ネペンテス(ウツボカズラ)

【食虫植物ネペンテス(ウツボカズラ)】標高1500mから2800mまでに生息する、食虫植物マニアに人気のハイランド種、ハマタなど【計17種】

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【食虫植物ネペンテス(ウツボカズラ)】標高1500mから2800mまでに生息する、食虫植物マニアに人気のハイランド種、ハマタなど【計17種】

ネペンテス(ウツボカズラ)は150種以上!

この記事はこのような方にオススメ

  • ネペンテス(ウツボカズラ)にどんな種類があるのか知りたい
  • 特徴を知りたい
  • 高山系ネペンテス(ウツボカズラ)を育てたい
ネぺ吉
高山系ネペンテス(ウツボカズラ)の

種類を紹介するよ

最後まで読んでね~
ネペ花

ネペンテス(ウツボカズラ)は150種以上もいると言われており、様々な種が存在します。

その中でも鑑賞度が非常に高く、一部のマニアからは絶大な人気を誇る、高山系ネペンテス(ウツボカズラ)を紹介していきます。

高山系ネペンテス(ウツボカズラ)の生息域

ネペンテス(ウツボカズラ)は生息域が広大に分布している食虫植物です。

ネペンテス 生息分布図

その中でも高山系ネペンテス(ウツボカズラ)はハイランド種と呼ばれる高山性植物であり、

低地系のローランド種と比較すると栽培難易度は高いです。

ネぺ吉
ぼくはネペンテスの

アラータです

お腹出てるよ
ネペ花
ネぺ吉
そんなあ

ローランド種のネペンテス(ウツボカズラ)も魅力はたっぷりあるのですが、

ハイランド種は本当に個性派揃いで、

マニア心をくすぐる種ばかりなんです。

ハイランド種は入手が難しい?

栽培難易度MAX!?標高1700mから3500mまでに生息する超個性的なハイランド種、ロウリィなど

ローランド種はホームセンターやお花屋さんで販売されていますが、

ハイランド種のほとんどは食虫植物専門店やYahoo!オークションでしか手に入りません。

価格も非常に高いので、設備を整えてから入手する方がほとんどです。

まずはローランド種やローランド系交配種を育ててみてからの購入がオススメです。

今回は、標高1500mから2700mの高山系ネペンテス(ウツボカズラ)を紹介していきます。

個性的な種ばかり!?標高1500mから2700mに生息するハイランド種

超高山系のハイランド種はなかなか栽培が難しく、

日本ではあまり普及しておらず、

大きく生長できた栽培家は非常に少ないです。

その点、今回紹介するネペンテス(ウツボカズラ)は、

それなりの栽培設備さえ用意できれば、

どなたでも挑戦できる種ばかりです。

個性的な種ばかりなので、ぜひ気になる種があれば、

挑戦してみてください。

ネペンテス・ハマタ

牙系ネペンテス(ウツボカズラ)の中で、

最も栽培しやすいと言われているのがこのハマタです。

袋をたくさん付けてくれるので、

栽培で捕食袋の生長を楽しみたい方に人気です。

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【ネペンテス・ハマタ】人気の牙系ネペンテス(ウツボカズラ)、基本情報や特徴、適正温度など【ハイランド種】

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ネペンテス・ニグラ

ふさふさした毛と、細かい牙が特徴のスウェラシ島の固有種です。

以前はハマタとして認識されていましたが、

2011年に1種として認識されるようになりました。

ハマタの近親種なのもあり、色味はダーク系が多いです。

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【ネペンテス・ニグラ】細かいギザギザが特徴の牙系ネペンテス(ウツボカズラ)。基本情報や特徴、適正温度など【ハイランド種】

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ネペンテス・ラジャ

王冠のような大きな襟と、ぼってりしたフォルムの大型ハイランド種です。

袋のサイズは最大で40cmほどになり、

ネペンテス(ウツボカズラ)の中でもかなり大きい部類です。

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【ネペンテス・ラジャ】大きな赤い襟を持つ、王冠のようなネペンテス(ウツボカズラ)。基本情報や特徴、適正温度など【ハイランド種】

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ネペンテス・イネルミス

上部の捕食袋が非常に個性的な形を付ける、

人気のハイランド種です。

流通数は少ないですが、原種、交配種ともに販売されています。

黄緑色がとても綺麗ですよね。

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ネペンテス・ムルエンシス

ムル山に自生する小型のハイランド種です。

1964年に日本人植物学者によって発見されました。

日本ではほとんど流通していないレアな種です。

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【ネペンテス・ムルエンシス】赤紫色の袋が魅力的な小型のネペンテス(ウツボカズラ)。基本情報や特徴、適正温度など【ハイランド種】

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ネペンテス・フラバ

2007年に公表されたハイランド種で、

大きな襟と黄緑色、個性的なフォルムが印象的です。

流通数は少ないですが、入手は可能です。

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【ネペンテス・フラバ】大きな赤い襟と不思議なフォルムのネペンテス(ウツボカズラ)。基本情報や特徴、適正温度など【ハイランド種】

