ハイランド種の中でも珍しい、
ネペンテス'トラスマディエンシス'を紹介していきます。
ネペンテス'トラスマディエンシス'ってどんな食虫植物?
ハイランド種の中では流通数が少ないトラスマディエンシスの
分類から生息場所、特徴を紹介します。
オススメ度 | ★★★★ |
栽培しやすさ | ★★ |
入手しやすさ | ★ |
価格の手頃さ | ★★ |
見た目の良さ | ★★★★★ |
※見た目の良さは完全に主観です
分類
分類 | 被子植物 | angiosperms |
真正双子葉類 | eudicots | |
コア真正双子葉類 | core eudicots | |
目 | ナデシコ目 | Caryophyllales |
科 | ウツボカズラ科 | Nepenthesceae |
属 | ネペンテス属 | Nepenthes |
種 | ネペンテス'トラスマディエンシス' | Nepenthes'xtrusmadiensis' |
名前の由来
ボルネオ島には「トラスマディ(Trus Madi)」と呼ばれる山があり、
そこから名づけられました。
ロウリィとマクロフィラの天然交配種で、
1983年に発見された比較的新しい種です。
捕虫袋の大きさ
成長すると最大35㎝ほどのサイズになるようで、
牙を持つ交配種の中では非常に大きいです。
捕虫袋の特徴
捕虫袋はロウリィとマクロフィラの特徴を
ちょうど半分ずつ反映されていて、
ロウリィのように大きくフタが空き、
マクロフィラのような牙が細かくなってついています。
色味は個体種の差があり、赤味が強いものから、
ほとんどが黄緑色まであります。
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ネペンテス'トラスマディエンシス'の生息域
参考程度ですが、トラスマディエンシスの生息域の環境です。
天然交配種のため、両親の生息している標高を元に算出した気温です。
自生地は2500m~2600mでのみ発見されています。
最低 | 最高 | |
標高 | 1925m | 2621m |
日中の気温 | 19℃ | 24℃ |
夜間の気温 | 9℃ | 14℃ |
トラスマディエンシスの自生種はわずか数体しか発見されておらず、
流通しているほとんどは人工交配種になります。
そのため、適切な温度を算出するのは難しいため、
栽培しながら適切な環境を探していく必要があります。
生息場所
ボルネオ島に生息している天然交配種です。
ネペンテス'トラスマディエンシス'の価格
ネペンテス(ウツボカズラ)の中では流通数が少なく、
トラスマディエンシスとしての販売は見たことがありません。
人工交配種として「lowii × macrophylla」で販売されていることが多いようです。
ネペンテス'トラスマディエンシス'の相場
実際に販売されているのを見つけたことがありません。
見つけ次第更新します。
ネペンテス'トラスマディエンシス'が購入できるお店
食虫植物専門店、もしくはYahooオークションで販売されている可能性はありそうです。
こちらも見つけ次第更新します。
ネペンテス'トラスマディエンシス'を育ててみよう
ロウリィのような可愛らしいフォルムに牙が付いた、
なんともクセのある捕食袋が一部のマニアに人気です。
手に入れるのは結構難しいかもしれないですが、
購入機会があれば栽培に挑戦してみてください。
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