ネペンテス(ウツボカズラ)

【ネペンテス・ラジャ】大きな赤い襟を持つ、王冠のようなネペンテス(ウツボカズラ)。基本情報や特徴、適正温度など【ハイランド種】

  1. HOME >
  2. 食虫植物 >
  3. ネペンテス(ウツボカズラ) >

【ネペンテス・ラジャ】大きな赤い襟を持つ、王冠のようなネペンテス(ウツボカズラ)。基本情報や特徴、適正温度など【ハイランド種】

赤く大きな襟とどっしりしたフォルムが

特徴的なラジャ。

日本でも人気の大型ハイランド種です。

そんな、ネペンテス・ラジャを紹介していきます。

ネペンテス・ラジャってどんな食虫植物?

ハイランド種の中でも人気が高く、

栽培は比較的難しいと言われているラジャ。

分類から生息場所などラジャの特徴を紹介します。

オススメ度 ★★★★★
栽培しやすさ ★★
入手しやすさ ★★
価格の手頃さ ★★
見た目の良さ ★★★★★

※見た目の良さは完全に主観です

分類

分類 被子植物 angiosperms
真正双子葉類 eudicots
コア真正双子葉類 core eudicots
ナデシコ目 Caryophyllales
ウツボカズラ科 Nepenthesceae
ネペンテス属 Nepenthes
ネペンテス・ラジャ Nepenthes.rajah

名前の由来

サンスクリット語で君主号の意味をもつ「rajah」から名付けられました。

見た目の雰囲気が王冠に似ていると言うことでしょうか。

捕虫袋の大きさ

サイズは最大で40cmほどで

ハイランドの中でも大型の袋を付けます。

捕虫袋の特徴

大きな襟とぼってりしたボリュームのある大きなフォルムが特徴的です。

生息域としてはハイランドに分類されますが、

ローランド種含めた種の中でもかなり大きいです。

関連ページ
【食虫植物ネペンテス(ウツボカズラ)とは】世界には150種以上!?捕食袋の仕組みや花言葉、人気な種って?

続きを見る

ネペンテス・ラジャの生息域

参考程度ですが、ラジャの生息域の環境です。

  最低 最高
標高 1500m 2650m
日中の気温 19℃ 28℃
夜間の気温  9℃ 18℃

生長に時間がかかりますが、

高山に生息している種の中では挑戦しやすい種です。

生息場所

マレーシアのボルネオ島、タンブユコン山の固有種です。

自生しているラジャは絶滅危惧種に指定されています。

ネペンテス・ラジャの価格

ネペンテス(ウツボカズラ)の中では比較的高価ですが、

牙系のビローサなどよりは一桁安いので、挑戦しやすい種です。

ネペンテス・ラジャの相場

流通数は少ないですが、

子株であれば10000円から30000円くらいで購入できます。

ネペンテス・ラジャが購入できるお店

国内でもネットで購入できることがあります。

流通数は少ないので、見つけたら即購入をオススメします。

ネペンテス・ラジャの交配種

さまざまな交配種が生み出されていて、

ハリアナ、ビローサなどの牙系ネペンテス(ウツボカズラ)や、

ボンゴソ、ペルタタ、ローウィーなど様々な交配種が作られています。

どれも原種よりも育てやすく、綺麗な赤みが出ることが多いので、

人気があります。

価格は子株で10000円から30000円くらいです。

ネペンテス・ラジャを育ててみよう

高山系のネペンテス(ウツボカズラ)はどれも個性的な種ばかりですが、

名前の通り、王様のような雰囲気のある襟と、

ボリューム感のある袋は、

ハイランドっぽくない珍しい種です。

僕はラジャとハリアナの交配種を育てていますが、

他の種にはない色味がとても気に入っていて、

お気に入りの1つです。

ぜひ機会があれば育ててみてください。

関連ページ
【食虫植物ネペンテス(ウツボカズラ)】栽培難易度MAX!?標高1600mから3500mまでに生息する超個性的なハイランド種、ローウィやエドワードシアナなど【計17種】

続きを見る

他の食虫植物を知りたい方はコチラ
【食虫植物】奇妙な見た目や魅力を持つ、不思議な食虫植物は800種以上!捕食方法4分類!人気種から、生息域、特徴、捕食の仕組みなどを紹介します

続きを見る

  • この記事を書いた人

ネペ吉

ネペンテス(ウツボカズラ)にハマった食虫植物。 仕事はセレクトショップにて8年経験ののちWEB業界に転職した。 柴犬を飼って、自然に囲まれた場所で生活をすることが夢。

-ネペンテス(ウツボカズラ)
-, ,