楕円形のフォルムと赤紫の色味が特徴的なマプルエンシス。
観賞度の高さから、世界的にとても人気のある種です。
今回はそんなネペンテス・マプルエンシスを紹介していきます。
ネペンテス・マプルエンシスってどんな食虫植物?
分類から生息場所など
マプルエンシスの特徴を紹介します。
オススメ度 | ★★★★ |
栽培しやすさ | ★★★★ |
入手しやすさ | ★★ |
価格の手頃さ | ★★ |
見た目の良さ | ★★★★ |
※見た目の良さは完全に主観です
分類
分類 | 被子植物 | angiosperms |
真正双子葉類 | eudicots | |
コア真正双子葉類 | core eudicots | |
目 | ナデシコ目 | Caryophyllales |
科 | ウツボカズラ科 | Nepenthesceae |
属 | ネペンテス属 | Nepenthes |
種 | ネペンテス・マプルエンシス | Nepenthes.mapuliensis |
1957年に発見され、
1990年になって正式に一種として公表、記載されました。
名前の由来
インドネシアにある、石灰岩でできたイラス・マプル山で発見され、
マプルの名前が付けられました。
捕虫袋の大きさ
最大サイズは20cmほどになり、
中型サイズに分類されます。
捕虫袋の特徴
楕円形のフォルムが形成され、
少し幅のある襟と、赤紫から紫色を付けるのが特徴です。
上位袋は水差しのような口が大きく、徐々に窄まっていきます。
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ネペンテス・マプルエンシスの生息域
参考程度ですが、マプルエンシスの生息域の環境です。
最低 | 最高 | |
標高 | 700m | 800m |
日中の気温 | 28℃ | 32℃ |
夜間の気温 | 18℃ | 22℃ |
生息場所
生息域は限定的でインドネシアのボルネオ島にのみ生息しています。
発見されたイラス・マプル山は標高800mの山で、
山頂付近で見つかることが多いようです。
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ネペンテス・マプルエンシスの価格
流通数は少ないですが、
国内でも入手することができます・
ネペンテス・マプルエンシスの相場
原種は子株で10000円から20000円ほど、
少し大きなサイズだと50000円以上します。
ネペンテス・マプルエンシスが購入できるお店
ネットであれば、原種を購入することができます。
食虫植物の専門ショップで探すのが良いです。
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ネペンテス・マプルエンシスを育ててみよう
見た目はマキシマに似ているような気がしているのですが、
遺伝的にノーシアナに近いようで、始めて栽培するという方にもオススメできる種です。
気になる方はぜひ育ててみてください。
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