ボルネオ島のほぼ全域に生息するテンタクラータは、
古くから栽培されてきた種です。
今回はそんなネペンテス・テンタクラータを紹介していきます。
ネペンテス・テンタクラータってどんな食虫植物?
分類から生息場所など
テンタクラータの特徴を紹介します。
オススメ度 | ★★★ |
栽培しやすさ | ★★★★ |
入手しやすさ | ★★★ |
価格の手頃さ | ★★ |
見た目の良さ | ★★★★ |
※見た目の良さは完全に主観です
分類
分類 | 被子植物 | angiosperms |
真正双子葉類 | eudicots | |
コア真正双子葉類 | core eudicots | |
目 | ナデシコ目 | Caryophyllales |
科 | ウツボカズラ科 | Nepenthesceae |
属 | ネペンテス属 | Nepenthes |
種 | ネペンテス・テンタクラータ | Nepenthes.tentaculata |
今から150年以上前の1853年には発見され、
1873年に公表されました。
名前の由来
ラテン語で「触手」を意味する「tentacula」から
名付けられました。
捕虫袋の大きさ
あまり大きくなることはなく、
最大で15cmほどと言われています。
捕虫袋の特徴
卵型のようなフォルムの袋を付けます。
広範囲に生息していることから個体差がかなりあり、
赤系やダーク系などさまざまです。
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ネペンテス・テンタクラータの生息域
参考程度ですが、テンタクラータの生息域の環境です。
最低 | 最高 | |
標高 | 400m | 2550m |
日中の気温 | 19℃ | 33℃ |
夜間の気温 | 9℃ | 23℃ |
生息場所
ボルネオ島、スウェラシ島に生息していて、
山腹から比較的標高の高いところまで、
標高差のある環境で広域に生息しています。
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ネペンテス・テンタクラータの価格
国内、海外問わずとても人気の種で、
栽培もしやすいです。
ネペンテス・テンタクラータの相場
原種は流通数が少ないため、
価格帯が15000円ほどで少し高価です。
ネペンテス・テンタクラータが購入できるお店
ネットであれば、原種・交配種ともに、
購入することができます。
食虫植物の専門ショップで探すと見つかるはずです。
ネペンテス・テンタクラータの交配種
原種の方が多いですが、
ベントリコーサなどの交配種をいくつか見たことがあります。
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ネペンテス・テンタクラータを育ててみよう
価格は少し高価ですが、
環境に順応しやすく、初心者の方にもオススメできる種です。
ただ、ほかのネペンテス(ウツボカズラ)と異なり、
葉っぱがねばねばするようです。
気になる方はぜひ育ててみてください。
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