この記事はこのような方にオススメ
- 食虫植物を初めて栽培する
- 冬になると枯れてしまう
- どのような設備を作れば良いかわからない
- 1年中元気に育てたい
食虫植物はホームセンターやお花屋さんなどでも購入でき、
人気の観葉植物ですが、種類によっては少し気難しいものもいます。
他の植物とあまり変わらず、水と光があればある程度は育ってくれるので、
観葉植物用の設備やツールで何も問題はありません。
ただし、例えばネペンテスの捕食袋を上手くつけるようにしたい、となると、
難易度は格段に上がってきます。
このページでは、食虫植物にとって理想の環境を作るための設備・ツールを紹介していきます。
今よりももっと良い環境を作ってあげたい、
1年中元気に育つようにしたい、という方向けです。
ここで紹介しているのは今よりも良い環境を作るための内容です。全てを必ず揃える必要はないですし、揃えなければ食虫植物栽培ができないというわけではありません。
食虫植物の育て方
生息している地域によって、求められる環境は大きく異なります。
例えばネペンテスといっても、ローランド種やハイランド種によって理想の環境は大きく異なります。
設備を整える前に、どの種を育てるか、もしくはどの種を育てているのか確認しておきましょう。
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食虫植物を育てる際にあると便利な設備・ツールまとめ6選
今まで僕が食虫植物を栽培してきた中で、
特にあったら生長に役立ったものを6つにまとめてみました。
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1LEDライト
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2家庭用温室
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3水槽・ゲージ
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4ヒーター
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5オンオフ管理
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6温度・湿度計
順に紹介していきます。
LEDライト
食虫植物の栽培で最も重要な「光」を人工的に作れるライトです。
正直、このLEDライトで僕はすごく助けられています。
それまでは水槽用のライトを使っていましたが、赤紫の専用ライトにしたことで、
食虫植物たちが元気に育ってくれています。
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家庭用温室
特に冬場の温度・湿度管理には家庭用温室はあるととても便利です。
温室というとガラス温室やビニール温室をイメージされると思いますが、
下記ページではグロウテントも紹介しています。
温室はあるとないとで、食虫植物の生長は全然違います。
5つ以上育てていて、お金と栽培スペースに余裕がある方は購入をオススメします。
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水槽・ゲージ
温室はあると便利ですが、
小さいものであっても場所は必ずとりますよね。
そこで、栽培数が5つ未満であれば水槽やゲージ栽培もオススメです。
僕も以前は水槽で栽培して、元気に育ってくれていました。
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【水槽・ゲージ10選】水槽栽培?室内でオシャレに食虫植物を育てるならコレ!栽培初心者にオススメ
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ヒーター
気温が下がる10月末から4月の頭くらいまでは、
熱帯系植物には必須なのが植物用ヒーターです。
温室や水槽・ゲージに使えるヒーターや、
サーモスタットの必要性、一ヶ月の電気代などを紹介しています。
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【ヒーター10選】食虫植物の冬越しに必須!家庭用温室やゲージ栽培に最適なヒーターって?栽培初心者にオススメ
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オンオフ管理
LEDライトや空調、ヒーターのオンオフは手動でやっていますか?
僕はスマートプラグを導入したことで、
朝晩のスイッチオンオフの手間がなくなったことがとてもプラスに感じました。
食虫植物栽培は手がかかるものではありますが、
自動化できるものはするとやっぱり楽です。
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【スマートプラグ5選】食虫植物栽培初心者必見!ライトや空調管理はタイマー付き?楽々オンオフ管理
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温度・湿度計
温度や湿度管理ってどうしていますか?
実は完全防水の温湿度計ってほとんどないので、
どこかしらで妥協して使うしかないんですよね。
そこで、防水対応のデジタルロガーや高性能な温湿度計などを紹介しています。
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【温度湿度計7選】温度や湿度はどうやって確認してる?食虫植物の栽培に必須アイテム!
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環境づくりさえできれば食虫植物栽培は難しくない?
実際に栽培して思っていることなのですが、
ネペンテスのローランド種や交配種、サラセニア、ディオネア、セファロタスあたりは、
環境さえ作ることができれば栽培は難しくないです。
ネペンテスのハイランド種など高山系は冷温設備が必要なので、難易度はかなり上がりますが、、
高山系を選ばずに、環境をある程度作ることができれば、
元気にすくすく育つ食虫植物を毎日見ることができるはずです。
ぜひ栽培の参考にしていただけると嬉しいです。