【ネペンテス・ディスティラトリア】1677年に発見され、2番目に命名された歴史を持つスリランカ固有のネペンテス(ウツボカズラ)。基本情報や特徴、適正温度など【ローランド種】

植物の歴史から見てもとても貴重な存在のディスティラトリア。

ネペンテス(ウツボカズラ)の中で２番目に命名された歴史があります。

今回はそんなネペンテス・ディスティラトリアを紹介していきます。

ネペンテス・ディスティラトリアってどんな食虫植物？

分類から生息場所など

ディスティラトリアの特徴を紹介します。

※見た目の良さは完全に主観です

分類

1677年に発見され、

ネペンテス(ウツボカズラ)ではマダガスカルエンシスに次いで、

2番目に学名の付けらた歴史のある種です。

名前の由来

ラテン語の「destillo」の「蒸留する」という言葉から、

「奇跡の蒸留植物」という意味で、

スウェーデンの医師で博物学者のヘルマン・ニクラス・グリム氏によって、

名付けられました。

捕虫袋の大きさ

最大サイズは15cmほどで、

中型サイズに分類されます。

捕虫袋の特徴

細長く、少しくびれのあるフォルムで、

葉脈が血管のように目立ち、茶褐色の色を付けます。

ネペンテス・ディスティラトリアの生息域

参考程度ですが、ディスティラトリアの生息域の環境です。

生息場所

スリランカの固有種で、低地から山腹に生息しています。

水気の多いエリアで発見されることが多いことから、

多量の湿度を好みます。

ネペンテス・ディスティラトリアの価格

国内、海外問わずほとんど流通していません。

ネペンテス・ディスティラトリアの相場

原種の価格は不明です。

ネペンテス・ディスティラトリアが購入できるお店

ネットでも恐らく購入するのは難しいです。

ネペンテス・ディスティラトリアを育ててみたい

古くから発見されたディスティラトリアですが、

入手は困難なようです。

スリランカの固有種だからなのか、

高湿度を好み特異な栽培環境でなければ育てられないのか、

普及していない理由は定かではありません。

気になる方はぜひ探してみてください。