タヌキモ(水生ウトリクラリア)ってどこで買えるの?
この記事はこのような方にオススメ
- タヌキモ(ウトリクラリア)がどこで購入できるか知りたい
- 価格の相場を知りたい
- オススメのお店を知りたい
タヌキモ(水生ウトリクラリア)はまだまだマイナーというかニッチな植物なので、いざ購入する、となると意外と見つからなかったりします。
このページでは実店舗からネットショップまで、どのような価格帯で販売しているのかを紹介しています。
タヌキモ(水生ウトリクラリア)を購入したい、育ててみたいという方の参考にしていただければ幸いです。
タヌキモ(水生ウトリクラリア)を購入する時に知っておきたい
タヌキモ(水生ウトリクラリア)含む食虫植物って、いざ欲しいとなると中々見つからなかったりします。
それもそのはず、販売時期や、販売しているリアル店舗は限られているのです。
気になっていざ育てようかな、と思った時に、お住まいの近隣で販売されているかを事前に把握しておかないと、
予想以上に探すのが大変だったりします。
今はWEBもあるので、ECや専門店で購入するのもオススメです。
タヌキモ(水生ウトリクラリア)は水草として販売されている?
ウトリクラリアに属するタヌキモとミミカキグサは種のおよそ15%が水生、80%が陸生、残りは着生や岩生の植物です。
日本で分類されている呼び名と学名が混同していて非常にわかりずらいのですが、
主に、4つに分類されます。
・水生植物
・陸生植物
・着生植物
・岩生植物
このうち、日本でタヌキモと呼ばれる水生植物は属全体の15%ほどを占めます。
ここではタヌキモ(水生ウトリクラリア)の購入方法を紹介していきます。
水生植物とは
水中または水辺に生育し、植物体のすべて、または大部分が水中にある維管束植物をいう。
水生植物は普通、水草(みずくさ)とよび、日本にはおよそ500種ほどがある。
これらの水草は吸収器官や通道組織を有し、生殖器官が空気中で開花するので、陸上生活をしていた植物がふたたび水中生活に移行したものであろうと考えられている。
生育場所は淡水の湖沼や溜池(ためいけ)、河川、水田、水湿地などであるが、アマモやウミヒルモなどのように、種子植物でありながら、浅海産の海草類も含まれる。
(引用:コトバンク https://kotobank.jp/ )
他の食虫植物はほぼほぼ陸生植物なため、このタヌキモはかなり異なる存在です。
ですが、同属にはミミカキグサ(陸生ウトリクラリア)もいて、同じような捕虫嚢を持ちながらも、
進化の過程で水生と陸生に分岐したのです。
一般では食虫植物や観葉植物として販売されていることは少なく、たいていは水草という扱いになっています。
そのため、食虫植物がよく販売されているお店に行っても販売されていなかったりします。
初めて購入するときのオススメの時期
タヌキモ(水生ウトリクラリア)を購入するときは4月から6月をオススメします。
最も生長するのが春から夏にかけてなのと、気温が上昇している時期であれば水温差のダメージを受けにくいです。
タヌキモ(水生ウトリクラリア)専用ショップというのは存在しないため、特有の環境が整備されていない可能性もあります。
なので、ストレスの少ない時期を選ぶと良いです。
いくらくらいで買える?
食虫植物の中では水草に分類されていることが多く、価格帯はリーズナブルだと言えます。
手頃な品種であれば500円くらいから2000円ほど、
高くても5000円を超えることはあまりありません。
水草としてだと少し高い印象かもしれません。
タヌキモ(水生ウトリクラリア)を購入する前に事前準備をする
購入を決めたら、種類を決め、生育環境をどうするのか決めておくのが良いです。
タヌキモ(水生ウトリクラリア)を先に買ってから生育環境を決めても良いのですが、例えば水槽で育てるとなった場合は結構大変だったりします。
どの種を購入するか決めておく
一般に販売されているタヌキモ(水生ウトリクラリア)も種類によって大きさや栽培環境が異なります。
一期一会で購入する種を決めても良いのですが、
初めて購入する方は事前にどの種を購入するか決めておくと良いです。
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どのような生育環境にするのか決めておく
タヌキモ(水生ウトリクラリア)も生き物なので、
生息域に近い環境を作ることが最も良い選択ではあります。
ただ、費用や栽培スペースにも限りがあるので、
事前にどのように育てていくか決めておくと良いです。
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実店舗(オフライン)で購入
実店舗で購入できるお店を紹介していきます。
食虫植物とはいえ、水生植物なため、食虫植物が販売されているお店では取り扱われていないことがほとんどです
どのようなお店で販売されているのか、傾向を知っておくとすぐ見つかるかも知れません。
実店舗で購入するメリット・デメリット
メリット
・状態の良し悪しを判断して選べる
・育て方などを店員さんに聞ける
デメリット
・ある程度目星をつけておかないと中々見つからない
・直接足を運ぶ必要がある
①アクアリウムショップ
主に「水草」として販売されていることがほとんどです。
お店によって取り扱いは異なりますが、中型~大型店のなかで20%から30%くらいで販売されていた印象です。
②ペットショップ
熱帯魚や金魚、水草などを取り扱っているお店で販売されていることがあります。
ホームセンターに併設されているお店やお魚メインのお店だと取り扱っているかもしれません。
