色鮮やかな襟と、卵型のフォルムがとても美しいビーチー。
その観賞度の高さから、世界的にとても人気のある種です。
今回はそんなネペンテス・ビーチーを紹介していきます。
ネペンテス・ビーチーってどんな食虫植物?
分類から生息場所など
ビーチーの特徴を紹介します。
オススメ度 | ★★★★★ |
栽培しやすさ | ★★★ |
入手しやすさ | ★★★ |
価格の手頃さ | ★ |
見た目の良さ | ★★★★★ |
※見た目の良さは完全に主観です
分類
分類 | 被子植物 | angiosperms |
真正双子葉類 | eudicots | |
コア真正双子葉類 | core eudicots | |
目 | ナデシコ目 | Caryophyllales |
科 | ウツボカズラ科 | Nepenthesceae |
属 | ネペンテス属 | Nepenthes |
種 | ネペンテス・ビーチー | Nepenthes.veitchii |
1859年に発見され、
その多くは着生植物として、高さ20m以上の木に発生していたようです。
名前の由来
Veitchi Nurseriesという19世紀のヨーロッパ最大の植物農家、
James Veitch氏にちなんで名付けられました。
捕虫袋の大きさ
最大サイズは不明ですが、
大型サイズに分類されます。
捕虫袋の特徴
盾のような卵型のずっしりした袋に、
鮮やかな襟を付けます。
バリオやキャンディ、アカズキンなど特徴や産地によって更に名前が付けられていることもあります。
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ネペンテス・ビーチーの生息域
参考程度ですが、ビーチーの生息域の環境です。
最低 | 最高 | |
標高 | 0m | 1600m |
日中の気温 | 24℃ | 35℃ |
夜間の気温 | 14℃ | 25℃ |
生息場所
生息域は広く、ボルネオ島とカルマンタン島の低地から山腹に生息しています。
地上に生えていることはほとんどないようで、
着生植物としても有名です。
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ネペンテス・ビーチーの価格
国内、海外問わずとても人気の種で、
栽培初心者の方にもオススメです。
ネペンテス・ビーチーの相場
原種は高価な個体もあり、
子株であれば価格15000円前後、
少し大きなサイズだと50000円以上くらいします。
バリオやアカズキンが特に人気で、上記の価格以上で販売されていることもあります。
ネペンテス・ビーチーが購入できるお店
ネットであれば、原種・交配種ともに、
購入することができます。
食虫植物の専門ショップで探すのが良いです。
ネペンテス・ビーチーの交配種
様々な交配種が生み出されていて、
最も多いのがビーチーの亜種同士の組み合わせが多く、
ミラビリスやエドワードシアナ、メリリアナ、アンプラリアなど無数にあります。
気になる交配種を探すのも楽しいかもしれないですね。
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ネペンテス・ビーチーの亜種
鑑賞度が非常に高いことから、多数の亜種が生み出されています。
その中で特に人気の種をいくつか紹介します。
ネペンテス・ビーチー バリオ
ネペンテス・ビーチー キャンディ
ネペンテス・ビーチー アカズキン
ネペンテス・ビーチーを育ててみよう
ラジャやペルタタなど観賞度の高い種と比較されることの多いビーチー。
スタンダードな種類をすでに栽培している方にも、
始めて栽培するという方にもオススメできる種です。
気になる方はぜひ育ててみてください。
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