モウセンゴケ(ドロセラ)は200種以上の食虫植物!
この記事はこのような方にオススメ
- モウセンゴケ(ドロセラ)にどんな種類があるのか知りたい
- 特徴を知りたい
- 熱帯性の種を知りたい
モウセンゴケ(ドロセラ)はその特徴的な見た目と育てやすさから、特に人気のある食虫植物といえます。
世界に200種以上いる食虫植物なのはご存じですか?
生息域もほかの食虫植物と比較すると広域で、北半球から南半球までの高山、寒地、湿地に生息しています。
「寒地性」「温帯性」「熱帯性」の3つに分類されるモウセンゴケ(ドロセラ)の中で、
比較的栽培しやすい「熱帯性」食虫植物のモウセンゴケ(ドロセラ)を南半球のオーストラリアなどオセアニアに絞って紹介します。
ここで紹介している種を知れば、あなたも明日からモウセンゴケ(ドロセラ)マニアになれます。
食虫植物の中でも栽培しやすい?
ひとえに食虫植物といっても数多くの種が世界中に生息しています。
食虫植物の共通点として枯渇した土壌で独自に進化してきているのですが、
例えばネペンテス(ウツボカズラ)は東南アジアの熱帯地域、
サラセニア(ヘイシソウ)はアメリカ南部や東部、
セファロタス(フクロユキノシタ)はオーストラリアの限られた地域のみに生息している、
など環境は様々です。
栽培する上で最も大事なのが生息している種の環境にいかに近づけられるか
というのがポイントになるのですが、
熱帯性モウセンゴケ(ドロセラ)は主に北オーストラリアに分布しています。
北オーストラリアは赤道に少し近いので、夏は暑く、冬も比較的気温が高いです。
そのため、温度管理器具や栽培ケースは必要になりますが、
熱帯性モウセンゴケ(ドロセラ)ならではの見た目や独特な雰囲気が楽しめます。
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サボテンみたい?熱帯性モウセンゴケ(ドロセラ)
200種以上が確認されているモウセンゴケ(ドロセラ)ですが、
同じ種だとしても見た目は本当に様々です。
「温帯性」は多種多様で、ロツンデフォリアやスパスラタのような小型種から、
カペンシスやビナータのような大型種もいます。
「寒地性」は高山に生息しているため、小型で独自の進化を遂げた種が多いです。
「熱帯性」のモウセンゴケ(ドロセラ)はどうなのかというと、
他の地域と比べて気温が高いため、少しサボテンのような少し乾燥気味の葉で、
トゲトゲした印象の種が多いです。
寒さに耐えるよりも暑さに耐えるような形状に進化していったということですね。
ここでは南半球に生息している「熱帯性モウセンゴケ(ドロセラ)」を紹介していきます。
色々な種類を知り、好みの種を探すのも楽しいですよ。
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ドロセラ・ペティオラリス
オーストラリアからニューギニアまで南半球では、
最も広域に生息していると言われています。
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ドロセラ・パラドクサ
熱帯性の中ではかなり大きく、
最大で30cmほどになります。
赤茶な色味も他のドロセラ(コモウセンゴケ)とは違った雰囲気です。
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ドロセラ・オルデンシス
白い産毛のような毛で覆われた見た目が、
まるでサボテンのようです。
栽培はかなり難しいと言われています。
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ドロセラ・ファルコネリー
遺伝的にハエトリグサに近く、
共通している部分が多くあるようです。
そのため、研究にもよく用いられています。
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ドロセラ・フラバ
小型種に分類され、
大きくても2cmほどの可愛いサイズです。
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ドロセラ・ラナータ
オルデンシスと見た目が似ていて、
トゲトゲした葉の先に捕虫葉を付けます。
捕虫葉は1cmほどです。
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ドロセラ・ディラタトペティオラリス
ドロセラ・ディラタトペティオラリスは大きくなる種で、
最大30cmほどになります。
先端に丸い捕虫葉を付けるのも特徴です。
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ドロセラ・ハミルトニー
小型で人気の種です。
少し赤みのある葉を付け、
熱帯性では珍しく、捕虫葉が大半を占めます。
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ドロセラ・プロリフェラ
ロゼッタ状に広がり、
独特な見た目が多い食虫植物の中では、
毒味?のない、可愛らしい丸っこい葉を付けます。
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ドロセラ・ブルーメンシス
緑の色味が強い種で、
熱帯性モウセンゴケ(ドロセラ)の中でも特に人気の種です。
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モウセンゴケ(ドロセラ)をもっと知りたい?おすすめスポット
育てる前に実物を見てみたい、興味はあるけど育てるまではいかない、という方にはモウセンゴケ(ドロセラ)を直接見に行ってみてはどうでしょうか。
僕は10年程前から食虫植物を育ててみたいという気持ちがあったのですが、なかなか、いざ購入し育てる、というところまでには時間がかかりました。
ここでは食虫植物が数多く見られる植物園を紹介します。
既に育てている方なら尚更楽しいと思います。
東京、新宿御苑
世界一、人口密度の高い(?)新宿にある「新宿御苑の大温室」です。
新宿御苑自体が大きな公園になっているので、大温室以外にも原っぱでピクニックしたり、近場の飲食店に寄ったりもでき、一日中楽しめるのも良いです。
東京、夢の島
新木場にある「夢の島熱帯植物館」です。
ここは「食虫植物コーナー」が併設されていて、数多くの食虫植物を見ることができます。
都内では最も種類が豊富なのではないでしょうか?
大阪、 咲くやこの花館
関西きっての食虫植物を取り扱う「咲くやこの花館」では常設展でも十分に多種多様な食虫植物を見ることができます。
ここの特徴は亜熱帯と高山帯、どちらの食虫植物も見れることではないでしょうか。
食虫植物の聖地?兵庫フラワーセンター
日本国内で食虫植物好きに最も有名な植物園といえばここでしょう。
「食虫植物の聖地」と言われるくらい数多くの食虫植物が栽培されており、「食虫の神」と呼ばれる栽培のスペシャリストが在籍しています。
まだ僕は行ったことがないのですが、兵庫に足を運んだら必ず行きたい植物園です。
モウセンゴケ(ドロセラ)を育ててみよう
ひとえにモウセンゴケ(ドロセラ)といっても、さまざまな見た目があります。
最初は1鉢だけだったけど気づいたら、、という栽培家の方も珍しくありません。
もしこの中でも気になった種がいたら、実店舗やネットで探してみるのはいかがでしょうか。
一度その魅力に気付くと、きっとハマりますよ。
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