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ネット(オンライン)で購入
ネットで購入できるお店を紹介していきます。
実店舗では中々手に入らない珍しい種が販売されていたり、
秋から冬の時期でも状態の良い個体が入手できたりとメリットがたくさんありますが
お店によって管理方法に差があったりして、自分で直接見て選ぶことができないのはネックだったりもします。
事前にネットの評判やレビューを確認してから購入することをお勧めします。
メリット・デメリット
メリット
・人気な種や珍しい種まで、種類が豊富
・お店によっては一年中購入できる
・直接足を運ぶ必要がない
・時間を気にせず選べる
デメリット
・状態の良し悪しが自分で選べない
・お店によって商品の良し悪しに差がある
・サンプル品の掲載の場合、購入したものと異なる場合がある
・店員さんに直接育て方などを聞くことができない(メッセージや電話に限られる)
ネットで購入するときに注意するべきポイント
・サイズの確認
一番失敗しやすいと言われているのがサイズです。
想像していたより大きかった、小さかった、など、実物を見れない分届いた時に実物を見ないとイメージ通りかはわかりません。
栽培スペースを事前に確保しておき、生長することも見越して無理のない大きさを選びましょう。
・配送元と配送先の気温差
寒冷地(北海道、東北、日本海側)など、冬に注文する際は配送状況によって、凍傷してしまうことがあります。
また、あまりの温度差により届いた時には弱ってしまったということがないように、配送元と配送先の温度差がどれくらいあるのか把握しておきたいところです。
・お店が信用できるか、適切なフォローをしてくれるか
昨今は誰でも手軽にネットで購入できるようになりましたが、ネットショップは実店舗と比較して出店ハードルが低いため、様々なお店があります。
信用できるか、購入後に困った時に適切なフォローなどをしてくれるかなどはその後の栽培に関わってきます。
評判や口コミなどを確認してからだとネットでも安心して購入できます。
3大モールのショップ
ネットショップというと真っ先に3大モールが想像されます。
「楽天」「Amazon」「Yahoo!ショッピング」です。
その中でも、アクアリウム専門店として日本で最も有名と言っていも良い、charmがオススメ。
価格帯は種によって変わりますがそこまで高価なものはあまりなく、500円〜5000円ほどが相場です。
イベントで購入
植物園やイベント施設で不定期で開催されるイベントには掘り出し物があったり、中々お目にかかることがないような希少種が販売されていたりします。
不定期開催というのがネックですが、お住まいの近くで開催されていることがあれば一度足を運んでみることをお勧めします。
ただし主に陸生植物の販売がメインなので、タヌキモ(水生ウトリクラリア)が販売されているとは限りません。
メリット・デメリット
メリット
・市場に出回らないような希少種が販売されていることがある
・育て方などを店員さんに色々聞ける
・植物園なら栽培環境のイメージができる
デメリット
・開催場所が限られる
・不定期開催のため、公式サイトなどを随時チェックする必要がある
・ある程度の知識がないとどの種を選ぶか判断が難しい
どんなイベントを探せばいいの?
食虫植物を扱ってる植物園や、イベント名で検索すると開催情報が確認できます。
植物園はタヌキモ(水生ウトリクラリア)の栽培環境の参考にもなり、見て回るだけでも育てるイメージが付きやすくなると思います。
イベントを紹介
「大阪の植物園 咲くやこの花館」や「兵庫県立フラワーセンター」など、食虫植物を多く展示している植物園では不定期でイベントがあります。
それに合わせて直売会なども開催しているので、
お住まいの地域の植物園で調べてみると開催されていたりするかもしれません。
販売先はわかったけど、どこで購入するのがベスト?
ここまで実店舗、ネット、イベントとタヌキモ(水生ウトリクラリア)が購入できるショップなどを紹介してきましたが、
どこで購入すれば良いかわからない、という方。
僕も食虫植物を初めて購入したいと思った時は散々悩みました。
どのように購入したいかによって参考にしていただければと思います。
初心者の方はやはりオフラインがお勧め
初めて買う方はやはりオフラインで購入するのがお勧めです。
なんといっても店員さんに色々聞けますし、個体の状態を確認できます。
また、ネットショップで購入した際にありがちな、届いたら思ったのと違う、ということが起きにくいです。
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特定の種を探すにはネットが一番便利
近場にタヌキモ(水生ウトリクラリア)が売っていそうなお店がない方はネットになると思います。
珍しい種などは実店舗で販売されているのはほとんど見たことがありません。
なのではネットで探すのも手です。
希少種や一期一会で自分だけのタヌキモ(水生ウトリクラリア)を手に入れるなら
市場に出回らない希少種や一期一会で感覚で選びたい、という方はイベントがお勧めです。
実際に色々な種を見てみると、「こんなタヌキモあるんだ」とか「この個体が元気そうだな」とか、
個体によっても印象が全然違います。
春から秋は食虫植物のイベントが多くありますので、選択肢の一つとして考えても良いかもしれません。
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