サラセニア(ヘイシソウ)ってどんな植物?食虫植物って?
この記事はこのような方にオススメ
- サラセニア(ヘイシソウ)がどのような食虫植物なのか知りたい
- サラセニア(ヘイシソウ))の捕食方法を知りたい
- どのような種類があるのか知りたい
- 育て方を知りたい
見た目の美しいサラセニア(ヘイシソウ)の基本情報や育て方、購入方法などを紹介します。
美しい見た目のサラセニア(ヘイシソウ)
食虫植物の中でも華やかな見た目のサラセニア(ヘイシソウ)は、
式典の演出やインテリアなど人気の園芸植物として広く認知されています。
主に北アメリカに生育しているため、日本のような四季のある土地と環境が非常に近く、日本での栽培に最も向いている食虫植物の一つと言われています。
まずはサラセニア(ヘイシソウ)の芸術性(?)に着目して、いくつかのInstagram投稿をピックアップしてみました。
家の庭に一鉢
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芸術作品として
ユニークなサラセニア(ヘイシソウ)の花を一輪。
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独特な雰囲気と色味も相まって、芸術的な作品の演出に。
テラリウムとして
苔テラリウムのメインをサラセニア(ヘイシソウ)に。
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室内にこのテラリウムが飾られているだけで部屋全体の雰囲気が変わりそうですよね。
どうですか?
この演出力凄いですよね。
ネペンテス(ウツボカズラ)やハエトリグサ(ハエトリソウ)も独特な見た目なので、部屋にいるだけで雰囲気が違いますが、芸術感が出るのはサラセニア(ヘイシソウ)ならではなのではないでしょうか。
食虫植物とは
食虫植物ってなんなのでしょうか。
書いて字のごとく、虫を食する植物、ということなのですが、 虫を捕まえても食べない植物も存在します。
どこからが食虫植物なのでしょうか。
食虫植物しょくちゅうしょくぶつ
昆虫や小動物をとらえ、消化、吸収して栄養をとる植物の一群。日本では2科4属、約20種が知られる。
食虫植物は普通の植物と同じように光合成、窒素同化を行って独立栄養の生活をするが、尾瀬ヶ原(おぜがはら)湿原のような窒素分を欠いた酸性の土壌条件のもとでも多くの種は生活が可能である。
(引用 https://kotobank.jp/)
昆虫や小動物を捕らえ、消化・吸収して栄養を摂る、 というのが食虫植物の定義になります。
なので、捕まえて食べちゃうよ、ってことまでする植物のみ食虫植物ってことですね。
主な食虫植物
サラセニア(ヘイシソウ)の他にも「ネペンテス(ウツボカズラ)」や「ディオネア(ハエトリソウ)」など世界で12種19属600種以上、 日本でも20種が確認されています。
他にも、「モウセンゴケ」や「セファロタス」などが有名な食虫植物です。
捕食方法
虫や小動物を捕まえる食虫植物には、種によって様々な捕食形態に進化しています。
主な捕食方法は4つあります。
・落とし穴式
・挟み込み式
・粘り付け式
・吸い込み式
ひとえに食虫植物といっても、環境によって見た目も捕食方法も全然違います。
この独特なフォルムは他の植物にはないので、一度ハマると長年育てる愛好家が絶えないのもうなづけます。
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サラセニア(ヘイシソウ)の基本情報
サラセニア(ヘイシソウ)の生態について紹介していきます。
捕食の仕組み
サラセニア(ヘイシソウ)の筒のような体は葉の部分になります。
