ハイランド種の中でもマニアに非常に人気の高い、
ネペンテス'ハリアナ'を紹介していきます。
ネペンテス'ハリアナ'ってどんな食虫植物?
ハイランド種の中では流通数が非常に少ないのがハリアナです。
分類から生息場所などハリアナの特徴を紹介します。
オススメ度 | ★★★★★ |
栽培しやすさ | ★ |
入手しやすさ | ★ |
価格の手頃さ | ★ |
見た目の良さ | ★★★★★ |
※見た目の良さは完全に主観です
分類
分類 | 被子植物 | angiosperms |
真正双子葉類 | eudicots | |
コア真正双子葉類 | core eudicots | |
目 | ナデシコ目 | Caryophyllales |
科 | ウツボカズラ科 | Nepenthesceae |
属 | ネペンテス属 | Nepenthes |
種 | ネペンテス'ハリアナ' | Nepenthes'xharryana' |
名前の由来
有名な園芸会社「Veich&Sons」の責任者「Harry Veich」にちなんで、
名づけられました。
エドワードシアナとビローサの天然交配種です。
捕虫袋の大きさ
成長すると最大10cmから15㎝ほどのサイズになりますが、
なかなか大きな捕食袋を付けるのは難しいようです。
ハイランド種の牙系ネペンテス(ウツボカズラ)の中でも栽培難易度が高いと言われています。
捕虫袋の特徴
捕虫袋は口の部分が牙のようにギザギザしていて、 エドワードシアナよりも丸く、ビローサより少しシャープです。
牙がエドワードシアナやビローサよりも深く、大きいのが特徴ですが、
ビローサとの見極めは特に難しいです。
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ネペンテス'ハリアナ'の生息域
参考程度ですが、ハリアナの生息域の環境です。
天然交配種のため、両親の生息している標高を元に算出した気温です。
最低 | 最高 | |
標高 | 1600m | 2700m |
日中の気温 | 17℃ | 26℃ |
夜間の気温 | 7℃ | 16℃ |
ハイランド系ネペンテス(ウツボカズラ)の中では特に育てるのが難しく、
自生地では標高3200m付近に自生しているビローサと同様に発見されることがあるようです。
年間を通して、夜間に温度を下げることが栽培のコツと言われています。
生息場所
キナバル山とタンブユコン山に生息している天然交配種です。
ネペンテス'ハリアナ'の価格
ネペンテス(ウツボカズラ)の中では最も高額な種の一つです。
マニアでもごくわずかしか栽培していません。
ネペンテス'ハリアナ'の相場
捕食袋が付いているか、原産やカラーによって価格は異なりますが、
3号以上のサイズは少なくとも25万円くらいはします。
ネペンテス'ハリアナ'が購入できるお店
食虫植物専門店、もしくはYahooオークションが手に入れやすいです。
流通数がかなり少ないので、価格帯も含めて入手は困難です。
ネペンテス'ハリアナ'を育ててみよう
いつかは育ててみたいハリアナ。
価格帯は非常に高価ですが、鑑賞性の高さはネペンテス(ウツボカズラ)の中でも一、二を争います。
購入機会があれば栽培に挑戦してみてください。
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