フィリピンのネペンテス(ウツボカズラ)の代表種とも言える
名前の付いたフィリピネンシス。
世界的に広く栽培されてきました。
今回はそんなネペンテス・フィリピネンシスを紹介していきます。
ネペンテス・フィリピネンシスってどんな食虫植物?
分類から生息場所など
フィリピネンシスの特徴を紹介します。
オススメ度 | ★★★★ |
栽培しやすさ | ★★★★ |
入手しやすさ | ★★★ |
価格の手頃さ | ★★★★ |
見た目の良さ | ★★★ |
※見た目の良さは完全に主観です
分類
分類 | 被子植物 | angiosperms |
真正双子葉類 | eudicots | |
コア真正双子葉類 | core eudicots | |
目 | ナデシコ目 | Caryophyllales |
科 | ウツボカズラ科 | Nepenthesceae |
属 | ネペンテス属 | Nepenthes |
種 | ネペンテス・フィリピネンシス | Nepenthes.philippinensis |
1908年に発見され、
古くから栽培されてきました。
1998年に発見されたウィルキエイはのちにフィリピネンシスと同種と分かり、
フィリピネンシスとして広まっています。
名前の由来
フィリピンのネペンテス(ウツボカズラ)として、
名付けられました。
捕虫袋の大きさ
最大サイズは不明ですが、
中型の袋を付けます。
捕虫袋の特徴
生息域が幅広いことから、地域差・個体差がかなりあるようですが、
サンギネアのように赤みがあるタイプもいれば、ベントリコーサやアラータのように黄緑っぽいのも存在します、
袋のフォルムは総じて細身があり、くびれが入ります。
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ネペンテス・フィリピネンシスの生息域
参考程度ですが、フィリピネンシスの生息域の環境です。
最低 | 最高 | |
標高 | 0m | 600m |
日中の気温 | 29℃ | 35℃ |
夜間の気温 | 19℃ | 25℃ |
生息場所
生息域は広く、フィリピンのパラワン島とその近隣の諸島で
発見されています。
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ネペンテス・フィリピネンシスの価格
国内、海外問わず人気の種で、
栽培初心者の方にもオススメです。
ネペンテス・フィリピネンシスの相場
原種は3000円から5000円ほどで、
購入ができます。
ネペンテス・フィリピネンシスが購入できるお店
ネットであれば、原種を購入することができます。
食虫植物の専門ショップで探すのが良いです。
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ネペンテス・フィリピネンシスを育ててみよう
アラータやベントリコーサなどと比較すると若干知名度は劣りますが、
育てやすいスタンダードな種として広く栽培されているフィリピネンシス。
始めて栽培するという方にもオススメできる種です。
気になる方はぜひ育ててみてください。
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