この葉は筒状になっており、上にはフタがあり、袋のようになっています。
袋状の葉の側面にはヒラヒラの羽が付いていて、この全体を「捕虫葉」と言います。
この捕虫葉の上部からは虫が好む甘い香りを出し、虫を誘き寄せます。
袋の底には消化酵素の混ざった液体(消化液)が溜まっており、虫をゆっくり分解し、養分を吸収していくのです。
捕虫葉の形状や大きさ、色味などは種によって大きく異なり、一言でサラセニア(ヘイシソウ)といっても多種多様な見た目が楽しめます。
分類
サラセニア(Sarracenia)は和名ヘイシソウの食虫植物です。
分類 | 被子植物 | angiosperms |
真正双子葉類 | eudicots | |
キク類 | asterids | |
目 | ツツジ目 | Ericales |
科 | サラセニア科 | Sarraceniaceae |
属 | サラセニア属 | Sarracenia |
サラセニアには原種が8種おり、そこから派生した亜種が多数存在します。
近年はその独特な見た目から、観葉植物としても人気が高く、
「ネペンテス(ウツボカズラ)」や「ディオネア(ハエトリソウ)」と並んで栽培されることが多いです。
特徴・生息域
サラセニア(ヘイシソウ)の特徴、生息域です。
園芸分類 | 観葉植物、食虫植物 |
園芸分類 | 多年草 |
草丈 | 15cm〜80cm |
耐寒性 | 普通 |
耐暑性 | 強い |
アメリカ合衆国南部・東部を中心に、カナダを主な生息域としています。
多くのサラセニア(ヘイシソウ)はテキサス州、フロリダ州、ニュージャージー州に分布しており、
一部の種は南アメリカにもいます。
このサラセニア(ヘイシソウ)は他の食虫植物と比較すると、自然交配がしやすいと言われており、数多くの雑種が存在します。
名前の由来
サラセニアは、カナダ人の医者ミシェル・サラザンにちなんで名付けられたと言われています。
18世紀初頭、サラセニアの標本をフランス人植物学者ジョセフ・ピトン・トゥルヌフォールに送ったことにより、敬意を込めてサラセニアという学名を付けました。
英語表記では「pitcher plant」と呼ばれ、そのままの意味で「水差しのできる植物」になります。
日本ではヘイシソウという名で古くから親しまれており、漢字では「瓶子草」と書きます。
お供え用のお酒を入れる「瓶子」から付けられました。
徳利(とっくり)に近いデザインなのですが、映画「君の名は」に出てきて話題になった「口噛み酒」の容器というとイメージが湧きますでしょうか?
サラセニア(ヘイシソウ)の花
サラセニア(ヘイシソウ)は葉同様にユニークな花を咲かせます。
見た目が独特なので、一度目にしたら忘れない花なんじゃないかと思います。
どんな花を咲かせるの?
種によって花の色は異なるのですが、主に黄色や赤色の花を咲かせます。
先端に蕾をつけ、萼(がく)は5枚、花弁も5枚つけ、次第に広がっていき、
ランプのように下向きに花を咲かせます。
日本では大体梅雨明けの5月末〜7月に咲かせることが多いようです。
サラセニア(ヘイシソウ)の花言葉
花言葉:甘恋の憩い、憩い、風変わり、変わり者、変人
確かにサラセニア(ヘイシソウ)の見た目は変わっているのは誰が見てもその通りですね。
憩い、というのがイマイチしっくりこないのですが、虫を呼び寄せる姿から虫の憩いの場所のように見えた、ということみたいですね。
サラセニア(ヘイシソウ)の花言葉には諸説あるみたいですが、はっきりとはしていないようです。
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サラセニア(ヘイシソウ)って育てやすいの?