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ネペンテス・ジャクエリネアエ

最も独創的な捕虫袋をつけると言われている種。

ユニークなフォルムは一度見たら忘れられないのは僕だけでしょうか。

赤い色味もとても綺麗ですよね。

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【ネペンテス・ジャクエリネアエ】食虫植物の中で最も独創的なフォルムのネペンテス(ウツボカズラ)。基本情報や特徴、適正温度など【ハイランド種】

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ネペンテス・ジャンバン

「トイレ」の意味を持つ、人気のハイランド種です。

アッパーの捕虫袋を付けるために、日々奮闘している栽培マニアもいます。

交配種含めて、流通数はあまり多くはないですが、

探せば手に入れることができます。

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【ネペンテス・ジャンバン】2006年に発見され、トイレの名を付けられた人気のネペンテス(ウツボカズラ)。基本情報や特徴、適正温度など【ハイランド種】

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ネペンテス・スーマガヤ

ハイランド種には珍しく、

アラータやマキシマのような雰囲気に似ています。

口が赤みがかっています。

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ネペンテス・リングラータ

ダーク系のカラーが珍しい、大型のハイランド種です。

細身のフォルムに、ふたの下部に特徴的な枝が名前の由来になっています。

国内での流通数は少ないですが、購入することが可能です。

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【ネペンテス・リングラータ】ダーク系の色味がかっこいいネペンテス(ウツボカズラ)。基本情報や特徴、適正温度など【ハイランド種】

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ネペンテス・オバタ

卵の名を持つ、丸いフォルムと大きな襟が印象的なハイランド種。

ハイランド種らしい赤みがとても綺麗に出る種で、

国内では人気があります。

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ネペンテス・アルバ

アッパーが白っぽい捕虫袋を付けることから名付けられた、

白いハイランド種。

国内、海外含めてほとんど栽培されている方がいません。

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ネペンテス・マンタリンガヤネンシス

フィリピンのマンタリンガハン山の頂上付近に自生する種で、

丸いフォルムに細かい牙が特徴です。

ビローサにも少し雰囲気は似ていますが、

ふさふさした毛がほとんどないため、見分けはつきやすいです。

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ネペンテス・グラブラタ

カラフルな捕虫袋を付ける種です。

毛はほとんどなく、小型のサイズで、

上位袋と下位袋の色味が大きく異なります。

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ネペンテス・イズミエ

リングラータやシンガラナと近親種と言われていて、

個体によっては牙っぽいのもあります。

ダークカラー系の代表種です。

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ネペンテス・ロブカントレイ

トランカータに並ぶ、大型の種で、

最大40cmほどのサイズの袋を付けます。

大きな襟と鮮やかな色味はとても鑑賞度が高いです。

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【ネペンテス・ロブカントレイ】大きな襟を付けるハイランド最大級のネペンテス(ウツボカズラ)。基本情報や特徴、適正温度など【ハイランド種】

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ネペンテス・ナガ

大きな口のような見た目と、

ダークカラーがかっこいい種です。

インドネシアのドラゴンが現れたという地域で発見された、

珍しい逸話があります。

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【ネペンテス・ナガ】大きな襟を付けるドラゴンの名を持つネペンテス(ウツボカズラ)。基本情報や特徴、適正温度など【ハイランド種】

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高山系ネペンテス(ウツボカズラ)はどこで見れるの?

ハイランドネペンテス(ウツボカズラ)は鑑賞価値が非常に高い種ばかりですが、

栽培難易度が非常に高いことからも、

植物園などでもほとんど見ることができません。

SNSで見る

直に見ることは難しいですが、

InstagramやTwitterで探せば見れる種が多いです。

ですが、超高山系はほぼ育てている方がいないので、

現時点ではなかなか難しい場合もあります。

現地に行く

最も手軽(?)な方法としては、

現地に行くことです。笑

ボルネオ島とかスマトラ島とかにツアーでいつか僕も行きたいです。

自生地のハイランド種とか本当にどんな感じで育っているのか

めちゃくちゃ気になります。

高山系ネペンテス(ウツボカズラ)を育ててみよう

ひとえに食虫植物、ネペンテス(ウツボカズラ)と言っても

とても奥が深いですよね。

最初は1鉢だけだったのが、気づいたら、、、

僕も16鉢くらいになっていました。

ハイランド種は値段が高く、栽培が難しいので、

それも考慮してから購入してくださいね、

わたしたちのこと気になったら

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ネペ花
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  • この記事を書いた人

ネペ吉

ネペンテス(ウツボカズラ)にハマった食虫植物。 仕事はセレクトショップにて8年経験ののちWEB業界に転職した。 柴犬を飼って、自然に囲まれた場所で生活をすることが夢。

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