【ネペンテス・サンギネア(レッドアラタ)】ダークカラーの捕食袋がかっこいい。基本情報から育て方、オススメの栽培方法など【ローランド種】

ホームセンターではレッドアラタという名前で販売されている人気の種です。

アラタとは入っているため、ネペンテス・アラータと同種もしくは近親種だと思われがちですが、

全くの別種になります。

赤黒い捕食袋の見た目は少しハイランド種のような雰囲気もあって、とても魅力的なサンギネア。

そんなネペンテス・サンギネアの育て方やオススメの栽培方法などをご紹介していきます。

ネペンテス・サンギネアの基本情報

※見た目は完全な主観です

分類

サンギネアはレッドアラタや、ウツボカズラレッドのような名前で販売されていることが多い、赤みが強い種です。

ただし、原種で販売されていることは珍しく、上記の名前で販売されていても人工交配種の可能性があります。

生息場所

マレーシアやタイの低地から高地まで生息しています。

熱帯雨林のジャングルのような湿地帯に発見されることが多く、

生息分布はかなり広いです。

捕虫袋の特徴

アラータのように少しくびれのあるフォルムに、赤黒い捕食袋を付けます。

このような色味が出るのはハイランド種に多いので、ローランド系でこの見た目を育てられるのは嬉しい限りですね。

葉の特徴

あまり波は打たず葉を付けるのが特徴です。

サンギネアは葉の色味も赤黒っぽくなるので、アラータとは一目で見分けがつくはずです。

ネペンテス・サンギネアの育て方

参考程度ですが、サンギネアの自生地とそれを元に算出した理想の環境です。

生長は比較的早く、ぐんぐん葉をつけていきます。

栽培表の通り生息地の標高差があるため、適正な温度や湿度は個体の様子を見て育てていくのが良いです。

ネペンテス・サンギネアの栽培表

サンギネアは湿地帯に生息しているため、適度な水が必要ですが与えすぎるのも良くありません。

かといって乾燥にもあまり強くないため、適度な湿度と気温を保つのは結構難しいです。

日当たり

ネペンテス(ウツボカズラ)は日の当たる場所を好みますが、強すぎる日光はNGです。

遮光できるくらいの陽の光で十分に育ちます。

特に夏は直射日光と温度に注意しましょう。

水やり

乾燥にあまり強くないですが、頻繁に水をあげすぎるのも良くないと言われています。

気温の高い夏はでも１日一回程度の水やりをしてください。

冬は空中湿度が下がりすぎないように、葉水を適度に与えると良いです。

用土

水苔もしくは鹿沼土などの保水性が良いものがオススメです。

栽培環境によって相性はありますが、 水苔で育てれば間違いないでしょう。

オススメの栽培方法

サンギネアは暑さには比較的強いですが、暑すぎたり、湿度が高すぎるのも良くありません。

冬場は戸外で育てず室内に移し、保温器具でしっかり温めましょう。

省スペースでの栽培にはあまり向いておらず、少し大きめの鉢での栽培がオススメです。

ネペンテス・サンギネアの価格

ネペンテスの中では平均価格帯です。

夏・冬ともに管理にはそれなりの機材が必要なので、しっかり準備した上での購入をした方が、後で困りません。

ネペンテス・サンギネアの相場

小さいサイズは3000円から6000円ほどで販売されています。 

5号より大きくなると1万円を超えるものもあります。

ネペンテス・サンギネアが購入できるお店

ホームセンターでよく販売されています。

たまに園芸店やお花屋さんで売られていることはありますが、ネットでも販売されているので

お好みの入手方法で探してみてください。

ネペンテス・サンギネアを育ててみよう

ローランド種の中では珍しいダークカラーの捕食袋を付けるサンギネア。

栽培は少し難易度が高いと言われていますが、他の種にはない見た目は人気が高いようです。

 ぜひこの機会にサンギネアの栽培に挑戦してみてはどうでしょうか。