食虫植物は栽培が難しいという印象をお持ちの方も多いと思いますが、
サラセニア(ヘイシソウ)はどの種もとても丈夫でしっかりと根を生やして育ちます。
ハエトリグサ(ハエトリソウ)と並んで、日本の栽培に向いている食虫植物と言えるのではないでしょうか。
サラセニア(ヘイシソウ)の分類
サラセニア(ヘイシソウ)は大きさによって分類されることが多いです。
小型種でいうと、プルプレアやプシタシナなどが入ります。
中型〜大型種はアラタやレウコフィラ、フラバなどです。
三段階で分けてアラタくらいの大きさを中型種と表現される方もいますが、捕虫葉が丸っこくこじんまりしたサイズを小型種、長く伸びるのが中型〜大型種という感じです。
一般的なサラセニア(ヘイシソウ)のイメージで言うと長く縦に伸びた捕虫葉を連想すると思いますが、その視点でいうと中型〜大型種がここに該当します。
基本的な育て方
ここで紹介するのは基本的なサラセニア(ヘイシソウ)の育て方になります。
個体や種によっては気温の変化に弱いサラセニア(ヘイシソウ)もいるのでご注意ください。
サラセニア(ヘイシソウ)含む食虫植物は虫を食べて生長すると誤解されがちですが、光合成のみで生長します。
一年を通して光が当たり、湿度7を保てる環境が理想です。
サラセニア(ヘイシソウ)の育て方は主に2通りあります。
コスパが良く簡易設備で育てることができる最も簡単な方法です。
・水槽などゲージで育てる
インテリアとしても楽しめる飼育方法です。
テラリウムで栽培されている方をSNSなどで見かけることもよくあります。
一通りの設備を整えるのに多少のお金はかかりますが、湿度や光調の管理が楽です。
日当たり
サラセニア(ヘイシソウ)は暖かく日の当たる場所を好み、直射日光に近い日当たりが望ましいです。
鉢で育てる場合は一年中、戸外の光が当たりやすい環境に置きます。
ただし、猛暑日の直射日光で葉焼けしてしまうことがあるので、暑すぎる日は注意が必要です。
真夏は直射日光を避け、すだれなどで日の当たりを拡散させるか、間接的に日光が当たるようにするのが良いです。
春と秋〜冬は日光がそこまで強く無いので、直射日光に当てましょう。
気温が下がってきて、日陰に長く置いておくと弱ってしまいます。
冬場の寒さにも強いので、そのまま戸外でおおよそ問題ないですが、用土が凍ってしまうほどの寒さの場合は、
室内の暖房が効いていない部屋などに移動するのが良いでしょう。
水槽で育てる場合は光量のあるライトを使用し、夜はしっかりと電気を消してあげましょう。
ライトのオンオフが面倒な方はスマート電源を使うのもオススメです。
冬場は気温の高い部屋で管理すると弱ってしまうので、10度以上になる場合は外に移すなどをしてください。
水やり
サラセニア(ヘイシソウ)は湿地帯を主に生息域としています。
なので、日光と同じくらい大事なのが水やりです。
水を枯らすと枯れてしまうので、特に注意を払ってください。
常に用土が湿っている状態をキープするのが栽培のコツです。
鉢で育てる場合は、水を張った鉢皿に蜂を置く、「腰水栽培」が向いています。
一年を通して葉や用土が乾かないように頻繁に水をあげます。
水槽で育てる場合は湿度をある程度保ちつつ、週に二回から三回ほど水やりをしてください。
湿度が高いため、カビには要注意。
植物専用のカビを抑えるスプレーがあると良いです。
用土
サラセニア(ヘイシソウ)は根が強くしっかり広げて育っていきます。
食虫植物の共通点として、栄養が枯渇した環境に生息しているため、栄養素の高い用土は向いていません。
元々が栄養が枯渇した環境に生息しているため、水苔や赤玉土、鹿沼土、ピートモスなどが適切と言われています。
年に一度ほど植え替えするのが良いです。
気をつけること(害虫・病気)
戸外で育てていると、春から秋にかけてはアブラムシやハダニがつくことがよくあります。
特にアブラムシは新しく生えてきた葉につくため、生長を疎外しかねません。
葉は枯れるの?
寒くなってくると、自然とサラセニア(ヘイシソウ)の葉は枯れていきます。
枯れてきたからといって焦らず、いつも通りにお世話をしてあげてください。
春になって暖かくなってくると新芽が出て、また大きな葉を付けるようになります。
虫って寄ってくる?
虫が寄ってくるかというのは諸説あるのですが、戸外で育てると虫が寄ってくることはあるそうです。
気になる方は室内のみで育てる方が良いかもしれません。
僕は水槽で育てているのですが、夏場も特に虫が寄ってくることはなかったです。
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サラセニア(ヘイシソウ)にはどんな種類があるの?
