバンです。
栽培は大変ですが、この見た目は育てたくなりますよね。
ぜひ機会があれば挑戦してみてください。
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