トバイカは低地から高地、
分布域も非常に広く、様々な亜種が存在します。
今回はそんなネペンテス・トバイカを紹介していきます。
ネペンテス・トバイカってどんな食虫植物?
分類から生息場所など
トバイカの特徴を紹介します。
オススメ度 | ★★★★★ |
栽培しやすさ | ★★★★ |
入手しやすさ | ★★★ |
価格の手頃さ | ★★★ |
見た目の良さ | ★★★★★ |
※見た目の良さは完全に主観です
分類
分類 | 被子植物 | angiosperms |
真正双子葉類 | eudicots | |
コア真正双子葉類 | core eudicots | |
目 | ナデシコ目 | Caryophyllales |
科 | ウツボカズラ科 | Nepenthesceae |
属 | ネペンテス属 | Nepenthes |
種 | ネペンテス・トバイカ | Nepenthes.tobaica |
1856年に発見・収集され、
古くから栽培されてきました。
名前の由来
スマトラ島のカルデラとして形成された、トバ湖周辺に生息していることが多いことから、
名づけられました。
捕虫袋の大きさ
最大で15cmから20cmほどで、
中型サイズの袋をつけます。
捕虫袋の特徴
くびれのある細いフォルムの袋を付けます。
色味は赤系や緑系などさまざまな種類がありますが、
斑点がほぼない赤系が多く流通しています。
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ネペンテス・トバイカの生息域
参考程度ですが、トバイカの生息域の環境です。
最低 | 最高 | |
標高 | 380m | 1800m |
日中の気温 | 23℃ | 33℃ |
夜間の気温 | 13℃ | 23℃ |
生息場所
スマトラ島固有種です。
生息域は幅広く、標高差のある環境でも繁栄しているため、
比較的順応性の高いネペンテス(ウツボカズラ)と言われています。
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ネペンテス・トバイカの価格
国内、海外問わずとても人気の種で、
栽培もしやすいです。
ただし、流通している原種の中に、
カーシアナとベントリコーサの人工交配をトバイカとして販売されていることがあるようなので、
注意が必要です。
ネペンテス・トバイカの相場
流通数はそれなりにあり
価格帯は5000円前後が多いです。
ネペンテス・トバイカが購入できるお店
ネットであれば、原種・交配種ともに、
購入することができます。
食虫植物の専門ショップで探すと見つかるはずです。
ネペンテス・トバイカの交配種
交配はあまり多くはないですが、
人工交配種のベントラータとの交配をよく見かけます。
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ネペンテス・トバイカを育ててみよう
お手頃な価格帯ということもあって、
初めてネペンテス(ウツボカズラ)を栽培したのがトバイカだった、
という方もいるのではないでしょうか。
環境に順応しやすく、初心者の方にもオススメできる種です。
気になる方はぜひ育ててみてください。
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