前述した小型種のプルプレアやプシタシナや、
中型〜大型種はアラタやレウコフィラ、フラバなどは見た目が結構違います。
ここでは国内で出回っている代表的な原種を紹介していきます。
代表種な原種
サラセニア・アラータ Sarracenia・alata
定番種のアラータは黄緑色の葉と口内部に赤い模様があるのが特徴です。
サイズは大型に分類されますが、細身の縦に伸びる葉は多く付ける傾向にあります。
比較的育てやすく色味が綺麗なため、人気の原種です。
サラセニア・フラバ Sarracenia・flava
円形のフタと綺麗な黄緑色の葉を付ける大型の原種です。
種によっては全体が赤いウィスツーバや、赤い模様が多く入るバーガンディなどもあります。
昔からあるフラバ オールドタイプは赤い模様がほとんど入りません。
和名はキバナヘイシソウです。
サラセニア・レウコフィラ Sarracenia・leucophylla
葉の上部が白く、赤い模様が美しい大型の原種です。
サラセニア(ヘイシソウ)の中でも特に印象的なレウコフィラは観賞用として非常に人気があります。
和名はアミメヘイシソウと呼ばれます。
サラセニア・ミノール Sarracenia・minor
小型で丸みを帯びた葉をつけ、上部に白い斑点のような模様はミノールならではです。
栽培用に人気が高くサイズもそこまで大きくならないため、テラリウムや家庭栽培に用いられているのをよく見かけます。
サラセニア・プルプレア Sarracenia・purpurea
サラセニア(ヘイシソウ)の原種の中でも育てやすいと言われています。
亜種はいくつかあり、主に寒さに強いプルプレア系と、暑さに強いべノーサ系に分かれます。
和名はムラサキヘイシソウと呼ばれ、その名の通り赤紫色の色味とこじんまりしたフォルムが可愛いです。
人工交配種ってどうなの?
サラセニア(ヘイシソウ)を育てるなら、やっぱり人工交配種ではなく、オリジナルが良いというこだわりのある方もいるかも知れません。
どの種も基本的には育てやすいので、原種や人工交配種、自然交配種などにはこだわらず見た目の好みで選ぶのがオススメです。
ただし、中には寒さや暑さにあまり強くない種もいるので、事前に下調べをしておき、自分が育てたい種が育てやすいのかは把握しておくのが賢明です。
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サラセニア(ヘイシソウ)ってどこで買えるの?
サラセニア(ヘイシソウ)含む食虫植物って、いざ欲しいとなると中々見つからなかったりします。
それもそのはず、販売時期や、販売しているリアル店舗は限られているのです。
気になっていざ育てようかな、と思った時に、お住まいの近隣で販売されているかを事前に把握しておかないと、
予想以上に探すのが大変だったりします。
今はWEBもあるので、ECや専門店で購入できるのですが、
特に初めて買う、という時はやっぱり実物を見て選びたいですよね。
目安の販売時期
販売が始まる目安:3月
最も販売個数が多い:4月〜6月
探せば手に入る:7月〜10月
WEB以外だと見つけるのが難しい:11月〜2月
だいたい3月の頭くらいから、北アメリカなどから輸入されると言われています。
サラセニア(ヘイシソウ)は寒さに強いですが、春から夏にかけて大きく成長するため、春先に購入するのが最も適しています。
冬はネット以外で入手するのは直売所やイベントを除くとかなり難しいでしょう。
市場に出回るのは大体4月くらいからなので、気温が上がってきてそろそろ半袖も着れるかな、という頃合いがオススメです。
いくらくらいで買える?
食虫植物の中でも、比較的手頃な価格帯が多いのがサラセニア(ヘイシソウ)です。
手頃な品種であれば大体1000円くらいから5000円くらいで購入できます。
中にはレアな種はサイズに関わらず10000円、20000円以上する個体もありますが、まずは手頃な価格帯の種から選ぶのが良いのではないでしょうか。
どこで売ってるの?
