リングラータやシンガラナと近親種と言われていて、
個体によっては牙っぽいのもあります。
ダークカラー系の代表種とも言える、ネペンテス・イズミエを紹介していきます。
ネペンテス・イズミエってどんな食虫植物?
ハイランド種の中では
比較的栽培しやすいと言われているイズミエ。
分類から生息場所などイズミエの特徴を紹介します。
オススメ度 | ★★★★★ |
栽培しやすさ | ★★★ |
入手しやすさ | ★★ |
価格の手頃さ | ★★★ |
見た目の良さ | ★★★★★ |
※見た目の良さは完全に主観です
分類
分類 | 被子植物 | angiosperms |
真正双子葉類 | eudicots | |
コア真正双子葉類 | core eudicots | |
目 | ナデシコ目 | Caryophyllales |
科 | ウツボカズラ科 | Nepenthesceae |
属 | ネペンテス属 | Nepenthes |
種 | ネペンテス・イズミエ | Nepenthes.izumiae |
イズミエと発表されたのは
2001年になります。
名前の由来
発見者のTroy Davis氏の妻である、
Izumi Davisにちなんで名付けられました。
捕虫袋の大きさ
サイズは最大で28cmほどで
ハイランドの中では大型サイズです。
捕虫袋の特徴
イズミエの色味はダーク系ネペンテス(ウツボカズラ)特有の、
赤紫からブラックグレーの捕食袋を付けます。
個体差があり、シンガラナやリングラータのように大きな襟を付ける個体もあるようです。
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ネペンテス・イズミエの生息域
参考程度ですが、イズミエの生息域の環境です。
最低 | 最高 | |
標高 | 1700m | 1900m |
日中の気温 | 23℃ | 27℃ |
夜間の気温 | 13℃ | 17℃ |
生長に時間がかかりますが、
高山に生息している種の中では生長しやすい種です。
生息場所
スマトラ島固有種で、
標高の高い所で発見されることが多いです。
ネペンテス・イズミエの価格
ネペンテス(ウツボカズラ)の中ではそこまで高価でなく、
挑戦しやすい種です。
ネペンテス・イズミエの相場
流通数は少ないですが、
子株であれば5000円から10000円くらいで購入できます。
ネペンテス・イズミエが購入できるお店
国内でもネットで購入できることがあります。
流通数は少ないので、見つけたら即購入をオススメします。
ネペンテス・イズミエの交配種
少ないですが交配種も作られていて、
価格は子株で5000円から10000円くらいです。
ネペンテス・イズミエを育ててみよう
高山系のネペンテス(ウツボカズラ)はどれも個性的な種ばかりですが、
ダーク系の色味と、近親種のリングラータなどと比較すると栽培しやすいのは魅力的です。
ぜひ機会があれば育ててみてください。
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