ハイランド種の中でも人気なネペンテス・ハマタに近い、
ネペンテス・ニグラを紹介していきます。
ネペンテス・ニグラってどんな食虫植物?
近年までは牙の小さいハマタとして認知されていましたが、
2011年に一種として登録されました。
分類から生息場所などニグラの特徴を紹介します。
オススメ度 | ★★★★★ |
栽培しやすさ | ★★★ |
入手しやすさ | ? |
価格の手頃さ | ? |
見た目の良さ | ★★★★★ |
※見た目の良さは完全に主観です
分類
分類 | 被子植物 | angiosperms |
真正双子葉類 | eudicots | |
コア真正双子葉類 | core eudicots | |
目 | ナデシコ目 | Caryophyllales |
科 | ウツボカズラ科 | Nepenthesceae |
属 | ネペンテス属 | Nepenthes |
種 | ネペンテス・ハマタ | Nepenthes.nigra |
名前の由来
ラテン語で「黒い物質」を意味する「substantia nigra」を元に2011年に登録されました。
捕食袋の色味から取られました。
捕虫袋の大きさ
成長すると10cmから18cmほどのサイズになります。
ハイランド種の牙系ネペンテス(ウツボカズラ)の中では生長が早く、丈夫と言われています。
捕虫袋の特徴
捕虫袋は口の部分が細かくギザギザしていて、紫色から緑、赤など個体によって色に差があります。
ハマタとは近親種とされていて、
牙の大きさで判断されることが多いです。
毛がふさふさしていて柔らかいのが僕は気に入っています。
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ネペンテス・ニグラの生息域
参考程度ですが、ハマタの生息域の環境です。
最低 | 最高 | |
標高 | 1500m | 2700m |
日中の気温 | 19℃ | 28℃ |
夜間の気温 | 9℃ | 18℃ |
牙系御三家と比較すると標高が若干低いため、
冷房設備が整っていれば育てやすいです。
生息場所
スラウェシ島に生息している固有種です。
ネペンテス・ニグラの価格
新種として扱われるようになってから日が浅いこともあり、
ニグラとして販売されていることはほどんどありません。
ネペンテス・ニグラの相場
ハマタが子株だと1万円から3万円くらい、
3号以上のサイズは5万円から10万円くらいで購入できます。
ネペンテス・ニグラが購入できるお店
国内ではほぼ流通していません。
食虫植物専門店、もしくはYahooオークションに出ているハマタの中で、
牙が小さいものを探すのも手かもしれません。
ネペンテス・ニグラを育ててみよう
他のネペンテス(ウツボカズラ)にはないギザギザの歯と、
ふさふさした毛がたまらないニグラ。
牙のサイズ感はコンパクトですが、
ハマタとはまた違った雰囲気のニグラは魅力たっぷりですね。
購入機会があれば栽培に挑戦してみてください。
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