リアル店舗では以下のようなお店に売ってることが多いです。
(多いといっても、食虫植物は人気の観葉植物と比較するとニッチなので、お店によりけりです)
- ホームセンター
- 園芸専門店
- お花屋さん
- 植物園の売店
- ペットショップ
検索エンジン(GoogleやYahoo!など)を使って近場のお店を検索しても中々売っているかわかるお店って少ないんですよね。
例え、販売していると明記されていても、時期がズレると全く販売していなかったりします笑
100%販売していると言えるのは上記のようなお店より、食虫植物関連のイベントに行くのが良いと思います。
季節によっては植物園で「食虫植物展」を開催していたりもします。
僕は検索エンジンで探して行ったお店でサラセニア(ヘイシソウ)が販売されていた確率は高くて10%くらい、
あとは直近の情報や投稿が反映される、Googleマップで「サラセニア」「食虫植物」と検索してヒットしたお店で20%くらいの確率で販売されていた印象です。
とはいっても、チェーン系のホームセンターだったらほとんどのお店で販売されていたので、「食虫植物を販売しているお店」を把握すると案外すぐ見つかるかも知れません。
ホームセンターで購入
- コーナン
ホームセンターといっても色々なお店がありますし、
食虫植物が販売されているかはやっぱりお店に行ってみないとわかりません。
その中でも、6月〜8月にかけて色々なホームセンターを回ってみたのですが、ほぼ100%取り扱っていたのが、「コーナン」です。
ここでは手のひらサイズの食虫植物が販売されていました。
サラセニア(ヘイシソウ)だと、サラセニア表記の個体がほとんどでした。
価格は500円から1000円程度です。
もう一つのお店は
- 東急ハンズ
です。
東急ハンズってビル全体が東急ハンズになっている大型店と、商業施設に入っているインショップの2パターンがありますが、
大型店の場合だと販売している確率が高いです。
インショップだと販売スペースが限られているためか、僕は販売されているのを見かけたことがないです。
東急ハンズもコーナンと同様にサラセニア表記がほとんどです。
実店舗でよく見かけるのは大体、プルプレアやレウコフィラなどです。
ネットで購入
最も手頃に購入できるのはやはりネットショップになります。
特に住まいの近くにホームセンターがなかったり、探し歩く労力をかけたくない方はネットの方が良いかもしれません。
・3大モール(楽天・AMAZON・Yahoo!ショッピング)
一つは3大モールです。
特に楽天やYahoo!ショッピングは荒廃種などもよく販売されていたりもします。
ネットは直で個体を確認したりはできないので、お店や商品のレビューをしっかり確認してからの購入をお勧めします。
最近は親切な店舗の担当者が多いので、心配な方は一度問い合わせてみてから購入を検討するのも良いかもしれないですね。
・食虫植物専門ショップ
季節問わず販売しているのと、ホームセンターやショッピングモールでは手に入らない種が手に入るのが最も強みと言えるのではないでしょうか。
その品種の多さや価格の幅にも圧倒されますが、〇〇を育てたい、とサラセニア(ヘイシソウ)を育てているとなってくる(人によると思いますが笑)と、ホームセンターなどでは満足できなくなります。
いくつものショップがあるのですが、個人的にお勧めしたいのは下記のお店です。
山田食虫植物農園が運営しており、種類の豊富さ、個体の状態の良さなどでマニアに人気なようです。
ネットでの購入に抵抗がなければ、利用してみてはいかがでしょうか。
直売所やイベントなどで購入
食虫植物愛好家の団体が不定期で開催している直売会や、
「食虫植物」関連のイベントなどでも購入ができます。
僕は夏に大阪の植物園で開催していた、「虫を食べる植物展」でサラセニア(ヘイシソウ)が販売されているのを見つけました。
訪れた日は常設ショップでの販売しかしていなかったのですが、日によっては直売会が開かれているようでした。
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奥深いサラセニア(ヘイシソウ)の世界
サラセニア(ヘイシソウ)は食虫植物の中でも特に大きく生長していき、日に日に大きくなっていくのが一目でわかります。
冬には葉が枯れてしまうのもまた一興です。
毎日見ていて飽きないですし、育てているとどんどん愛着が湧いてきます。
マニアの方だと、いかに綺麗な捕食葉をつけられるか、交配しやすいサラセニア(ヘイシソウ)の特徴を生かして自分で交配に挑戦してみたりと楽しめる要素が満載です。
やはり知っている人にしかわからない奥深さがサラセニア(ヘイシソウ)の魅力であると言えます。
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サラセニア(ヘイシソウ)を育ててみよう
サラセニア(ヘイシソウ)の生息域や育て方、購入方法までご紹介してきました。
僕は昔から気にはなっていたのですが、中々購入する勇気がでず、大人になって初めて購入しました。
虫を捕まえる独特な見た目と構造は一度ハマると、とても愛着のわく植物だと思います。
毎日見てても飽きることはありません。
また、室内のインテリアとしてもサラセニア(ヘイシソウ)がいるだけで雰囲気がガラッと変わります。
ぜひこの機会に育ててみてはいかがでしょうか。
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