茎には産毛のような細かい毛を持つヒスピダ。
そこから剛毛という名前を付けられましたが、
長年は一種として認識されていませんでした。
今回はそんなネペンテス・ヒスピダを紹介していきます。
ネペンテス・ヒスピダってどんな食虫植物?
分類から生息場所など
ヒスピダの特徴を紹介します。
オススメ度 | ★★★★★ |
栽培しやすさ | ★★★ |
入手しやすさ | ★ |
価格の手頃さ | ? |
見た目の良さ | ★★★★ |
※見た目の良さは完全に主観です
分類
分類 | 被子植物 | angiosperms |
真正双子葉類 | eudicots | |
コア真正双子葉類 | core eudicots | |
目 | ナデシコ目 | Caryophyllales |
科 | ウツボカズラ科 | Nepenthesceae |
属 | ネペンテス属 | Nepenthes |
種 | ネペンテス・ヒスピダ | Nepenthes.hispida |
1928年に発見されましたが、
当時はヒルスタとして認識されていたようです。
1997年になり、ヒスピダを一種として区分されるようになりました。
名前の由来
ラテン語で剛毛を意味する「hispidus」から
名付けられました。
紫っぽいグレーの細かい毛が茎を覆っています。
どんな感じなのか触ってみたいです。
捕虫袋の大きさ
最大サイズは15cmほどになり、
小型〜中型サイズに分類されます。
捕虫袋の特徴
下位袋はくびれがあまりなくスタンダードなフォルムで、
色味は黄緑系からグレーっぽく見える色まで、
個体差があります。
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ネペンテス・ヒスピダの生息域
参考程度ですが、ヒスピダの生息域の環境です。
最低 | 最高 | |
標高 | 100m | 800m |
日中の気温 | 28℃ | 35℃ |
夜間の気温 | 18℃ | 25℃ |
生息場所
スンダランドヒースの森として知られる、
インドネシア、ブルネイ、マレーシアのあるボルネオ島と、
インドネシアのブリトゥン島、バンカ島に見られる熱帯湿潤森林に生息しています。
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ネペンテス・ヒスピダの価格
海外では人気の種ですが、
国内ではあまり普及していないようです。
ネペンテス・ヒスピダの相場
国内の相場は不明です。
ネペンテス・ヒスピダが購入できるお店
国内での購入は難しそうです。
個人輸入などであれば手に入れられるかもしれません。
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ネペンテス・ヒスピダを育ててみたい
SNSなどでは海外で栽培されている方はそれなりにいるため、
頑張れば入手できる種ではあると思います。
気になる方はぜひ育ててみてください。
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