長いツルと特徴的な葉をつけるロンギフォリア。
木登りを得意としているため、大きな温室で育てることができれば、
特別な空間を作れます。
今回はそんなネペンテス・ロンギフォリアを紹介していきます。
ネペンテス・ロンギフォリアってどんな食虫植物?
分類から生息場所など
ロンギフォリアの特徴を紹介します。
オススメ度 | ★★★★ |
栽培しやすさ | ★★★★ |
入手しやすさ | ★★ |
価格の手頃さ | ★★ |
見た目の良さ | ★★★★ |
※見た目の良さは完全に主観です
分類
分類 | 被子植物 | angiosperms |
真正双子葉類 | eudicots | |
コア真正双子葉類 | core eudicots | |
目 | ナデシコ目 | Caryophyllales |
科 | ウツボカズラ科 | Nepenthesceae |
属 | ネペンテス属 | Nepenthes |
種 | ネペンテス・ロンギフォリア | Nepenthes.longifolia |
1957年に最初に発見され、
1994年に正式に一種として認定されました。
名前の由来
ラテン語の「長い」を意味する「longus」と、
「葉」を意味する「folius」から名付けられました。
捕虫袋の大きさ
最大20cmほどで、
中型サイズの袋を付けます。
捕虫袋の特徴
下位袋はあまり生成されず、非常に長いツルから袋を付けます。
細い卵型のような、少し丸みのあるフォルムでくびれはありません。
色味は赤茶系が多く、上位袋は一転してシャープな袋になります。
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ネペンテス・ロンギフォリアの生息域
参考程度ですが、ロンギフォリアの生息域の環境です。
最低 | 最高 | |
標高 | 0m | 1300m |
日中の気温 | 26℃ | 35℃ |
夜間の気温 | 16℃ | 25℃ |
生息場所
スマトラ島の低地から山腹に生息しています。
木登りを得意としていて、
最大12mの長さに達することがあります。
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ネペンテス・ロンギフォリアの価格
海外では人気の種で、
栽培初心者の方にもオススメですが
国内の流通数は少ないです。
ネペンテス・ロンギフォリアの相場
原種は比較的高価で、
子株であれば価格10000円前後くらいします。
ネペンテス・ロンギフォリアが購入できるお店
ネットであれば、原種を購入することができます。
食虫植物の専門ショップで探すのが良いです。
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ネペンテス・ロンギフォリアを育ててみよう
下位袋は袋を中々付けないようですが、長いツルから生まれる袋が、
とてもユニークなロンギフォリア。
スタンダードな種類をすでに栽培している方にも、
始めて栽培するという方にもオススメできる種です。
気になる方はぜひ育ててみてください。
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