ネペンテス(ウツボカズラ)

【ネペンテス・エルコイデス】フィリピンのディナガット島固有ネペンテス(ウツボカズラ)。基本情報や特徴、適正温度など【ローランド種】

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【ネペンテス・エルコイデス】フィリピンのディナガット島固有ネペンテス(ウツボカズラ)。基本情報や特徴、適正温度など【ローランド種】

丸みのある袋が特徴的なエルコイデス。

フィリピンのディナガット島固有種で、極端な超苦鉄質に生息しています。

今回はそんなネペンテス・エルコイデスを紹介していきます。

ネペンテス・エルコイデスってどんな食虫植物?

分類から生息場所など

エルコイデスの特徴を紹介します。

オススメ度 ★★★★
栽培しやすさ
入手しやすさ
価格の手頃さ
見た目の良さ ★★★★

※見た目の良さは完全に主観です

分類

分類 被子植物 angiosperms
真正双子葉類 eudicots
コア真正双子葉類 core eudicots
ナデシコ目 Caryophyllales
ウツボカズラ科 Nepenthesceae
ネペンテス属 Nepenthes
ネペンテス・エルコイデス Nepenthes.erucoides

名前の由来

ラテン語で毛虫を意味する「eruca」と、

ギリシャ語の似ているという意味の「oides」から名付けられました。

新芽が毛虫のようにふさふさした毛で覆われます。

捕虫袋の大きさ

最大サイズは不明ですが、

小型〜中型に分類されます。

捕虫袋の特徴

下位袋、上位袋ともに丸みのあるフォルムで、

袋はピンクから黄緑色まで様々で、

襟に赤いラインが入ることもあります。

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ネペンテス・エルコイデスの生息域

参考程度ですが、エルコイデスの生息域の環境です。

  最低 最高
標高 800m 929m
日中の気温 27℃ 31℃
夜間の気温 17℃ 21℃

生息場所

フィリピンのディナガット島では最も高いレドンド山にのみ生息しています。

このレドンド山のエルコイデスが生息している土壌は、

超苦鉄質と呼ばれるニッケル鉱石とクロマイト系の粘土層になっています。

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ネペンテス・エルコイデスの価格

流通数は少なく、

国内での販売価格はかなり高価です。

ネペンテス・エルコイデスの相場

原種は子株でも20000円前後、

少し大きなサイズだと150000円以上します。

ネペンテス・エルコイデスが購入できるお店

ネットであれば、原種を購入することができます。

食虫植物の専門ショップで探すのが良いです。

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ネペンテス・エルコイデスを育ててみよう

遺伝的にネペンテス・マンタリンガヤネンシスに類似点が多いと言われているエルコイデスですが、

まだまだわかっていないことが多い種です。

超苦鉄質を好むため、栽培は難しいですが、

あまり高さを出さないため小スペースでも育てやすいという点もあります。

気になる方はぜひ育ててみてください。

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  • この記事を書いた人

ネペ吉

ネペンテス(ウツボカズラ)にハマった食虫植物。 仕事はセレクトショップにて8年経験ののちWEB業界に転職した。 柴犬を飼って、自然に囲まれた場所で生活をすることが夢。

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