この記事はこのような方にオススメ
- コバエを撃退したい
- ネペンテス(ウツボカズラ)はコバエ対策になる?
- ネペンテス(ウツボカズラ)が少し気になってる
- 地球に優しいコバエ撃退方法を知りたい
ネペンテス(ウツボカズラ)は東南アジアなど熱帯地域に生息する食虫植物です。
不思議な見た目は一度見ると頭から離れない、という方も多いのではないでしょうか。
今回はネペンテス(ウツボカズラ)がコバエ対策になるのか、
そして、食虫植物で本気のコバエ対策
を紹介していきます。
初めてネペンテス(ウツボカズラ)を育ててみたいと考えている方や、
コバエを撃退したい方の参考になると幸いです。
ネペンテス(ウツボカズラ)はコバエ対策になる?
いきなり結論からですが、
コバエ対策にはなり得ます。
ただし、ごく少数しか撃退できないと思ってください。
戸外で栽培していて、たまに捕食袋の中を覗くと、
コバエなど小さな虫が入っています。
食虫植物は虫を食べなくても問題ない?
話の骨をいきなり折るようですが、
食虫植物は虫を食べて生長するわけではありません。
人間で言う、エナジードリンク的な感じで、
虫を食べずとも「光合成」と「水」で十分に大きく育ちます。
元々痩けた土壌に生息し独自に進化したのが食虫植物なのですが、
根から栄養を吸収できない代わりに葉の部分が進化し、
捕食器官となって虫を消化できるようになったのが食虫植物です。
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本気でコバエ対策をしたい
それでも本気でコバエ対策をしたい方もいると思います。
どこからともなくやってきて、家の中を飛び回っているのは本当に嫌ですよね。
食虫植物でコバエ対策は可能?
本気でコバエ対策のために購入、栽培している方がいるかはわかりませんが、
理論上は可能です。
コバエシートなどと違い、コバエも食虫植物の栄養になるわけですから、
ゴミが出ません。
SDGsですね。
サステナブルな食虫植物。
コバエ対策に向いている食虫植物は?
食虫植物といっても世界には800種類以上いる中で、
仮に本気でコバエ対策をしたい、
となったら向いているのはどの種類だと思いますか?
①ネペンテス(ウツボカズラ)
②ディオネア(ハエトリグサ)
③サラセニア(ヘイシソウ)
④ドロセラ(モウセンゴケ)
本気でコバエ対策をしたい場合の理想の条件は、
1.数を多く捕獲できること
2.栽培難易度が低いこと
3.捕食率が高いこと
順に見ていきましょう。
1.数を多く捕獲できること
コバエは年に数匹しか発生しないですか?
それならば数は関係ないかもしれませんが、
大半の「コバエ対策ガチ勢」の方々は
どれくらいの数を捕獲できるか、
ここが最重要だといっても過言ではないでしょう。
となると、一つの捕食葉で多くても3、4回しか捕食することができない、
②ディオネア(ハエトリグサ)
は多くのコバエを捕獲できるとは言えません。
2.栽培難易度が低いこと
続いて、栽培難易度の低さを挙げました。
コバエ対策で購入したのに、栽培が大変、
なんなら枯れた、となっては
サステナブルな食虫植物の実現にはなりません。
コバエ捕まえるよりも、栽培にお金がかかるじゃん、
と言うのは元も子もないですよね。
この中で栽培に特に気を使う
①ネペンテス(ウツボカズラ)
はコバエガチ対策には向いていないでしょう。
3.捕食率が高いこと
大抵の食虫植物は虫を誘うために、
あまいミツを出したり、匂いで誘います。
想像して見てください。
無数に飛んでいるコバエを、
・落として捕獲
もしくは
・くっつけて捕獲
どちらが可能性高いでしょうか。
コバエシートが粘着性のものを使われていることもあり、
やはり粘着系の捕食の方が捕獲率、強いては
捕食率が高いと言えるのではないでしょうか。
ネペ吉のブログがオススメするコバエ対策
はい。
これで結論が出ました。
当ブログが導き出した、最強のコバエ対策食虫植物は、、、
④ドロセラ(モウセンゴケ)
です。(拍手)
この記事を見てくださった「コバエ対策ガチ勢」の方、
ぜひドロセラ(モウセンゴケ)をコバエが飛び回っている空間で
栽培してみてください。
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