赤く大きな襟と丸いフォルムが
特徴的なオバタ。
日本でも人気のハイランド種です。
そんな、ネペンテス・オバタを紹介していきます。
ネペンテス・オバタってどんな食虫植物?
ハイランド種の中でも人気が高く、
栽培は比較的難しいと言われているオバタ。
分類から生息場所などオバタの特徴を紹介します。
オススメ度 | ★★★★★ |
栽培しやすさ | ★★ |
入手しやすさ | ★★ |
価格の手頃さ | ★★ |
見た目の良さ | ★★★★★ |
※見た目の良さは完全に主観です
分類
分類 | 被子植物 | angiosperms |
真正双子葉類 | eudicots | |
コア真正双子葉類 | core eudicots | |
目 | ナデシコ目 | Caryophyllales |
科 | ウツボカズラ科 | Nepenthesceae |
属 | ネペンテス属 | Nepenthes |
種 | ネペンテス・オバタ | Nepenthes.ovata |
古くから発見されていたハイランド種で、
その歴史は1840年まで遡ります。
ただし、複数の種と混合され、
正式にオバタと名称が付いたのは1994年になります。
名前の由来
ラテン語で「卵形」を意味するovataから名付けられました。
卵のような丸い捕虫袋を指しています。
捕虫袋の大きさ
サイズは最大で12cmほどで
ハイランドの中では小型サイズです。
捕虫袋の特徴
大きな襟とぼってりしたボリュームのある丸いフォルムが特徴的です。
色味は赤みが強いですが、
時間が経つと赤紫色と茶色の中間のような色になります。
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ネペンテス・オバタの生息域
参考程度ですが、オバタの生息域の環境です。
最低 | 最高 | |
標高 | 1700m | 2100m |
日中の気温 | 22℃ | 27℃ |
夜間の気温 | 12℃ | 17℃ |
生長に時間がかかりますが、
高山に生息している種の中では挑戦しやすい種です。
生息場所
スマトラ島の固有種で、
標高の高い所で発見されることが多いです。
ネペンテス・オバタの価格
ネペンテス(ウツボカズラ)の中ではそこまで高価でなく、
挑戦しやすい種です。
ネペンテス・オバタの相場
流通数は少ないですが、
子株であれば5000円から10000円くらいで購入できます。
ネペンテス・オバタが購入できるお店
国内でもネットで購入できることがあります。
流通数は少ないので、見つけたら即購入をオススメします。
ネペンテス・オバタの交配種
少ないですが交配種も作られていて、
ベントリコーサ系の交配を見つけたことがあります。
原種よりも育てやすく、綺麗な赤みが出ることが多いので、
人気があります。
価格は子株で3000円から5000円くらいです。
ネペンテス・オバタを育ててみよう
高山系のネペンテス(ウツボカズラ)はどれも個性的な種ばかりですが、
名前の通り丸いフォルムと、大きな襟は鑑賞度がとても高いです。
ぜひ機会があれば育ててみてください。
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