大きな2つの牙に、大容量で色鮮やかな袋を付けるビカルカラタ。
その観賞度の高さから、世界的にとても人気のある種です。
今回はそんなネペンテス・ビカルカラタを紹介していきます。
ネペンテス・ビカルカラタってどんな食虫植物?
分類から生息場所など
ビカルカラタの特徴を紹介します。
オススメ度 | ★★★★★ |
栽培しやすさ | ★★★★ |
入手しやすさ | ★★★ |
価格の手頃さ | ★★ |
見た目の良さ | ★★★★★ |
※見た目の良さは完全に主観です
分類
分類 | 被子植物 | angiosperms |
真正双子葉類 | eudicots | |
コア真正双子葉類 | core eudicots | |
目 | ナデシコ目 | Caryophyllales |
科 | ウツボカズラ科 | Nepenthesceae |
属 | ネペンテス属 | Nepenthes |
種 | ネペンテス・ビカルカラタ | Nepenthes.bicalcarata |
1873年に発見され、
古くから栽培されてきました。
名前の由来
ラテン語で「2つの拍車」という意味から、
名付けられました。
拍車というのは乗馬者のかかとに付ける馬具で、
ビカルカラタの牙のことを指します。
捕虫袋の大きさ
最大サイズは高さ25cm、幅16cmまでになり、
体積は1リットルを超えます。
大型サイズに分類されます。
捕虫袋の特徴
下位袋は大きく丸みのあるフォルムで、
色味は黄緑色から褐色までさまざまです。
本種特有の大きな2つの牙が蓋の内側に付きます。
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ネペンテス・ビカルカラタの生息域
参考程度ですが、ビカルカラタの生息域の環境です。
最低 | 最高 | |
標高 | 0m | 700m |
日中の気温 | 29℃ | 35℃ |
夜間の気温 | 19℃ | 25℃ |
生息場所
フィリピンのボルネオ島北西部に生息していて、
低地を好みます。
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ネペンテス・ビカルカラタの価格
国内、海外問わずとても人気の種で、
栽培初心者の方にもオススメですが比較的高価です。
ネペンテス・ビカルカラタの相場
原種は子株であれば価格15000円前後、
少し大きなサイズだと40000円以上します。
ネペンテス・ビカルカラタが購入できるお店
ネットであれば、原種・交配種ともに、
購入することができます。
食虫植物の専門ショップで探すのが良いです。
ネペンテス・ビカルカラタの交配種
様々な交配種が生み出されていて、
グラシリスやカンパニュラータ、ローウィ、バイキング、ラフレシアなど無数にあります。
15000円前後の価格帯も多いので、
気になる交配種を探すのも楽しいかもしれないですね。
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ネペンテス・ビカルカラタを育ててみよう
ラジャやペルタタなど観賞度の高い種と同等の人気があるビカルカラタ。
その特徴的な牙は種の中でもかなり異質な存在で、
初めてみた時はかなり驚きました。
始めて栽培するという方にもオススメできる、栽培しやすい種です。
気になる方はぜひ育ててみてください。
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