ディオネア(ハエトリグサ)

【ディオネア・マスシプラ”ピンクビーナス"】希少性ロゼット型の中でも珍しい赤色のハエトリグサ(ハエトリソウ)。基本情報から育て方、オススメの栽培方法など

  1. HOME >
  2. 食虫植物 >
  3. ディオネア(ハエトリグサ) >

【ディオネア・マスシプラ”ピンクビーナス"】希少性ロゼット型の中でも珍しい赤色のハエトリグサ(ハエトリソウ)。基本情報から育て方、オススメの栽培方法など

食虫植物の中でも特に人気のハエトリグサ(ハエトリソウ)。

今では数多くの種が人工交配などにより作られていますが、実は元々は1属1種の食虫植物でした。

人気になった要因はこのハエトリグサ(ハエトリソウ)ならではの見た目と植物とは思えない動きが挙げられるのではないでしょうか。

そんなハエトリグサ(ハエトリソウ)のロゼッタ型、ディオネア・マスシプラ ピンクビーナスの育て方やオススメの栽培方法などをご紹介していきます。

ディオネア・マスシプラ ピンクビーナスの基本情報

オススメ度 ★★★★★
栽培しやすさ ★★
入手しやすさ ★★★★
価格の手頃さ ★★★★
見た目の良さ ★★★★★

※見た目は完全な主観です

分類

分類 被子植物 angiosperms
真正双子葉類 eudicots
コア真正双子葉類 core eudicots
ウツボカズラ目 Nepenthales
モウセンゴケ科 Nepenthesceae
ハエトリグサ属 Dionaea
ディオネア・マスシプラ ピンクビーナス Dionaea・muscipula Pink Venus

ハエトリグサ(ハエトリソウ)とは元来、マシスプラ オールドタイプのことを指します。

マスシプラ ピンクビーナスは品種改良によって生み出された種です。

生息場所

原種はアメリカ合衆国南東部のノースカロライナ州、サウスカロライナ州などの東海岸の湿地に生息しています。

日本のように四季があり、環境が非常に近いと言われています。

マスシプラ ピンクビーナスは人工種なため、生息地はありません。

捕虫葉の特徴

ロゼット型は茎をあまり伸ばさず、地にそのまま捕食葉が付いているような生長の仕方をします。

あまり市場に出回っていないロゼット型の中でも赤色が珍しいマスシプラ ピンクビーナスは人気の高い種です。

他の食虫植物と違い、赤系でも育てやすいのもハエトリグサ(ハエトリソウ)ならではなのかもしれません。

関連ページ
【食虫植物ハエトリグサ(ハエトリソウ)とは】実は原種は1種のみ?捕食の仕組みや花言葉、人気な種って?

続きを見る

ディオネア・マスシプラ ピンクビーナスの育て方

捕食葉はそこまで大きくはならいないですが、茎は縦に伸びていくので、それなりの高さが必要になります。

ディオネア・マスシプラ ピンクビーナスの栽培表

日照度合い 50%程度の遮光
水やり頻度 頻繁に与える
乾燥 あまり強くない

ハエトリグサ(ハエトリソウ)は非常に水を好む種です。

適度な気温と水やりを行えば問題なく育ちます。

日当たり

日の当たる場所を好みますが、強すぎる日光はNGです。

遮光できるくらいの陽の光で十分に育ちます。

特に夏は直射日光と温度に注意しましょう。

水やり

高頻度な水やりを好むと言われていて、特に夏場は用土が乾いたらあげるくらいがちょうど良いです。

冬は休眠期になるので、乾燥しない程度に与えると良いです。

用土

水苔もしくは鹿沼土などの保水性が良いものがオススメです。

栽培環境によって相性はありますが、 水苔で育てれば間違いないでしょう。

おススメの栽培方法

暑さには比較的強いですが、暑すぎたり、湿度が高すぎるのも良くありません。

冬場は休眠のために、気温が低い場所に移しましょう。

氷点下にならない地域であれば戸外で問題ないですが、気温が下がる場合は室内で暖房の効かない部屋に移す必要があります。

少し大きめの鉢での栽培がオススメです。

関連ページ
【食虫植物ハエトリグサ(ハエトリソウ)育て方】水やり、管理方法って?用土や植え替え、オススメの栽培方法など

続きを見る

ディオネア・マスシプラ ピンクビーナスの価格

ハエトリグサ(ハエトリソウ)の中では平均的な価格帯です。

ディオネア・マスシプラ ピンクビーナスの相場

小さいサイズは1500円から2500円ほどで販売されています。

ディオネア・マスシプラ ピンクビーナスが購入できるお店

市場に出回っている数はあまり多くなくはないので、ホームセンターなどの実店舗で見つけることはかなり難しいです。

食虫植物専門のお店や大手通販サイトで販売されていることがあるので、ネットでの購入がオススメです。

関連ページ
【食虫植物ハエトリグサ(ハエトリソウ)購入方法・販売価格】ホームセンターから人気のネットショップなど

続きを見る

ディオネア・マスシプラ ピンクビーナスを育ててみよう

ロゼッタ型がそもそも少ないのですが、その中でも赤色になるのはこのピンクビーナスと「京都レッド」のみとも言われています。

赤色の食虫植物は人気があるので、販売されていてもすぐ売れ切れてしまったりもします。

ぜひこの機会に探してみるのはいかがでしょうか。

この種を育てていたらきっと自慢できますよ。

関連ページ
【食虫植物ハエトリグサ(ハエトリソウ)種類・品種】定番種からビックマウスやシャークティースなど【人気の9種】

続きを見る

他の食虫植物を知りたい方はコチラ
【食虫植物とは】不思議な食虫植物は800種以上!?奇妙な見た目や魅力は捕食方法から4つに分けることができる?人気種から、生息域、特徴、捕食の仕組みなど

続きを見る

  • この記事を書いた人

ネペ吉

ネペンテス(ウツボカズラ)にハマった食虫植物。 仕事はセレクトショップにて8年経験ののちWEB業界に転職した。 柴犬を飼って、自然に囲まれた場所で生活をすることが夢。

-ディオネア(ハエトリグサ)
-,