ハイランド種の中でもマニアに人気の高い、
ネペンテス・マクロフィラを紹介していきます。
ネペンテス・マクロフィラってどんな食虫植物?
ハイランド種の中では流通が少ないマクロフィラ。
分類から生息場所などマクロフィラの特徴を紹介します。
オススメ度 | ★★★★ |
栽培しやすさ | ★ |
入手しやすさ | ★ |
価格の手頃さ | ★ |
見た目の良さ | ★★★★★ |
※見た目の良さは完全に主観です
分類
分類 | 被子植物 | angiosperms |
真正双子葉類 | eudicots | |
コア真正双子葉類 | core eudicots | |
目 | ナデシコ目 | Caryophyllales |
科 | ウツボカズラ科 | Nepenthesceae |
属 | ネペンテス属 | Nepenthes |
種 | ネペンテス・マクロフィラ | Nepenthes.macrophylla |
名前の由来
1850年代に発見されていましたが、長い間エドワードシアナの一種として扱われていました。
「大きな葉」を意味する「macrophylla」として名付けられ、
1990年代に一つの種であるという説が有力視されるようになりました。
捕虫袋の大きさ
成長すると最大30cmほどのサイズになると言われています。
ハイランド種の牙系ネペンテス(ウツボカズラ)の中でも最も大きな捕食袋を付ける可能性がある種ですが、
栽培難易度が非常に高いです。
捕虫袋の特徴
捕虫袋は口の部分が牙のようにギザギザしていて、若干の襟がある点がエドワードシアナやビローサと異なります。
また、口は楕円形になり、袋以上にインパクトがあるのも特徴です。
近類のエドワードシアナ、ビローサ含めた分類群をめぐって長い間混乱がありました。
生態系の特徴が異なる点から今は明確に分類されています。
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ネペンテス・マクロフィラの生息域
参考程度ですが、マクロフィラの生息域の環境です。
最低 | 最高 | |
標高 | 2200m | 2642m |
日中の気温 | 19℃ | 23℃ |
夜間の気温 | 9℃ | 13℃ |
ハイランド系ネペンテス(ウツボカズラ)の中では特に育てるのが難しく、
自生地では限られた標高にしか生息していないため、
適切な環境を整えるのはかなり難しいです。
生息場所
ボルネオ島のトラスマディ山の頂上付近に生息している固有種です。
今のところ確定はしていませんが、近くの山にも生えているという情報も。
ネペンテス・マクロフィラの価格
ネペンテス(ウツボカズラ)の中では最も高額な種の一つです。
マニアでもごくわずかしか栽培していません。
ネペンテス・マクロフィラの相場
捕食袋が付いているか、原産やカラーによって価格は異なりますが、
3号以上のサイズは少なくとも20万円くらいはします。
ネペンテス・マクロフィラが購入できるお店
食虫植物専門店、もしくはYahooオークションが手に入れやすいです。
流通数がかなり少ないので、価格帯も含めて入手は困難です。
ネペンテス・マクロフィラを育ててみよう
いつかは育ててみたいマクロフィラ。
価格帯は非常に高価ですが、鑑賞性の高さはネペンテス(ウツボカズラ)の中でもトップクラスです。
購入機会があれば栽培に挑戦してみてください。
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