とても長く茎を伸ばすことで有名なロンビカウリスですが、
近年は日本でも流通するようになってきました。
今回はネペンテス・ロンビカウリスを紹介していきます。
ネペンテス・ロンビカウリスってどんな食虫植物?
ミドル〜ハイランド種の中では
比較的栽培しやすいと言われているロンビカウリス。
分類から生息場所などロンビカウリスの特徴を紹介します。
オススメ度 | ★★★★★ |
栽培しやすさ | ★★★ |
入手しやすさ | ★ |
価格の手頃さ | ★★ |
見た目の良さ | ★★★ |
※見た目の良さは完全に主観です
分類
分類 | 被子植物 | angiosperms |
真正双子葉類 | eudicots | |
コア真正双子葉類 | core eudicots | |
目 | ナデシコ目 | Caryophyllales |
科 | ウツボカズラ科 | Nepenthesceae |
属 | ネペンテス属 | Nepenthes |
種 | ネペンテス・ロンビカウリス | Nepenthes.rhombicaulis |
ロンビカウリスは1972年に発見されたと言われています。
その後、他の種と混同されていましたが、
1993年に一種として認識され、発表されました。
名前の由来
ラテン語で「ひし形」を意味するrhombicusと、
「茎」を意味するcaulisから組み合わせて名付けられました。
捕虫袋の大きさ
サイズは最大で12cmほどで
ミドル〜ハイランドの中では小型〜中型サイズです。
捕虫袋の特徴
ロンビカウリスのグリーン系と、赤味が混ざった色で、
個体によってはシブヤネンシスのようなピンクっぽくなる場合もあります。
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ネペンテス・ロンビカウリスの生息域
参考程度ですが、ロンビカウリスの生息域の環境です。
最低 | 最高 | |
標高 | 1600m | 2000m |
日中の気温 | 22℃ | 27℃ |
夜間の気温 | 12℃ | 17℃ |
生長に時間がかかりますが、
高山に生息している種の中では生長しやすい種です。
生息場所
スマトラ島固有種で、
標高の高い所で発見されることが多いです。
ネペンテス・ロンビカウリスの価格
ネペンテス(ウツボカズラ)の中では流通数が少ないことからも、
それなりの価格帯です。
ネペンテス・ロンビカウリスの相場
流通数は少ないですが、
子株であれば10000円から15000円くらいで購入できます。
ネペンテス・ロンビカウリスが購入できるお店
国内でもネットで購入できることがあります。
流通数は少ないので、見つけたら即購入をオススメします。
ネペンテス・ロンビカウリスを育ててみよう
ネペンテス(ウツボカズラ)はどれも個性的な種ばかりですが、
ロンビカウリスは茎が最長で35mほどまで登頂すると言われています。
ぜひ機会があれば育ててみてください。
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